しばき隊暴行事件に関して、デマだと騒ぐ人たちもいるでしょうが、高島章弁護士をはじめ、被害者Mさん、関係する方々の証言やブログを含め、私はこの事件を「黒」だと思います。

 

その中で、辛淑玉氏が「実際に暴行を行った人たち」宛てに書いたとする文書が、ネット上に出回っています。今回その一部を読ませて頂きます。

 

https://twitter.com/niraikanai07/status/733035135587622912/photo/1

 

 

https://togetter.com/li/976995

 

 

この文書の信憑性については、李信恵氏の直接のツイートにより、おそらく事実だと判断します。

 

https://twitter.com/rinda0818/status/730411260546686981?lang=ja

 

 

そして、文書の一ページ目を拝読した私の感想は、なぜ今まで「暴行の事実」を隠してきたのか、暴行した人たちを「友人」と呼ぶのなら、友人として、事件で発生した社会的責任をなぜ関係する人たちに問うことなく、合わせて起きた「リベラル間における深刻な亀裂」や、世間の眼差しに対する緊張感のなさだったり、音声の書き起こしで明るみになった、LK氏の狂気とも言える暴走。これだって、一般の目からすれば「在日の人たちって、やっぱりキレやすい」「結局『黒』だったから、発狂したんじゃないの?」と疑念を持たれるのは避けられません。

 

そうした事実を勘案し、被害者Mさんに対する後の「しばき隊の蛮行」含め、私はとことん、これらの集団に対するむせ返るような嫌悪感と、あっという間に崩れた信用日本のリベラルにおける根本的な陥穽を目の当たりにしました。

 

※赤文字の詳細

https://twitter.com/barlkarth/status/740823287241048064

 

 

 

http://critic20.exblog.jp/25701892/

 

野間氏以外の「セカンドリンチ」の加害者は、関西の某有名大学の教授であるKM氏だそうです。彼のツイートはすでに「削除済み」であり、ネットで検索すれば「魚拓画像」があります(被害者の実名が表記されているのでここでは載せません)なお、野間氏本人は、未だにこの被害者M氏の実名・所属晒しとなったツイートを削除しておりません。

 

 

また、これは辛淑玉氏ご自身への問いかけとなりますが、彼女が今まで作り上げたもの、関係してきた人たち含め、一種の「恨みや怒り」によって、激しく自分たちを美化しているのではないかと思うのです。

 

というのも、彼女の文書(1ページ目)の最後から2ページ目における、「朝鮮学校の教師に受けた暴行」(「ここの部分」は、『のりこえねっと』の放送で自身の人生経験の内として述べていていた)も、過去に自分たちが受けた恨みつらみ、それらが蓄積した結果、自分たちは「これだけ酷い事をされた」のだから、何をやっても許されるという認識を生み、一種の独善や教条、ひとえに狭い視野によって生み出された思想、しばき隊のような『米国アンティファ』の模倣集団とも相性が良く、日頃「レイシストたちと戦っている」から、批判する人は呼び出してリンチしてもかまわない、沖縄で女性に淫らな行為をはたらいても構わない、一体これでは「誰のための活動」か、おそらく理解できる人はいないでしょう。

 

※しばき隊関連組織『男組』の組長である、高橋直輝(本名:添田充啓)氏による性被害女性(ミサさん)の告発

 

https://jfxaprt17.blogspot.jp/2017/09/blog-post.html?spref=fb

 

・添田充啓(高橋直輝)氏に性被害を受けた女性の告発を受けて

 

(2017年9月13日 乗松聡子 『ちきゅう座』より)

 

http://chikyuza.net/archives/76570

 

 

同じ在日の人たちでも、辛淑玉氏のように「泣き言ばかり」言っているのは見たことがありません。もちろん、日本が過去に実際行ってきた事実を振り返って、その罪を問いただすことや、今でも続く差別を論じることは、我々日本人がしっかりと耳を傾けるべきだと思います。

 

しかし辛淑玉氏は、後の文書で「総連も民団も在日を食い物にしてきた」と、彼女や弟さんに対する教師たちの壮絶なリンチが事実だとしたら、とてもむごいことであり、断じて許すことができませんが、その結果どういうことを思うのでしょう。

 

実際、アジアの人々は、日本軍によって「ぶち殺されて」います。

 

恐ろしい人体実験だったり、生きたまま刀で突きさせられ、言葉では言い表せないような凄惨な事実が数々あって、海外ブロガーのMichikoさんが実際英語で会話されたフランス国籍の中華系ベトナム人の女性や、他のアジア人にしろ、実際日本人が「連帯の意思」を表明すれば、その「差」は乗り越えられてしまうのです。

 

それを、お前たちは過去にこういうことをやったから、生涯憎むべき敵だ。沖縄の米軍基地も、わからずやの本土の日本人に移植して、一生米国の奴隷でいろという認識も、すべて辛淑玉氏ご自身の人生観と重なるものがあります。

 

 

そうやって「敵」を作って、「自分たち」(辛淑玉氏界隈を指す)は可哀そうな被害者であることを自負して、今回の暴行事件だって、認知して事件の後始末を「指揮した」あとも、誰もがわかる形で、Mさんに対する謝罪や補償もせず、それによって発生した、アンチレイシズムに対する信用被害を招いた責任も取らずに活動をつづけてきたことを見れば、この人がいう「食い物にしてきたもの」と同じか、批判する道理すら持たなくなります。

 

 

<参考資料>

 

・Michikoさんのブログ『Let's talk about a war crime①

 

・拙ブログ『‐米国に庇護を求めれば済む話なのか(南中国海問題を考える)‐』のコメント欄より

 

https://ameblo.jp/epikutetosu/entry-12329426965.html

 

・『世に倦む日日』より「リンチ事件被害者に提訴された野間易通 - 野間敗訴は確実、さらに追い打ちも」

 

http://critic20.exblog.jp/25701892/