12月に入って、腰痛で来院される方が増えました。痛くて大変ですね。
私も20代の頃はギックリ腰を何度も繰り返して寝たきり状態を経験していますから痛くて動けない辛さ、よくわかります。
「急に寒くなったのが原因ですか?」
といわれる方がいましたが体が縮こまっている状態で動作をして腰に負担がかかった、という症例ももちろんあります。でも、腰痛の原因は体の状態や日常生活の動作習慣が、皆さん、違うように様々なんですね。
私の治療院では
①骨格の位置
②関節運動の方向
③筋肉の作用
④固有感覚(深部感覚)
⑤重心移動
⑥運動軸
⑦脊髄反射
最低でも、これらの7項目をチェックして腰痛の改善策を探ります。原因は人それぞれですので自分に必要な予防対策をする必要があります。当院では腰痛の予防方法をお伝えしていますが皆さんすぐに忘れてしまいます。ですから、何度でもお伝えします。
それは、「腰は動かさない、股関節で動く」です。
腰の痛みがなくなると、ついつい今までの動作の方法になりがちでが、股関節を使えるようにならないと、
再び腰に負担をかけることになります。私がそれでギックリ腰を繰り返しましたので股関節を使って動作をできるようにすることが重要です。
【股関節の位置】
股関節は解剖学で hip joint お尻の関節です。股関節の位置を忘れないようにしてください。
とはいえ、股関節を使って動作をできるようにすることは簡単でありません。日頃から股関節の訓練を心がけてギックリ腰を繰り返さないようにしましょう!
【再発防止】ギックリ腰の予防方法