みなさま、ごきげんよう。

このブログにお立ち寄り下さり、ありがとうございます。


今回も前回に引き続き、映画
ラストレター
を紹介したいと思います。


前回のブログはこちら


(ファッションプレスから引用)


§5 久々に岩井俊二監督らしい岩井俊二作品

(ファッションプレスから引用)


岩井俊二監督といえば、

美しい映像と、淡く切ない恋や人間模様を描いたストーリー
そして暖かく柔らかい世界観が人気の監督です。


岩井俊二監督らしい作品として人気なのは、
Love Letter」「花とアリス」「四月物語」「スワロウテイル」「花とアリス殺人事件」といった作品だと思います。

その一方、ダークで救いのない作品も多く、
リリイ・シュシュのすべて」「リップヴァンウィンクルの花嫁」「ヴァンパイア」などは賛否が分かれると思います。


今回の「ラストレター」は、
前者のタイプで、岩井俊二さんの原点と言えるような、優しくて柔らかい雰囲気の作品です。


(ラストレターTwitterから引用)


このような作品を岩井監督が手掛けるのは久しぶりで

アニメ映画の「花とアリス殺人事件」を除くと、「花とアリス」以来16年ぶりになります。


Love Letter」の頃からの岩井俊二ファンにとっては待ちに待った作品だと思います。


そして、
岩井俊二作品の最大の魅力といえば
圧倒的な映像美ですが、

ラストレター」でもその映像美は健在で、
すべてのシーンが、
まるで絵画のような美しさです。


【岩井俊二監督の主な作品】
・Love Letter(1995年)
・打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1995年)
・スワロウテイル(1996年)
・四月物語(1998年)
・リリイ・シュシュのすべて(2001年)
・花とアリス(2004年)
・虹の女神 Rainbow Song(2006年)※プロデュース・脚本のみ
・ハルフウェイ(2009年)※プロデュース・製作・編集のみ
・BANDAGE バンデイジ(2010年)※プロデュース・製作・脚本のみ
・DOCUMENTARY of AKB48 to be continued 10年後、少女たちは今の自分に何を思うのだろう?(2011年)※製作総指揮のみ
・ヴァンパイア(2012年)
・新しい靴を買わなくちゃ(2012年)※プロデュース・製作・撮影・編集のみ
・なぞの転校生(2014年)※企画・プロデュース・脚本・編集のみ
・花とアリス殺人事件(2015年)
・リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年)
・ラストレター (2020年)

(ラストレターTwitterから引用)


§6 Love Letter

ラストレター」は、
伝説の名作「Love Letter」の姉妹作品と言える作品なので、
Love Letter」を観ていると、より一層楽しめると思います。


Love Letterは、
1995年に公開された岩井俊二監督のデビュー作です。

誤配送によって始まった文通により、過去と現在の物語が交錯していく
という独創的なストーリーと美しい映像が多くの観客の心を掴み

社会現象になるほどの大ヒットを記録しました。

特にお元気ですか?というセリフは、当時の流行語にもなりました。


(ラストレターTwitterから引用)


この作品で主演を務めたのが中山美穂さんと豊川悦司さんで、

今回の「ラストレター」は、
二人とも「Love Letter」以来25年ぶりの岩井俊二作品となります。


ちなみに、「ラストレター」では、
豊川悦司さんは未咲の元恋人の阿藤
中山美穂さんは阿藤の恋人のサカエとして配役されており、
Love Letter」の時とは別人の役のようです。




今回はここまで。
次回も引き続き「ラストレター」について紹介します。





最後まで読んで戴き、ありがとうございました。

楽しんで戴けていたら嬉しいです。 

In case I don't see ya, good afternoon, good evening, and good night!

xxx