【日本の野鳥#24-14-08】イワツバメ(House Martin) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

スズメイワ目ツバメ科イワツバメ属
学名 Delichon dasypus 
和名 イワツバメ
英名 Asian House Martin

【分布】
シベリア・千島列島・日本・ヒマラヤ圏・台湾・中国南西部に分布。
日本では亜種イワツバメが夏鳥として九州以北に飛来。

九州など暖地では一部越冬する。

3亜種に分類。

Delichon dasypus dasypus 【基亜種 イワツバメ】

シベリアから千島列島、日本に分布。

大スンダ諸島、フィリピン諸島で越冬。

 

Delichon dasypus cashmeriense

ヒマラヤ(アフガニスタン南東部からインド、中国西部)に分布。

 

Delichon dasypus nigrimentale

中国南東部(福建省・広西省)、台湾に分布。

 

【生態】
市街地、住宅地、農耕地、河川、海岸、山地に生息。

食性は動物食。主に飛翔昆虫を捕食する。

本来は山地や海岸などの崖に営巣していたが、近年は橋、陸橋、建物などの建造物を崖に見立て営巣。

集団で繁殖を行う。

泥と枯草を混ぜて球場の巣を作り営巣。

【サイズ・形態】
全長13₋15㎝ 翼開長30㎝。

雌雄同色。

頭から背、翼上面、尾の上面は黒。

喉から下面はやや汚れた白。

上尾筒は白。

尾は浅いく凹む。

脚指は小さく、白い羽毛が生える。

「チリリ」「チュッピ」などと早口で鳴く。

【その他】


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<ここから鳥の写真>
『イワツバメ(House Martin)』
平地から山地にかけて生息しているツバメですが、私が鳥を始めたころは

山地の鳥のイメージでした。

比較的山岳地帯の崖や岩場の多いところにいる鳥

そんな印象でしたが、今では、市街地の横断陸橋の下や、高速道路のコンクリート下で繁殖ていたりと・・・

ずいぶん、環境適応能力が高くて、ビックリです。

 

写真は、信州の渓谷のダムや山地の建物に隣接の駐車場で撮影したものです。

彼からしたらダムも駐車場も崖なんですよね~

 

あんよに白い羽毛があるのが分かりますか?

 




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今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。