2019年8月1日から10月14日の75日間開催される『あいちトリエンナーレ2019』という国際芸術祭。
・あいちトリエンナーレ2019
過去、2010年・2013年・2016年と、3年毎に開催され、今年は第四回目だった。毎回、芸術監督が変わるわけだが、今回は、よりにもよって、あの津田大介("自称"ジャーナリストのパヨク活動家)であった。津田大介"芸術監督"であるwww
そして、とある展示物が大問題となった。
結論から言えば、
「問題の表面化→抗議殺到→大炎上→会見→中止」
という流れになり、該当の展示物は3日間で封鎖に至ります。
●問題となった展示物
「表現の不自由展・その後」というプログラム名の展示物だ。
・表現の不自由展・その後
.
筆者がその事を知ったのは、開催前日に見つけたこの記事だ。
・ハンギョレ(2019.07.30)
この他にも同様の記事がいくつもあったわけだが、その中でも特に話題となったのが、"平和の少女像"と称する「慰安婦像」と、昭和天皇の御真影を燃やすシーンの映像写真であった。
これはもう嫌な予感しかしない…。ネット上でもかなり話題になり、ざわついていた。
●開催初日から抗議殺到
2019年8月1日、予定通り『あいちトリエンナーレ2019』が開催され、観に行った人たちの現地レポートが早速上がってきた。
これを受けて、ツイッターなどのネット上は騒然とし、想像以上の物議を醸し、抗議が殺到して大炎上した。
この内容の芸術祭を容認し、実行委員会会長でもある大村秀章愛知県知事の公式ツイッターには、ファボ数やリツイート数を遥かに上回るリプライ数があり、批判の嵐が吹き荒れ、大炎上した!
なお、この写真の指ポーズは、トリエンナーレの矢印マークを指しているっぽい。
.
●愛知県庁の見解
愛知県庁に問い合わせの電話をした人は多数に上り、その方々による報告を総合してまとめると、「愛知県としては、津田大介"芸術監督"の掲げるテーマを尊重する」という返答だった模様。つまり、それは「表現の不自由展・その後」を含めた全ての展示物・表現を容認する事を意味する。
●国会議員が動いた
この大炎上を受け、国会議員が動いた。
自民党の杉田水脈議員が、文部科学部会で助成金について質問をしたようで、ブログにまとめられている。さすが杉田さん、行動が早い!
他にも、自民党の保守系国会議員や地方議員の方がいろいろと動いてくださったようだ。
税金が使われている以上、国会議員としては当然なのかもしれないけど、この行動の早さと真剣な取り組みには敬意を表したいです。
・杉田水脈オフィシャルブログ(2019.08.02)
あいちトリエンナーレについて~本日の文部科学部会で質問しました
・杉田水脈オフィシャルブログ(2019.08.03)
●名古屋市長も動いたw
この大炎上を受け、名古屋市の河村たかし市長も動き、8月2日に会場を視察した。そして、大村知事に即刻展示中止を申し入れた。
・ハフポスト日本版(2019.08.02)
●津田"監督"が被害者面して会見
この大炎上を受け、津田"監督"は、「またひとつ日本の表現の自由が後退したかもしれない。今回の騒動がその実証になってしまっているように捉えている。」と述べた。
・ハフポスト日本版(2019.08.02)
そんな津田"監督"は、以前、こんな事を言っていた。
「一線を越えた差別表現というものは、言論(の自由の対象)ではない。」
おいおい。過去に言った事と、今回やっている事が全く違うぞ!!
●そして中止へ…
この大炎上を受け、ついに、大村知事と津田"監督"が記者会見し、「表現の不自由展・その後」にある全ての展示を中止すると発表した。その場でも、津田"監督"は「表現の自由を後退させる事例をつくってしまった。」などと述べた。
・朝日新聞社Youtube公式(2019.08.03)
『あいちトリエンナーレ』は、愛知県と名古屋市の税金が突っ込まれている。更に、文化庁の助成金も使われる事になっている。あの展示コーナーがどれだけ割り当てられるかはわからないが、公的チェックが入るのは当然だし、最終的に公費の場として不適切と判断されれば、会期前だろうと会期途中だろうと中止されても不思議ではない。
そういう事もあってか、結局、開催して3日で中止する事となった。
●脅迫やテロ予告まであったようだ
どうやら、脅迫やテロ予告まであったようだが、それが本当なら、理由はどうあれ絶対に許される事ではない。なぜなら、威力業務妨害罪、公務執行妨害罪、脅迫罪などの犯罪になると考えられるからだ。
こういう事をする輩は本当にバカだよ!
ただ、それを理由に中止にするっていうのもね…。問題のすり替えにも思えるし、脅し行為に屈したという悪しき前例にもなりかねない。
ああいう展示物だから、それ相応の批判抗議は予想されていたわけだし、リスクマネージメントが無かったと思われても仕方ないかな。
●凸撃レポート
大問題となった「表現の不自由展・その後」であるが、筆者は実際にこの目で確かめるために、8月3日の昼前後に観に行ってきた。
※この時点では、まさか3日で中止される事になるとは思っていなかったがw
ココからは、実際に観に行ってきた感想をレポートし、撮った写真を晒していく。気分はまるで"自称"ジャーナリストである。
実際に行ってきた人たちのレポートや、新聞のゴミ記事を鵜呑みにするのではなく、自分で足を運んで確認する事こそが重要と考えたからだ。百聞は一夜……いやっ、「百聞は一見に如かず」である。
「表現の不自由展・その後」は、会場の一つである「愛知芸術文化センター」の8階の一角にあった。
「表現の不自由展・その後」の入り口には、「撮影写真・動画のSNS投稿禁止」と書かれた注意書きがあった。これ以外の展示コーナーには、特にこういったものは無かったが、この一角にはどういうわけか置かれてあった。
この注意書きだが、あくまでも「SNSへの投稿を禁止するもの」と筆者は解釈した。ツイッター、インスタグラム、フェイスブックのロゴの上に禁止マークが描かれてある事からそう判断した。つまり、ブログやmixiに載せる事は制限されていないと解釈できるという事。
注意書きに「ブログ」の文字はどこにも書かれていない。屁理屈と言われようと、「SNS」(ソーシャル・ネットワーク・サービス)と「Weblog」(ウェブログ→ブログ)は、そもそも全く違う性質のものである。従って、このブログ(アメブロ)に写真を投稿する事は問題ないと判断した。
それ以前に、会期中も何も、もう封鎖されるんだからwwwww
●展示物を晒します!
大炎上して話題になっていたためか、筆者が現地に着いた時にはそれなりの行列ができており、約10分位待った。待っている間、ブース内から怪しい音声が聞こえてきた…。
(((((´°ω°`*))))))カタカタカタカタ…
ハッキリ言って、文章にする事も画像を載せる事もおぞましいのだが、実際に目の前の現実として展示してあった。「表現の不自由展・その後」の一角内は、異様な空気感しか漂っていなかった。
・あいちトリエンナーレ
撮ってきた写真の中で、特に衝撃的な物を投稿していく。
入ってすぐ、いきなり、昭和天皇と思われる顔の部分だけが欠けたモチーフが…。
昭和天皇の御真影をガスバーナーで燃やし、灰になった後に土足で踏み付けるシーンの映像が目に入ってきた。「遠近を抱えてPart II」という名の映像で、時間にして20分くらいだっただろうか。
次に、かまくら型の展示物。
天頂部には日の丸があり、憲法9条尊重、靖国神社参拝批判、安倍政権の右傾化への警鐘、特定秘密保護法批判と思われるものが貼ってあった。
そして、アメリカ国旗(星条旗)が敷物にされている。だが、これは外国に対する侮辱であり、「外国国章損壊罪」(刑法92条)にあたると考えられる。
憲法九条を守り、靖国神社参拝の愚を認め、現政権の右傾化を阻止して、もっと知的な思慮深い政治を求めよう。
国民はもっと賢くならなくてはいけない。
国民はもっと勉強しなければならない。
と書かれてある。
石破茂議員も犠牲に…。
中国に残された朝鮮人日本軍「慰安婦」の肖像。
そして、日韓離反を煽る目的で作られた慰安婦像。江沢民とクリントンが、米カリフォルニア州に「世界抗日戦争史実維護連合会」(世界抗日連合)に設立し、そこから来ている。江沢民とクリントンこそが「慰安婦像で反日&日韓離反工作」の本丸だ。これを忘れてはならない。
気合い100連発。
表現の不自由をめぐる年表もあった。
国賊朝日新聞の記事。
梅雨空に 「九条守れ」の 女性デモ
●昭和天皇に対する侮辱は絶対に許されない!
筆者が最も許せなかったのは、昭和天皇に対する侮辱行為である。まさに国賊級の侮辱である。
天皇陛下は、日本国憲法の第一章「天皇」の第一条に、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴とある。
1945年9月27日、東京都港区赤坂のアメリカ大使公邸にて行われた、昭和天皇とマッカーサー元帥の御会見について、後に、通訳官だったバワーズ少佐が証言した映像がある。
マッカーサー元帥は「陛下が命乞いに来た」ものと思っていました。しかし、陛下のお申し出は「身代り」になりたいというものでした。
「私はどうなってもいいが、天皇の名のもとに戦った人々を救ってほしい」
マッカーサー元帥は非常に驚き、日本の将来に陛下は欠かせないと確信しました。
・Youtube動画
昭和天皇とマッカーサーの会見を通訳官が証言
The testimony of the interpreter
昭和天皇ほど"日本国の象徴"で在り続けられた天皇陛下はいないという事を確信できる証言だ。
"日本国の象徴"である天皇陛下に対して、あんなふうに侮辱する……。
いつもは「憲法守れ!」「9条守れ!」と連呼しまくっているのに、日本国憲法で"象徴"と位置付けられている天皇陛下を侮辱する。
これ、憲法違反でしょ!
●『表現の自由』とは何か?
「表現の自由」は、日本国憲法第21条によって規定されている。
だが、今回の「表現の不自由展・その後」はどうだっただろうか?
その一方で、日本国憲法第12条では、このように規定されている。
「濫用」「公共の福祉」というワードがポイントだ。つまり、この展示物が自由の「濫用」であるか、「公共の福祉」に反するかどうかだ。
つまり、自由だからといって何をしても許されるわけではなく、12条に反していれば基本的人権を制限することができる。
あのブースの展示物には、明らかに政治的意図が含まれていた。
昭和天皇……反日、反天皇制
慰安婦像……反日、日韓離反
かまくら……反日、反政府、憲法9条、靖国批判、反米
特に、昭和天皇に対する侮辱は、表現の自由・不自由の次元を逸脱しており、プロパガンダという言葉では生温く、超えてはいけないラインを超えた「ヘイト」だろう。
●『あいちトリエンナーレ』は、文化庁助成事業である
前述の通り、『あいちトリエンナーレ』は、愛知県と名古屋市の税金が突っ込まれている。更に、文化庁の助成金も使われる事になっている。
第一回(2010年)では、愛知県が8.5億円、名古屋市が2.8億円の税金を投入したが、今回も全体でおそらく同額くらいは投入していると思われる。
※過去の『あいちトリエンナーレ』と開催報告書
あいちトリエンナーレ2010 / 開催報告書(2010年版)
あいちトリエンナーレ2013 / 開催報告書(2013年版)
愛知県民と名古屋市民が納めた税金が、昭和天皇への国賊級の侮辱行為に利用される……許されるはずがないだろう。
もしも、津田"監督"が全額自費だったり民間だけでやっているのであれば、9条守れでも慰安婦でも何でも好きにやったらいいと思うし、「何と言われようと、全額オレ様のカネでやっているんだから、誰にも文句を言わせねー!」と反論してもいいと思う。
だからね、100%の自己表現をしたいのなら全額自費の個展や民間事業としてどうぞ!
●戦いは、まだ終わらない
「表現の不自由展・その後」は中止となったが、津田"監督"はこうなる事も想定していた。税金を使ってまで、あのような展示をして"煽った"のだから。
昭和天皇を侮辱、慰安婦像で日韓離反、反米行為で煽る
↓
抗議殺到して大炎上
↓
被害者面して会見
↓
脅しに屈したから中止
↓
表現の自由ガー
ここまでがワンセットであり、これを見越しての「表現の不自由展・その後」である。つまり、確信犯なのだ。
そして、この後、津田"監督"を擁護する新聞記事が次々と出てくるだろう。それこそ、朝日新聞の社説に載ってもおかしくない。あと、表現の自由ガーのパヨクもわんさか湧いて出てくるだろう。
と、言ったそばから、早速、現れちゃったしw わかりやすいよね、共産党はwww
・日本共産党愛知県委員会(2019.08.03)
そして、この国際芸術祭には背後勢力がいると思っている。津田"監督"一人ではここまでの事はできまい。
目的はもちろん「日韓離反」を煽る事だ。
そして、敵はいつだって、役員室にいる経営者や銀行家たちである。
嫌韓感情を煽る事で最も得をするのは誰なのか?そこがポイントだ。そして、それは、海の向こうにいる韓国という"国家"ではない。
とりあえず、香ばしい写真と、それに関してまとめたブログを載せておく。
「change.org」と「マッキンゼー」
●凸撃レポート・その後
というわけで、「表現の不自由展・その後」のブース内には1時間くらい(12~13時)居たと思う。
感想は、もはや言うまでもないと思うが、悪い意味でヤバすぎた。
嫌韓保守層は確実に煽られて嫌韓になる。保守じゃない人でさえ、煽られて右パヨクになってしまう可能性があるくらいの異様な空気感があった。
そして、天皇陛下や皇室を尊敬して止まない人は、感情を憎悪で支配される可能性もあっただろう。
正直に言うと、筆者も、精神が毒に侵されかけていた。
そんな状態で会場を後にして外に出たわけだが、芸術文化センターやオアシス21の周辺で「世界コスプレサミット」が行われているではないか!(やっている事を知らなかったよw)
・【公式】世界コスプレサミット
コスプレイベントでは、自分のお気に入りのマンガ・アニメ・ゲームのキャラに変装できる。女性が男キャラになる事もできるし、男性が女キャラになる事だってできる。あの場にいた彼ら彼女らは自由で、日常を忘れてコスプレを満喫していた。
そんなコスプレイヤー…特に、かわいいチャンネーたちを見て、筆者は救われたのである。毒に侵されかけていた筆者を見かけた誰かがキアリーの呪文を唱えてくれたのか???www
そして思った。
これこそが『表現の自由』である、と。
なお、昼頃、会場周辺に、右翼の街宣車がやって来て、「津田大介出てこいコラーッ!」などと喚き散らし、騒々しく迷惑を撒き散らしていたが、ああいう「極右」は甚だ迷惑だ。無論、あんな連中が世論を代弁しているはずがない。反対する事自体は悪くないが、それを越えて恫喝的・暴力的であってはならないよ。極左やパヨクはどうしようもない連中ばかりだが、極右も同じだ。
ああいう光景を目の当たりにして、『表現の自由』を体現しているコスプレイヤーはどう思うだろうか。