前回の記事

 

‐二度目の開催地はベトナムか(朝米首脳会談の行方)‐

 

 

 

2019年1月20日 TBS『サンデーモーニング』報道より (友人提供)

 

在日コリアンの友人が、たしか中学生か高校生のころに、『もとを辿ると(もとをただせば?)』という同じ関口宏氏が司会を務める番組で、植民地独立のたたかいにおける『抗日戦争』を否定し、さらには御用ロシア人を持ち出して、北朝鮮の歴史や、故・金日成主席などを大っぴらに否定する番組をやっていたと話しています。

 

 

 

 

 

 

【ノーカット】防衛省がレーダー照射の動画公開

 

SankeiNews

 

https://www.youtube.com/watch?v=GNBhAAMc2Hk

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※漁船は遭難した北朝鮮の漁師の方々

 

‐あの戦争で我々はものすごいものを失った‐

 

物事の大筋を見れば、2018年に3度の首脳会談を経て構築された南北朝鮮の信頼や、北朝鮮とアメリカとの関係改善の中で見えてきた、北東アジアの平和の一環として、韓国軍は遭難した北朝鮮漁船の救助を行いました。

 

それなのに、自衛隊は「安全保障」というタテマエを引っ提げ、アメリカの植民地でありながら、存在しない自国主権を武器に、南北朝鮮の人たちに恥知らずなマウンティングを取った。

 

つまり、これに賛同する人たちの言い分を辿ると、遭難した船員の人々に「死ね」と言っていることと同義です。

 

 

 

 

 

 

政府をはじめとして、リベラル、中道、右翼含め、とにかく日本のアジア諸国向け「安全保障」の熱の入れっぷりには驚く。これ見よがしに「国際法」など称して、その『中立性』をアピールしたがるが、ものごとの本質を見抜けば、それが欺瞞であることに気付く。

 

‐人扱いされない民族の末路 その1‐

 

‐人扱いされない民族の末路 その2‐

 

 

米軍機による超低空飛行訓練の実態

 

kochiminpomovieさんのアカウントより

 

https://www.youtube.com/watch?v=4-HVIF-UQzs

 

 

週刊誌 『FLASH』 2019より

 

 

日本を代表する良心的人権派雑誌(笑) 『実話BUNKAタブー 2019年 3月号』より

 

‐日本人がどんどん盲目になっていく・・・(「植民地的鎖国思想」の果てにあるもの)‐

 

 

相手を選び、必死に否定する日本人の姿を見れば、この国の置かれている現状がだんだんとわかってくる。

 

※テロップでは「タメ口」だが、原文は「丁寧語」です

 

 

 

 

いや、正論じゃね?

 

だってさ、韓国関連でいうと、いつも日本って威圧的じゃない。

 

過去の経済関係を持ち出して、自分たちの優位性を示したり、他にも慰安婦や徴用工、殊にBTSの原爆Tシャツのくだりに至っては、もろに怒りをあらわにしちゃって、もちろん偽物の「怒り」なんだろうけど、当のアメリカ人たちが「どう思っていたり」、昭和天皇の過去の発言だって、全部スルーじゃん。

 

‐防弾少年団(BTS)の『原爆問題』を考える その2‐

 

重複で恐縮ですが、日本の『そういう姿勢』が、アジア全体から見透かされているのですよ。

 

‐あの戦争で我々はものすごいものを失った‐

 

国によって、コロコロ態度を変え、怖い相手にはヘコヘコして、自分たちが「弱い」と思い込んだ相手には、感情を剥き出しで官民総出で攻撃する。

 

 

https://ameblo.jp/cluttered-talk/entry-12329980224.html

 

 

https://ameblo.jp/cluttered-talk/entry-12329980224.html

 

いいかげん、マジでやめないと大変なことになる。

 

結果的に、『日本人全体』がそのように見られ、本来アジアとの和解と再統合を目指そうとする人たちまでもが、多大な迷惑を被ることになります。

 

 

 

 

 

 

『レーダー照射問題』における韓国世論調査(TBS『サンデーモーニング』より)

 

 

 

 

 

 

今回の『サンモ二』の報道姿勢で、見えちゃったことが一つあるんですよ。

 

直接言葉には表さなかったけど、所謂韓国の「反日世論」なるものを持ち出して、「従北」である文在寅大統領は、日本に強硬姿勢を取って来るだろうという意図が。。。

 

実際の物事の構造は、在韓米軍を筆頭に、自民族の統一と独立を目指す韓国と、今のままアメリカの植民地でいようとする日本「衝突」して、今回の『レーダー照射問題』へと発展したわけです。

 

そこにあるのは、思考停止した北朝鮮の『悪魔化』や、現実の北東アジア情勢を無視した形で、韓国をディスりたい唯一つの感情というわけです。

 

無論、そこには「アメリカのメディア」と「日本のメディア」の従属関係がある。

 

『マスコミに載らない海外記事』

 

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/

 

 

続いて日本の世論調査(同)

 

 

 

 

 

殊に日本では、「日本語メディアだけ」の偏った情報しか存在せず、四六時中、日本が「被害者」であるような報道が流布されれば、こういう数字が出ても何ら不思議はない。

 

『サンデーモーニング』に限らず、今のリベラルは堕落しきっていて、かつてのような日本や中国、北朝鮮、韓国を含んだ北東アジア全域の利益を考えるよりも、アメリカの国益や利益に従属して、北朝鮮や中国を完全敵視して、それに「靡こうとする」韓国を批判して、一体何を主張したいのか、もうサッパリわからない状況です。

 

 

‐新シリーズ・朝鮮統一と日本を考える 最終章(日本自主化のプロセスと東アジアの平和樹立)‐

 

‐韓国に進出した日本の独占企業の話 最終回(日米独占資本の「相違」と平和国家の欺瞞)‐

 

‐シリーズ『日米同盟』の正体 最終回(米日韓の断ち切れぬ軛)‐

 

拙ブログの「過去の歴史検証」でわかることは、現在の日本リベラルの姿勢は、アジア全域の平和や独立よりも、米国による『一元支配』を望み、在日米軍・在韓米軍はウェルカム、日韓両国は、ともに「アメリカの植民地」において友好に務めるべきだという認識であることです。

 

だから、彼らの中では北朝鮮や中国は『永遠の敵』であるし、日本国内における朝鮮学校や総連に対して不信や憎悪をたぎらせ、「アメリカさまの脅威」として、いとも簡単にその弾圧に加担したり、根本的な差別撤廃において非協力的だったりもする。

 

現実でどんなに平和が進もうと、むしろ都合が悪く、米軍の海外展開や、戦争には賛成で、マジでアメリカのリベラルとそっくりというか、その「先兵」として、今の日本のリベラルの姿がある。

 

次の記事では、それが色濃く反映されています。

 

 

<参考資料>

 

・2019年1月20日 TBS『サンデーモーニング』報道

 

・Youtube動画 『【ノーカット】防衛省がレーダー照射の動画公開』

 

https://www.youtube.com/watch?v=GNBhAAMc2Hk

 

・同 『米軍機による超低空飛行訓練の実態』

 

https://www.youtube.com/watch?v=4-HVIF-UQzs

 

・週刊誌 『FLASH』 2019 記事

 

・日本を代表する良心的人権派雑誌 『実話BUNKAタブー 2019年 3月号』記事

 

 

<ツイッター>

 

【歴史学を学ぶ大切さを伝えるブログ(ふーくん)】

 

https://twitter.com/XMfD0NhYN3uf6As

 

 

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