構造動作トレーニング・東京教室の世話役を17年間してくださっている動作術の中島章夫先生が70歳になりました。先日、中島先生は古武術研究家の甲野善紀先生をはじめ稽古仲間から盛大な誕生会でお祝いをしていただいた後でしたが、えにし治療院にてささやかではありますがお祝いをさせていただきました。今後も益々お元気で技を極めていってほしいと思います。引き続きよろしくお願いいたします。
武術に限らず、スポーツや日常生活の動作の元には「からだ」があります。「からだ」というのは自分にとって最も身近にありながら、自分にとってよく解らないものでもあります。ですが、そのような「からだ」を思い通りにコントロール出来るようになりたい、と思います。「からだ」というものをよく解らないまま試行錯誤している方が多いのではないでしようか。まずは「からだ」を理解することが必要です。よく解らないままでは、何事も先へは進めません。どのようにして「からだ」を理解していけばよいのか、「からだ」を動かしながら理解を深めていけばいいのです。「からだ」の動きで理解することが重要なのですが、それは、動きを感覚で理解するということですので、感覚を確かなものにしなければなりません。不確かな感覚というのは、自分が動きやすい、と思っている動作の方法が、実際にはそうでもないことが多々あります。これは「からだ」という良く解らないもの、そして、感覚というものの曖昧さから不確かさを招いているのです。感覚を確かなものにするためには、やはり「からだ」を動きで理解する必要があります。確かな感覚か、不確かな感覚か、「からだ」を思い通りにコントロールするための鍵なのだと思います。
【古武術】運動軸調整!動作術中島章夫先生70歳おめでとうございます!
【古武術】杖術!股割りで股関節均等化