牧神の蹄と股割りを使った朝の運動ルーティーン | 股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

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骨盤後傾から骨盤をおこし股関節を超なめらかに。体幹と四肢を連動させ動きの質を追及する。運動とは人の重心が移動することである。運動を成立させるべく構造動作理論(Anatomical Activity)に基づくトレーニング方法と身体観察について綴ります。

午前中に雨が降り始めた。今朝は寝坊をしてラジオ体操の代わりに行っているウォーキングにいけなくて残念。今週末まで天気が崩れる予報なので、運動不足にならないように気を付けたい。
 
お盆休みに入り、来院される方たちは日常生活のリズムを崩しているのか、体調が崩れ気味。そんな中、元気な人の生活リズムを聞いてみると、牧神の蹄と股割りを使った朝の運動ルーティーンが緻密過ぎて驚いた。
 
 
2個のブロックを利用して髙さを付けた股割りからはじまり、1個のブロックを利用した股割り、ブロックなしの股割り。その間に股割りの効果を確認と足先から股関節の連動を高めるために、牧神の蹄を使って感覚と運動の循環を良好にする。朝20分ほどで股割りは完了するそうだが、これが習慣化されてることだった。
 
 
運動は、自分の身体の状態に必要なことを、正しい感覚を入力し出力することが大切だ。
 
 
牧神の蹄は、正しい感覚を入力するのに優れている。牧神の蹄を4個使って、足指の正しい感覚を入力する。そして、牧神の蹄の積み、降ろしで足の指先から股関節の正しい運動出力をおこなう。この感覚と運動が良好に循環するように、繰り返し洗練させていく運動をすることが大切だ。
 
 
今日は、科学で知り得ることと、人知では知りえないことがあると、教えてもらった。そして、この2つのことが存在することを理解しておくことが大切だということだった。人の身体の中にも、この2つのことが存在する。自分の身体なのに、知らないことが多すぎると、不安になりがちである。自分の身体の状態が、どのような状態なのかを、できる限り理解したいものだ。
 
 
そして、今の自分の身体の状態が理解できれば、自分がどうなりたいか、自分がどうしたいか、ということに対して必要なことをしていけばよい。しかし、なりたい、したい自分があるのにも関わらず、必要なことをしなければ、目的を達成することができないのは必然のこと。理解できるようで、理解するのが難しい問題のようだ。
 
 
自分の目標を達成する人に共通することは、積み重ねる力があること。日々、良い学びをさせていただいている。とても、ありがたいことだ。
 
 
めずらしい、お客さん。ハグロトンボがヒラヒラと待合室に入ってきた。雨宿りかな。
 
 
 
 

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