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Two down, four to go


伝説のコメディグループ
モンティ・パイソンのメンバー

テリー・ジョーンズさんが亡くなりました。


(モンティ・パイソン公式サイトから引用)


テリー・ジョーンズさんは、
1942年生まれで、
オックスフォード大学出身。

コメディアンとして活躍する傍ら、
歴史学者としても活躍していました。

モンティ・パイソン解散後は、
コメディアン歴史学者映画監督作家など、多方面で活躍していましたが、

2014年の一夜限りのモンティ・パイソン奇跡の復活と、
2015年公開の映画「ミラクル・ニール!」を最後に活動休止状態となり、

2016年に認知症であることを公表、芸能活動から引退しました。

そして2020年1月21日、77歳で亡くなりました。


テリー・ジョーンズさんの訃報に対しては、

モンティ・パイソン・メンバーである、
ジョン・クリーズさん、エリック・アイドルさん、マイケル・ペイリンさん、テリー・ギリアムさんも、
哀悼のコメントを発表しています。


モンティ・パイソンは、

イギリスの国民的コメディグループで、
69年結成・83年解散。

そして2014年、メンバー全員が70歳を過ぎて何故か突然、1夜限定の再結成を発表しました。

モンティ・パイソンは、世間ではタブーとされるテーマを躊躇せず次々と笑いのネタにし、

それをイギリス国民が受け入れたことで、
イギリスの笑いの文化を作ったと言える偉大なグループです。

メンバー全員がイギリスの超一流大学出身である事も大きな特徴です。


人種差別性差別病気障がい政治問題経済格差学歴格差王族犯罪動物虐待死生観宗教戦争など、
ありとあらゆるタブーを笑いの題材にする姿勢は本当に凄いですし、

それを許容したイギリス国民イギリス国家の柔軟性は素晴らしいと思います。

モンティ・パイソンがやった事と同じ事を日本でやったら、間違いなく芸能界追放だと思います。


そして、
2014年のモンティ・パイソン奇跡の再結成ライブのチケットは43秒という信じられない速さで完売。

ライブ本番で、70歳を超え、お爺さんになったメンバー達が全力で笑いを追求する姿には、プロの真髄を見ました。

ライブのラスト、メンバー全員で
Always look on the bright side of life
を歌う姿は本当に感動的でした。


ちなみに、ロンドンオリンピックの閉会式で、世界中の選手が大合唱していた曲が、
モンティ・パイソンテーマ曲である
Always look on the bright side of life」です。


He's not the Messiah, he's a very naughty boy!


最後まで読んで戴き、ありがとうございました。

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