オリンピック選手の身体の使い方と股割り | 股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

骨盤後傾から骨盤をおこし股関節を超なめらかに。体幹と四肢を連動させ動きの質を追及する。運動とは人の重心が移動することである。運動を成立させるべく構造動作理論(Anatomical Activity)に基づくトレーニング方法と身体観察について綴ります。

お盆休みは、雨降りが続く。休みが続く、天気が崩れる、という組み合わせは、体調管理が難しいのか、体調を崩されている人が多い。逆に、元気な人というのは、規則正しい生活を崩さず、身体を動かしている傾向にある。
 
 
オリンピックが終わり、日本人選手で身体の使い方が理想的な選手はいますか?という話になった。私が、理想的というか、気になった選手は、マラソンの大迫選手と体操の橋本選手だ。気になったポイントは、力感少なく、しなやかな動きに感じたこと。しなやかに、動けるようになりたいものだ。
 
 
さて、元気に空手で身体を動かしている石原さんの動作チェックをおこなった。徒手検査法で細かく、関節や筋肉、骨格のアライメントを検査する。検出された問題に対し必要な施術を施し、正しい感覚の入力をする。
 
 
運動は、正しい感覚を入力し出力することが大切だ。 この感覚と運動の循環が良好になるように、身体を調整し、正しい運動の出力ができるまで感覚と運動を繰り返し上書きする。
 
 
石原さんのように、世界チャンピオンを経験したことがあるアスリートでも、自分が納得する動作ができるまでには課題が多い。生涯かけて修行する道を選択した人は、すごい。
 
 
股割りは、中心力を養い、四肢の連動を円滑にするためのトレーニングとして優れている。
 
 
正拳突きの動作を見直す。
 
 
上段蹴りの動作を見直す。
 
 
基本的な動作は、頭と脊柱を中心に四肢を連動するシンプルな仕組みで成り立っている。しかし、シンプルな仕組みだからこそ、動作を難しくしている傾向にある。自分の身体と動作がどのような状態にあるのかを把握し、その状態にとって必要なトレーニングを重ねたい。
 
 
 
 

腹圧を高める腰方形筋と大腰筋

 

顎を引くとは?頸椎前部と関連のもつ筋

 

股関節or腰椎、脊柱に間接的な影響を及ぼす腹筋