股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

骨盤後傾から骨盤をおこし股関節を超なめらかに。体幹と四肢を連動させ動きの質を追及する。運動とは人の重心が移動することである。運動を成立させるべく構造動作理論(Anatomical Activity)に基づくトレーニング方法と身体観察について綴ります。


指先から身体を整える機能回復のための所有感覚メソッド(春秋社)


内容紹介

筋力も体力も関係ない。老いも若きも「末端」の感覚を高めれば身体は甦る! 身体に元々備わっている回復力こそが心身の健康の決め手。各部の骨格ポジションを整えて末端の感覚を磨き、全身がつながりを取り戻すことで、回復力の高い身体を手に入れる方法。


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えにし治療院は、『機能回復』専門の治療院です。ひとりひとりに最善のサポートができるようこころがけています。症状や気になることをできる限りお知らせください。

代表 中村考宏

 

12月に入って、腰痛で来院される方が増えました。痛くて大変ですね。
私も20代の頃はギックリ腰を何度も繰り返して寝たきり状態を経験していますから痛くて動けない辛さ、よくわかります。
 
 
「急に寒くなったのが原因ですか?」
 
といわれる方がいましたが体が縮こまっている状態で動作をして腰に負担がかかった、という症例ももちろんあります。でも、腰痛の原因は体の状態や日常生活の動作習慣が、皆さん、違うように様々なんですね。
 
私の治療院では
 
①骨格の位置
②関節運動の方向
③筋肉の作用
④固有感覚(深部感覚)
⑤重心移動
⑥運動軸
⑦脊髄反射
 
最低でも、これらの7項目をチェックして腰痛の改善策を探ります。原因は人それぞれですので自分に必要な予防対策をする必要があります。当院では腰痛の予防方法をお伝えしていますが皆さんすぐに忘れてしまいます。ですから、何度でもお伝えします。
 
それは、「腰は動かさない、股関節で動く」です。
 
腰の痛みがなくなると、ついつい今までの動作の方法になりがちでが、股関節を使えるようにならないと、
再び腰に負担をかけることになります。私がそれでギックリ腰を繰り返しましたので股関節を使って動作をできるようにすることが重要です。
 
【股関節の位置】
股関節は解剖学で hip joint お尻の関節です。股関節の位置を忘れないようにしてください。
 

とはいえ、股関節を使って動作をできるようにすることは簡単でありません。日頃から股関節の訓練を心がけてギックリ腰を繰り返さないようにしましょう!

 

【再発防止】ギックリ腰の予防方法

 

構造動作トレーニング・東京教室

 

 

パーソナルトレーニング

 

 

 
股関節を滞りなく思い通りに動かすためには、
 
①骨格の定位置
②関節運動の方向
③筋肉の作用
④固有感覚(深部感覚)
⑤重心移動
⑥運動軸
⑦脊髄反射
 
これら7つのポイントをクリアすることが必要です。
 
股割りなりスクワットをする場合に7つのポイントを踏まえてトレーニングをおこなう、ということです。
 
動きの優れたスポーツ選手は、本人に自覚がなくても、これら7つのポイントを踏まえてトレーニングしています。
 
逆に一般の方は筋肉ばかりに重点をおき、他のポイントがトレーニングされていないことが多いです。これは、トレーニングの質となり現れます。
 
やはりポイントをいくつクリアできているかで、効果が高く、効率的なトレーニングになります。
 
ですので、股割りやスクワットのトレーニングをする場合は、7つのポイントを踏まえておこないます。
 
①骨格の定位置は、形状の異なる様々な骨が力学的に最も強度を発揮する位置を身につけます。
 
②関節運動の方向は、各関節が連動する関節の運動方向を身につけます。
 
③筋肉の作用は、筋肉の起始停止部をそろえ筋肉の収縮率を高めます。
 
④固有感覚(深部感覚)は、体の動きの流れを認識できるようにします。
 
⑤重心移動は、動作において円滑な重心の軌道を描けるようにします。
 
⑥運動軸は、上肢、下肢、脊柱、3つの運動軸をそろえた状態で動作をおこなえるようにします。
 
⑦脊髄反射は、伸張反射を発動して跳躍動作をおこなえるようにします。
 
股関節を滞りなく思い通りに動かすためには、これら7つのポイントをクリアすることが必要です。
 
 
股関節7つのポイント!股割りやり方

 

 

構造動作トレーニング・東京教室

 

 

パーソナルトレーニング

 

 

 
 
 
11月の構造動作トレーニング・東京教室レポートです。構造動作トレーニングは7つのアプローチから体の各器官を統合して体を思い通りにコントロールできるようにしていきます。
 
 
1.骨格位置
2.筋肉の作用
3.関節運動の方向
4.固有感覚(深部感覚)
5.重心移動
6.運動軸
7.神経反射
 
 
体を思い通りにコントロールするためには最低7つの項目をクリアする必要があります。教室では体の基礎作りとして1から5に重点を置いて各器官をアプローチします。
 
 
まず、トレーニングをするときに大切なことは各器官を偏りなくアプローチすることです。筋肉だけ、骨だけ、関節だけに偏らない、ということです。体の動きは各器官が統合することでコントロールが可能になります。解剖学、運動学、生理学を正しく理解してトレーニングをすることが必要です。
 
 
体の各器官の動きというのは、体の内外の流れとして捉えることができます。流れは、液体や気体が流れること、その状態やそのもの、流れるように連なって動くもの、またその動き、などの意味があります。骨、筋肉、関節、感覚、神経などの流れを疎通させて体の各器官を統合していきます。ですから偏ったアプローチをしてしまうと、流れが滞ることがありますので注意が必要です。
 
 
体が思い通りにならいとき、不調から抜け出せないでいるときは、これらの流れが滞っていることが考えられます。偏ったアプローチではなく、各器官の流れを疎通し統合するアプローチを心がけてください。
 
 
【開脚足抜きのやり方】股割りの股関節切り返し方法

 
構造動作トレーニング・東京教室

 

 

パーソナルトレーニング