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『21億ドル・イージス・ミサイルの対日輸出で中国をいらだたせるアメリカ』

 

2019年1月30日 水曜日 (マスコミに載らない海外記事より)

 

公開日時:2019年1月30日00時14分 RT(ロシア・トゥデイ)

 

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2019/01/21-d2ce.html

 

日本への21億ドルのイージス・ミサイル輸出で中国をいらだたせるアメリカ

 

東京による軍事力増強という最近の動きの一環で、中国をいらだたせる2基のロッキード・マーティン・イージス・アショア・ミサイル迎撃システムの対日輸出をアメリカ国務省が承認した。

 

提案されているロッキードに生産される関連ミサイル防衛装置を含む21.5億ドルの輸出は火曜日、国防総省国防安全保障協力局により議会に報告された。ゼネラル・ダイナミクスに製造される関連した指令管制プロセッサの更新も認められた。

 

イージス・アショアは、日本がすでに何隻かの駆逐艦に搭載しているアメリカ海軍の主要なミサイル迎撃システムの地上版だ。この砲台は、2023年頃に配備され次第、SM-3 Block IIA /Block IB 迎撃ミサイルを発射することが可能で、次の10年の終わりまでには超音速SM -6迎撃ミサイルも加わる予定だ。システム・サイトは秋田県と山口県に置かれることが予想されている。

 

アメリカ同盟国へのイージス・アショア・システム配備は、発射システムが、トマホーク巡航ミサイルや他の砲弾発射にも使用可能なので、実質的には潜在的な攻撃用資産となるため議論の的になっている。例えばロシアは、それがロシアのヨーロッパ部分の大半を奇襲攻撃の範囲内にすると言って、このシステムをポーランドとルーマニアに配置する決定を何年も批判してきた。

 

2017年に最初に発表された際、中国は同様にシステムを受け入れる日本の計画に反対した。

日本は、このシステムは純粋に防衛的で、朝鮮民主主義人民共和国が発射可能なミサイル攻撃から守る必要があるのだと強く主張している。

 

北朝鮮指導者金正恩とドナルド・トランプ大統領間の協議継続や、金が1年以上、核兵器搭載可能なミサイルを発射しなかった事実で平壌とソウルの関係が雪解けしているにもかかわらず、この正当化は、これまで2年、ほとんど変わっていない。

 

12月に発表された防衛費文書が、日本軍を更に増強するため記録的な2430億ドルを費やす東京の計画を説明している。アメリカからの武器購入は、東京が、およそ150機のF-35戦闘機の変種や他の高価ハードウェアを買うの計画の相当な部分を占めている。

 

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2019/01/21-d2ce.html

 

 

イージス・アショア・サイト (※Wikipedia『イージス弾道ミサイル防衛システム』より)

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%B9%E5%BC%BE%E9%81%93%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AB%E9%98%B2%E8%A1%9B%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0

 

私は軍事関係者ではないので、詳しいことはわかりませんが、要は「バカ高いミサイル防衛システム」を『極東の植民地』に置いたに過ぎない。

 

多くの日本人は、それで安心していると思いますが、なぜ配備したかは、決して同盟国のためなどではありません。

 

‐文大統領の努力、「職を失い」悔しがる在韓米軍司令官、70年ぶりの敵対行為の中止‐

 

もう拙ブログでは、幾度も紹介してきましたが、いわゆる『駐留米軍』というのは、アメリカの覇権とビジネス(そこで発生する利権)によって運営されている。

 

加えて、我々が住む北東アジアの戦後史を見れば、所謂『米日韓トライアングル体制』について、事の深刻さがなお一層うかがえる。

 

‐新シリーズ・朝鮮統一と日本を考える 最終章(日本自主化のプロセスと東アジアの平和樹立)‐

 

‐韓国に進出した日本の独占企業の話 最終回(日米独占資本の「相違」と平和国家の欺瞞)‐

 

‐シリーズ『日米同盟』の正体 最終回(米日韓の断ち切れぬ軛)‐

 

‐人扱いされない民族の末路 その1‐

 

‐人扱いされない民族の末路 その2‐

 

さらに、英語ブロガーMichikoさんの記事で、韓国のカンジョン村における『海軍基地建設』も、アメリカの「対中国」姿勢が強く表れた結果で、文在寅大統領はそれを食い止めるべく、建設を中止し、『親米守旧派』であったセヌリ党(自由韓国党)出身で、いわゆる『親日派』の朴正熙大統領の娘であった朴槿恵氏が権力の座についていたころに、反対する地元住民にちらつかせた巨額のスラップ訴訟を取り下げました。

 

文在寅、観覧式直後に済州島海軍基地の地元民に謝罪

 

※セヌリ党(旧ハンナラ党)についての考察

 

‐金正恩委員長のソウル訪問歓迎の動き(若き学生たちの想い)‐

 

無論、軍事以外にも、私たちが暮らす北東アジアでは、数々の『分断』が生まれているわけであって、マイノリティへの差別や、それに伴ういざこざ(アイデンティティ・ポリティクス)、近況では朝鮮学校に対する行政・司法の差別もそう。

 

‐辛淑玉文書を読む その1‐

 

‐日本もアメリカの「二の舞」になりたいのか?(全米を震撼させた『ブレット・カバノー事件』)‐

 

‐韓国KBSが朝鮮学校(ウリハッキョ)の無償化闘争をドキュメンタリーで放送‐

 

こうした社会における『分断』について、人々が「本当に向き合うべき問題」を見失い、中国や北朝鮮への敵視姿勢も含めて、すべてが日韓を『植民地』として『活用』する国の都合でしかないことです。

 

-今日の『世界秩序』について考える-

 

 

2018年11月29日(木曜日) 『東京新聞』(朝刊)より

 

 

 

この先、少子高齢化によって日本経済が次第に先細る中、軍事費だけが上積みされていけば、社会保障の軽視をはじめ、人々の暮らしに大きな影響を与えることは必至です。

 

しかし日本人はどうでしょう。

 

‐二度目の開催地はベトナムか(朝米首脳会談の行方)‐

 

‐画像で振り返る『日本リベラルの愚かさ』 その1‐

 

‐画像で振り返る『日本リベラルの愚かさ』 その2(朝鮮の永久分断を望み、アジア平和を拒む人々)‐

 

‐画像で振り返る『日本リベラルの愚かさ』 最終回(中国と北朝鮮は敵 米軍産複合体に靡く人々)‐

 

‐「平成後」も日本は絶賛属国中!‐

 

‐日本人がどんどん盲目になっていく・・・(「植民地的鎖国思想」の果てにあるもの)‐

 

こうした硬直した姿勢をみると、メディアを含めた大多数の人たちが、左右中道の別なく「ひとつの考え」に凝り固まり、現実を見据えた多元的思考がまるで出来ていないことに気付きます。

 

文字通り、それを『マスコミに載らない海外記事』さんで言えば「大本営報道」、ポール・クレイグ・ロバーツ氏になぞらえれば「売女マスコミ」の姿なのでしょうね。世界のニュースを知るためには、アメリカのMSN以外に、中露メディアを含めた膨大な情報を集めなければならないのに、下らない芸能人のスキャンダルだったり、とことん端折られネグられるわけです。

 

以下のような「大きな前置き」をしたところで、もうひとつ興味深いコラムがありました。

 

1月29日東京新聞朝刊の4面にある『太郎の国際通信』に「アメリカに見切りをつけてどこか他の国へ移住したいと考える米国人が過去最高になっている」とあるのを見て、昔訳した下記記事を連想。宗主国には痛い内容なのだろう。いまだにイヤガラセ書き込みがある。

 

同 『トランプによるベネズエラのライバル政権承認は外交雪崩を引き起こす』記事より

 

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2019/01/post-f777.html

 

米国の文化やアメリカ人との付き合い方に長けたMichikoさんのブログでも、去年の9月ごろに『アメリカの衰退』について問うた鋭い記事があります。

 

※原文英語サイト

 
Disqus - When was the start of the US decline? · POLITICAL RHETORIC BUSTERS · Disqus

 

https://disqus.com/home/discussion/channel-politicalrhetoricbusters/when_was_the_start_of_the_us_decline/

 

【アメリカ人の反応シリーズ】(その他一部外国人含む)

 

‐防弾少年団(BTS)の『原爆問題』を考える その2‐

 

-今日の『世界秩序』について考える-

 

‐よっぽど彼らは日本に居座りたいらしい‐

 

‐ポール・クレイグ・ロバーツ氏の警鐘に発狂するアメリカ人‐

 

‐あの戦争で我々はものすごいものを失った‐

 

‐中朝首脳会談を見たアメリカ人の反応‐

 

【アメリカ人に在日米軍の是非を聞いたシリーズ】(英語ブロガーMichikoさんの記事より)

 

Will you accept a presence of foreign military?①

 

Will you accept a presence of foreign military?②

 

Will you accept a presence of foreign military?③

 

それまでも、6年以上に渡ってアメリカ人たちとコンタクトを重ねてこられた氏ですが、今回はその一部をご紹介していきます。

 

※アンケート目的と全文詳細

 

アメリカ人に聞いてみた~アメリカの衰退は、いつから始まったのか~

 

お題目は、「アメリカはいつから衰退したのか」です。

 

すると、以下のような回答がありました。

 

 

https://ameblo.jp/cluttered-talk/entry-12407716809.html

 

 

https://ameblo.jp/cluttered-talk/entry-12407716809.html

 

 

https://ameblo.jp/cluttered-talk/entry-12407716809.html

 

 

https://ameblo.jp/cluttered-talk/entry-12407716809.html

 

 

https://ameblo.jp/cluttered-talk/entry-12407716809.html

 

 

面白いことに、Michikoさんのご指摘について、アメリカ人は素直に認めたことです。

 

ご本人もおっしゃられていましたが、アンケート調査を行ったフォーラムサイトについて、とても規制が緩く(それ自体は良いことなのだが)、何人かの怒ったアメリカ人たちが、Michikoさんを日本人だと知って、デカい原爆画像を送り付けたり、アジア人全体に対して酷いヘイトスピーチを行いましたが、全体としては『アメリカは衰退している』という認識でした。

 

いずれにせよ、今回の出来事でわかったことは、アメリカ人の奥底に眠る「中国やアジア全体に対する敵意や蔑視」、巷ではいくつか指摘されていたけれど、Michikoさんの実態調査でそれが可視化されたこと。ほかにも興味深い見識を与えて下さる、とても貴重な記事でした。

 

 

<参考資料>

 

・マスコミに載らない海外記事 『21億ドル・イージス・ミサイルの対日輸出で中国をいらだたせるアメリカ』

 

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2019/01/21-d2ce.html

 

・同 『トランプによるベネズエラのライバル政権承認は外交雪崩を引き起こす』記事

 

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2019/01/post-f777.html

 

・Cluttered talk blab blab blab 『文在寅、観覧式直後に済州島海軍基地の地元民に謝罪』記事

 

https://ameblo.jp/cluttered-talk/entry-12411664914.html

 

・同 『アメリカ人に聞いてみた~アメリカの衰退は、いつから始まったのか~』記事

 

https://ameblo.jp/cluttered-talk/entry-12407716809.html

 

・Disqus - When was the start of the US decline? · POLITICAL RHETORIC BUSTERS · Disqus

 

https://disqus.com/home/discussion/channel-politicalrhetoricbusters/when_was_the_start_of_the_us_decline/

 

・2018年11月29日(木曜日) 『東京新聞』(朝刊)

 

 

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