【日本の野鳥#10-01】オオグンカンドリ(Great Frigatebird) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

カツオドリ目グンカンドリ科グンカンドリ属

学名 Fregata minor

和名 オオグンカンドリ

英名 Great Frigatebird

 

【分布】

全世界の熱帯・亜熱帯に広く分布し、7つの亜種に分類。

日本では本州太平洋岸、伊豆・小笠原諸島、南西諸島などで迷鳥として渡来。

 

【生態】

洋上で飛翔しながら生活。

大洋に点在する島嶼や小さな岩場を休憩や繁殖に利用。

羽の油分が少なく、水に浮かぶことも、泳ぐことも出来ない。

海に落ちると「溺死」してしまう。

食性は動物食。水面すれすれを飛び、魚類やイカなどを採餌。砂浜や海鳥の繁殖地にも現れ、ウミガメの子どもや鳥の卵、ヒナなどを襲う。

ミズナギドリ、ウミツバメ、カツオドリ、アジサシ類などを執拗に追い回し、飲み込んでいた獲物を吐き出させて奪い取る。

この行為が、他の船を攻撃する「軍艦」「英名のFrigate」の由来。

 

【サイズ・形態】

全長100㎝ 翼開長230㎝。

大きさの割に軽い(1.2㎏)。

クチバシは長く、先端が鉤状。

翼は長くて幅もあり、先端が尖る。

尾羽は二又に分かれ、長く伸びる。

オス成鳥は全身が光沢のある黒色で、喉に赤い喉袋がある。

メス成鳥は喉から胸にかけて白。

 

【その他】

 

 

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<ここから鳥の写真>

『オオグンカンドリ(Great Frigatebird)』

まだ、日本国内では見たことがない鳥なんですよね。

ロタ島・サイパン島・オーストラリアのミコマスケイ・・・など

 

あ、それと、喉の赤い個体(成長オス)も未見。

これは宿題になっています。

 

他の海鳥を追いかけて、獲物を吐き出させるチェイスを見たことがありますが

どれもうまくいった例がなく、あまり確率の高い方法ではないのかもしれません。

追われた海鳥は水に潜れるので、そうなると手出ししにくいような印象でした。

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。