股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座 -2ページ目

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

股関節の可動域を広げるために、深部感覚や運動軸の視点から動作を分析し、滑らかに動ける身体づくりを探求するブログです。

投球動作がぎこちない理由——鍵盤に負担がかかる本当の原因

投球動作がどこかぎこちない。 肩や肘だけでなく、前腕(屈筋群・伸筋群)に負担がかかって故障につながる。 こうしたケースでは、単なるフォームの問題ではなく、 「運動軸のズレ」が背景にあることが非常に多くあります。


◆運動軸がズレると何が起きるのか

投球は「腕を振る動作」ではありません。 本来は 股関節 → 体幹 → 肩甲帯 → 上肢 という連動で力が伝わります。

しかし運動軸がズレると——

  • 股関節が使えず、上半身だけで投げようとする

  • 肩が詰まり、肘が下がる

  • 前腕で“無理にボールを押し出す”

  • 結果として、前腕・肘・肩に過剰な負担が集中する

つまり、腕の故障は腕だけの問題ではないということです。

◆3つの運動軸が揃うと、体は“中心”から動き出す

運動動作の質を決めるのは、筋力よりも 「軸の通り方」 です。 人の体には、次の 3つの運動軸 が存在します。

  • 上肢の軸(肘の屈伸方向)

  • 下肢の軸(膝の伸展方向)

  • 脊柱の軸(頭部〜骨盤の荷重ライン)

この3軸が揃うと、 それぞれがバラバラに働くのではなく、 一本の“中心運動軸”として統合されます。

 

◆中心運動軸ができると何が変わるのか

中心軸が通ると、体は“外側の筋力”ではなく、 骨格の構造そのものが動きを導く状態になります。

その結果——

  • 回旋動作がコンパクトになる

  • 無駄な力みが消える

  • 体幹と四肢が同時に動く

  • 「キレ」「速さ」「安定」が同時に手に入る

特に回旋動作では、 中心軸を軸にして回るため、ブレがなくキレが出るのが特徴です。

◆3軸が揃わないとどうなる?

逆に、どれか1つでもズレると——

  • 股関節がロックする

  • 体幹が遅れて回る

  • 肩や腰に負担が集中する

  • 回旋が大きく見えるのに“力が伝わらない”

つまり、フォームの乱れや故障の多くは「軸のズレ」が原因です。

◆鍵盤に負担がかかる選手の共通点

実際の指導現場でも、故障しやすい選手には共通点があります。

  • 立位で軸が後ろにズレている

  • 骨盤が寝て、股関節がロックしている

  • 体幹の向きと腕の向きが一致していない

  • リリース時に“腕だけが先行”してしまう

これらはすべて、運動軸の乱れから生じる現象です。

◆改善の鍵は「股関節」と「軸の通し方」

投球動作を安定させるために必要なのは、 筋力よりも “正しい位置に体を乗せること”

  • 股関節がはまる

  • 体幹の向きが安定する

  • 肩甲骨が自然に動く

  • 腕は“勝手に振られる”状態になる

この流れが整うと、 鍵盤の負担は一気に軽減し、投球は滑らかに変わります。

◆まとめ:故障の原因は「腕」ではなく「軸」

投球動作がぎこちない、鍵盤が張る、肘が痛む—— そんな時こそ、見直すべきは 運動軸 です。

軸が整えば、 股関節が働き、肩が軽くなり、腕は自然に振られます。

故障を防ぎ、パフォーマンスを高めるために。 まずは “正しい軸に立つこと” から始めてみてください。

 

 

■関連リンク

えにし治療院 パーソナルトレーニング

構造動作トレーニング講座・股割り教室 

■プロフィール

中村考宏(三重県桑名市・えにし治療院)

著書 『骨盤おこしで身体が目覚める』(春秋社) 『趾でカラダが変わる』(日貿出版社)

Webサイト

■プロゴルファーが故障を抱えて来院する理由

治療院には、プロゴルファーの選手が 腰・膝・足首・肘・肩 など、さまざまな故障を抱えて来院されます。

競技レベルが高いほど、 スイングの反復や偏った負荷が積み重なり、 身体のどこかに“ひずみ”が生まれやすくなります。

しかし、故障の本質はもっとシンプルです。

 

■故障の根本原因は「運動軸のズレ」

どの部位の故障であっても、 共通しているのは 運動軸がズレている ということ。

運動軸がズレると、

  • 関節が本来の方向に動けない

  • 動作がぎこちなくなる

  • 代償動作が増える

  • 一部の筋肉や靭帯に負担が集中する

結果として、故障につながります。

■改善の鍵は「運動軸をそろえること」

私が行うトレーニングの中心は、 上肢・下肢・脊柱の3つの運動軸をそろえること

関節は本来、 軸を中心に回転・屈伸するように設計されています。

軸がそろうと、

  • 関節がスムーズに動く

  • 筋肉の力みが消える

  • 動作が軽くなる

  • 無駄な負荷がかからない

つまり、身体が本来の構造で動き出すのです。

■軸がそろった回旋動作は“コンパクトで強い”

特にゴルフで重要なのが 回旋動作

中心運動軸が据わると、 回旋は驚くほどコンパクトに、そして強く行えるようになります。

  • 大きく振り回さない

  • 力みがない

  • 軸がブレない

  • インパクトが安定する

プロ選手でも、軸が整うだけで スイングの質が大きく変わります。

■プロであっても「正しい運動」を身につける必要がある

プロだからといって、 最初から正しい運動ができているわけではありません。

むしろ、 長年の癖や偏った使い方が積み重なり、軸がズレているケースが多い。

だからこそ、 故障を改善し、動作をスムーズにするためには 運動軸を整えるトレーニングが不可欠です。

身体の構造が整えば、 パフォーマンスは自然と上がり、 故障しにくい身体へと変わっていきます。

■一般の方も“運動軸のズレ”は他人事ではありません

プロゴルファーの故障と聞くと、 「自分には関係ない」と思われるかもしれません。

しかし実際には、 日常生活の中でも運動軸は簡単にズレます。

  • 長時間のデスクワーク

  • 片側に体重をかける立ち方

  • 片手ばかりで荷物を持つ

  • 歩き方のクセ

  • スマホ姿勢

こうした“日常のクセ”が積み重なることで、 関節の動く方向が少しずつズレていきます。

その結果、

  • 肩こり

  • 腰痛

  • 膝の違和感

  • 足首の不安定感

  • 動きのぎこちなさ

といった不調につながります。

■まず整えるべきは「3つの運動軸」

一般の方でも、プロ選手と同じく 上肢・下肢・脊柱の3つの運動軸 を整えることが大切です。

軸がそろうと、

  • 身体が軽く動く

  • 関節の負担が減る

  • 姿勢が安定する

  • 疲れにくくなる

  • 日常動作がスムーズになる

「運動が苦手」「体が硬い」という方ほど、 軸が整うと変化が早く出ます。

■今日からできる簡単なセルフチェック

ご自宅でもできる“軸のズレチェック”を紹介します。

●① まっすぐ立ったとき、左右どちらかに体重が偏っていないか

→ 偏っている場合、下肢の軸がズレています。

●② 腕を上げるとき、肩がすぐ力む

→ 上肢の軸がズレているサイン。

●③ 深呼吸すると胸だけが動き、肋骨やお腹が固い

→ 脊柱の軸が安定していません。

ひとつでも当てはまれば、 軸を整えるだけで身体は大きく変わります。

■まとめ:プロも一般の方も“正しい運動”が必要

プロゴルファーであっても、 一般の方であっても、 身体は同じ構造で動いています。

だからこそ、 故障を防ぎ、動作をスムーズにするためには 運動軸を整えることが最も重要です。

軸がそろえば、 身体は自然に軽く、強く、安定して動き出します。

 

 

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■プロフィール

中村考宏(三重県桑名市・えにし治療院)

著書 『骨盤おこしで身体が目覚める』(春秋社) 『趾でカラダが変わる』(日貿出版社)

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先日、プロサッカー選手の方からこんなメッセージをいただきました。

「身体能力が低い上に動きづらい。 もっとスムーズに動ける体になりたい。 アジリティを上げたいし、すぐモモ前に乳酸が溜まってしまうのを改善したい。 これらは股関節の可動域が関係しているのではと思い、ご連絡しました。」

プロの現場で戦っている選手でも、こうした悩みを抱えていることは珍しくありません。 むしろ、身体能力が高い人ほど「股関節の使い方」でつまずくケースは非常に多いです。

 

◆ プロ選手でも「動きづらさ」が出る理由

結論から言うと、 筋力や体力の問題ではなく、“動作の軸がズレている”ことが原因です。

軸がズレると、 ・太もも前が代わりに働く ・骨盤が不安定になる ・深部感覚が鈍る ・動きが重くなる といった連鎖が起こります。

これは一般の方でも、アスリートでも同じです。

◆ モモ前がすぐパンパンになるのは「股関節が働いていないサイン」

本来、サッカーの動きは 股関節 → 体幹 → 足 という順番で力が伝わります。

しかし股関節が使えていないと、 本来は補助であるはずの 大腿四頭筋(モモ前) がメインになってしまいます。

その結果、 ・ダッシュで張る ・切り返しで乳酸が溜まる ・ジャンプで前ももだけ疲れる という状態になります。

これは「鍛え方が足りない」のではなく、 “使い方が間違っている”だけです。

◆ アジリティが上がらない理由も同じ

アジリティは筋力よりも、 股関節の軸 × 骨盤の中間位 × 深部感覚 で決まります。

軸がズレたままでは、 どれだけトレーニングしても「軽さ」「速さ」「キレ」は出ません。

プロ選手でも、ここを整えるだけで 動きが別人レベルに変わることがあります。

◆ 「可動域を広げる」だけでは改善しない

多くの選手が 「股関節の可動域を広げれば動きが良くなる」 と考えますが、実は違います。

必要なのは、 “股関節を使える状態に戻すこと”です。

そのためには、

  1. 骨盤を中間位に戻す

  2. 股関節の軸を整える

  3. 腸腰筋を働かせる

  4. 深部感覚を取り戻す

この順番が欠かせません。

◆ プロ選手にも一般の方にも共通すること

今回の相談はプロサッカー選手ですが、 実はこの悩みは一般の方にもそのまま当てはまります。

・歩くとモモ前が張る ・階段で疲れる ・スクワットで前ももだけ痛い ・動きが重い

こうした悩みの多くは、 股関節が使えていないことが原因です。

つまり、 「プロだから特別」ではなく、 人間の体の構造として共通している問題なのです。

◆ 今日からできる“最初の一歩”

まずはこれだけでOKです。

① つま先を前に向けて立つ ② 恥骨を意識する ③ 股関節の位置(お尻のえくぼの奥)を明確にする

これだけで、 ・モモ前の張りが軽くなる ・骨盤が安定する ・動きがスムーズになる という変化が出る方が多いです。

◆ まとめ

・プロ選手でも「動きづらさ」は起こる ・原因は筋力ではなく“股関節の使い方” ・モモ前が張るのは軸のズレ ・アジリティは「股関節 × 骨盤 × 深部感覚」で決まる ・可動域よりも“使える状態づくり”が重要

もしあなたも、 「動きが重い」「モモ前が張る」「アジリティを上げたい」 という悩みがあるなら、 それは股関節が使えていないだけです。

正しい順番で整えていけば、 体は必ず変わります。

 

 

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中村考宏(三重県桑名市・えにし治療院)

著書 『骨盤おこしで身体が目覚める』(春秋社) 『趾でカラダが変わる』(日貿出版社)

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