みなさま、ごきげんよう。

このブログにお立ち寄り下さり、ありがとうございます。


今回は、
ブロードウェイ・ミュージカル・ベスト30
を紹介したいと思います。


1位 日曜日に公園でジョージと



1984年初演

作曲・作詞 スティーブン・ソンドハイム

脚本・演出 ジェームズ・ラパイン

出演
マンディ・パティンキンバーナデット・ピータース


おすすめの楽曲
Move on (バーナデット・ピータース&マンディ・パティンキン)」
Sunday in the park with George (バーナデット・ピータース)」
Sunday (全員)」
Puttiug it together (マンディ・パティンキン)」


Awards
ピューリッツァー賞受賞
トニー賞10ノミネート、2部門受賞


作曲・作詞は、曲が世界一難しいと言われる天才スティーブン・ソンドハイムさんです。

絵画をテーマにした作品で、
ソンドハイム作品の中でも、曲もストーリーも特に難解です。

19世紀のパリを舞台にしたジョルジュ・スーラの物語と、
現代のニューヨークを舞台にした若手画家の物語を交差させ、

芸術とは何かという抽象的なテーマを描き出しています。

特にラストの芸術的な演出は、圧巻です。

個人的に、ブロードウェイの歴史上、最も素晴らしいミュージカルだと思っています。


2位 リトル・ナイト・ミュージック



1973年初演

作曲・作詞 スティーブン・ソンドハイム

演出 ハロルド・プリンス

出演
グリニス・ジョンズ
レン・キャリオウハーミオン・ジンゴールド


おすすめの楽曲
Send in the clowns (グリニス・ジョンズ)」


Awards
トニー賞12ノミネート
作品賞音楽賞(スティーブン・ソンドハイム)主演女優賞(グリニス・ジョンズ)他、6部門受賞


作曲・作詞は、曲が世界一難しいと言われる天才スティーブン・ソンドハイムさんです。

20世紀初頭のスウェーデンを舞台に、上流階級の男女の恋の駆け引きを描いたコメディです。

主演は「メリーポピンズ」などで知られるグリニス・ジョンズさんで、

不朽の名曲として知られる「Send in the clowns(道化師を呼んで)」は、
グリニス・ジョンズさんが歌うことを前提として作られた楽曲です。

ちなみに、タイトルの「リトル・ナイト・ミュージック」は、
アイネ・クライネ・ナハトムジーク」の英訳です。


3位 ラヴ・ネヴァー・ダイズ~オペラ座の怪人 2



2010年初演

作曲 アンドリュー・ロイド・ウェバー


おすすめの楽曲
Till I hear you sing
Once upon another time
Look with your heart
Love never dies


伝説のミュージカル「オペラ座の怪人」の
24年ぶりの続編です。

作曲は「オペラ座の怪人」と同じ、アンドリュー・ロイド・ウェバーさんです。

ストーリーはアンドリュー・ロイド・ウェバーさんによるオリジナルです。

パリのオペラ座からファントムが姿を消してから約10年後
当時の関係者たちが運命的にニューヨーク・マンハッタンで再会し、
新たな悲劇が起こるというストーリーです。


ところで、多くの人は気付いていないようですが、
実は、
「ラヴ・ネヴァー・ダイズ」の楽曲の多くは、
「オペラ座の怪人」の楽曲をモチーフにしています

なので、
ラヴ・ネヴァー・ダイズ」のそれぞれの曲が、
オペラ座の怪人」のどの曲をモチーフにしているのかを当てるのも、
楽しみ方の一つだと思います。

注意深く聴けば絶対に分かると思うので、ぜひ挑戦してみて下さいピンク音符


4位 エビータ



1979年初演

作曲 アンドリュー・ロイド・ウェバー

作詞 ティム・ライス
演出 ハロルド・プリンス

出演
パティ・ルポン
マンディ・パティンキンボブ・ガントン


おすすめの楽曲
Don't cry for me Argentina (パティ・ルポン)」
Another suitcase in another hall (パティ・ルポン)」
I'd be surprisingly good for you (パティ・ルポン&ボブ・ガントン)」


Awards
トニー賞11ノミネート
作品賞音楽賞(アンドリュー・ロイドウェバー)主演女優賞(パティ・ルポン)助演男優賞(マンディ・パティンキン)他、7部門受賞


作曲は天才アンドリュー・ロイド・ウェバーさん。

アルゼンチン大統領夫人、故エヴァ・ペロンの生涯を描いた作品です。

1996年には映画化され、主演のマドンナさんの演技が大絶賛されました。


5位 カンパニー



1970年初演

作曲・作詞 スティーブン・ソンドハイム

演出 ハロルド・プリンス

出演
ラリー・カートエレイン・ストリッチ


おすすめの楽曲
Company (全員)」
Ladies who lunch (エレイン・ストリッチ)」
Side by side by side (全員)」


Awards
トニー賞14ノミネート
作品賞作曲賞(スティーブン・ソンドハイム)他、6部門受賞


作曲・作詞は、曲が世界一難しいと言われる天才スティーブン・ソンドハイムさんです。

ニューヨークを舞台に、独身男性その友人たちの日常を断片的に描いた作品です。

ストーリー性が全く無く、
かなり前衛的な演出が特徴です。

また、
2006年の再演では、
出演者が楽器を持って、劇中の全ての音楽を自分たちで演奏するという演出が、大きな話題となりました。



最後まで読んで戴き、ありがとうございました。

楽しんで戴けていたら嬉しいです。 

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