みなさま、ごきげんよう。


今回は、10月に上演がスタートする舞台
Q
を紹介したいと思います。


Qは、

広瀬すずさんと松たか子さんが主演、

野田秀樹さんが演出、

そして、QUEENの音楽を使用した、

新作演劇です。



この作品は、
QUEENのアルバムオペラ座の夜からインスピレーションを受けた作品で、

実はロミオとジュリエットが日本で生きていた」という、
野田秀樹さんらしい大胆な発想のストーリーです。


野田秀樹さんは、
伝説の劇団「夢の遊民社」の主宰者として知られ、
劇団の解散後は、日本だけでなく海外でも活躍している、
世界的に有名な天才劇作家です。

紀伊國屋演劇賞・読売演劇大賞・岸田國士戯曲賞・菊田一夫演劇賞など、日本の有名な演劇賞はほぼ全て受賞しているうえに、
大英帝国勲章まで授与されています。


そして、今回の「Q」は、なんと、QUEENサイドから直々にオファーを受けたそうです。

世界的なロックバンドのQUEENから、自分達の曲を舞台にして欲しいと頼まれるなんて、普通では考えられない事だと思います。

それこそが、野田秀樹という人の才能が世界的に高い評価を受けている証拠だと思います。


Q」は、
「ロミオとジュリエット」の後日談を描く作品ですが、
なぜかロミオとジュリエットが二人ずつ登場するそうです。


ジュリエットを演じるのは、

舞台初挑戦の広瀬すずさんと、

野田秀樹作品常連の松たか子さん。

ロミオを演じるのは、
上川隆也さんと志尊淳さんです。

共演は、竹中直人さん、橋本さとしさん、羽野晶紀さん、そして、野田秀樹さんです。


特に広瀬すずさんは、
舞台初挑戦、さらに今月まで朝ドラ「なつぞら」の撮影をしていたという状況で、
日本最高レベルの演技力が要求される野田秀樹作品に主演するというのは、
すごい挑戦だと思います。


ちなみに、野田秀樹さんの作品で最高傑作だと思うのは、
エッグ
です。

エッグは、
架空のスポーツであるエッグを軸に、
東京オリンピック第二次世界大戦寺山修司など、様々なテーマを融合した、奇想天外なストーリーで、
野田秀樹さん以外思い付かない、日本演劇史に残る傑作です。


ところで野田秀樹さんと言えば、
同じく天才と呼ばれる三谷幸喜さんと仲良しで、
新選組!」や「おのれナポレオン」など三谷作品にも出演しているので、
また一緒に作品を作って欲しいです。


最後まで読んで戴き、ありがとうございました。
楽しんで戴けていたら嬉しいです。 

In case I don't see ya, good afternoon, good evening, and good night!

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