55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します -3ページ目

55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

一昔前なら定年を意識する年齢ですが、家族で夢をかなえるために2019年4月に渡米、現地のIT企業のソフトウェア開発部門のエンジニア・PM(プログラムマネージャー)として挑戦しています。

本日はイチロー氏のCelebration weekの最終日ということで、

うちの奥さんが試合観戦に行ってきましたsmile
私はTV観戦

今日 球場に来た人には 以下の記念プレートのレプリカがもらえますsmile

 

<以下は本物>



さらに、うちの奥さんの豪運により、現役選手のサインをもらえたとのことlaugh

54 Carlos Vargas - マリナーズの中継ぎ投手です。

通常、試合前にブルペンで待ち構えて サインを催促したところで、まずサインなどもらえるものではない というのが常識だと思いますが、さすが うちの奥さんlaugh

ちなみに彼女は、20年くらい前に留学していた時に、当時現役で記録を伸ばし続けていたイチロー選手から直接サインしてもらったことがあり、

そのサインボールはうちの家宝と定義されていますlaugh

多分彼女は、イチロー選手のサインボールは たとえ100万円でも売らないと思いますlaugh


さて、試合の方は本日も勝利し、イチロー氏(今日は始球式に登場)のCelebration weekに3連勝で応えた形となり、

またホームラン王の Cal選手は今日もHRを打ち、実に3日連続HRで現在45本と、期待に応えるバッティングを見せてくれています。

なお、年間45本のHRは、MLBの歴史上 キャッチャーのHRの数としては歴代2位であり、歴代1位の48本、そして大台の50本も十分に狙える位置につけているかと思いますsmile


なお、日本では聞くところによるとドジャースの試合だけはすべて放送して大谷選手の活躍をお届けしているらしいですが、

ロスならともかく)ここワシントン州ではドジャースの試合など中継しておりませんので_

大谷選手に対する思い入れが 正直あまり入りません_

したがってホームランキング争いについても、

これを言ったら日本人失格と言われてしまうかも知れませんが、

大谷選手よりもCal選手に勝ってほしいと思っております_

・・日本の報道ではおそらく、Cal選手が 大谷選手のホームランキングをブロックしているにっくき敵、みたいな扱いになっているのだと思いますが_

もちろん、地元シアトル周辺では、Cal選手は今や英雄の中の英雄 ですlaugh

ぜひとも今年はポストシーズンに進んで、そして念願のリーグ優勝を果たしてこの地域を盛り上げてほしいものですsmile

この週末の3日間は、イチロー氏の永久欠番記念のイベントゲームが開催されており、

土曜日の今日はセレモニーが行われて、イチロー氏がスピーチされ、アメリカでも日本でもニュースで取り上げられていると思いますsmile

うちの奥さんが3日連続球場に行って、もちろんセレモニーも生で見て、感動的な週末を過ごしていますsmile
私とうちの子は留守番

<お土産のステッカー>


イチロー氏の英語スピーチは、2週間前のものもそうでしたが、ユーモアが効いていて面白いと思いますlaugh

今回も、最初に「僕に2週間の間に2回も英語でスピーチさせるように仕組んだのは誰だ?人生最大のハードタイムだよ。。」という話から入って笑いを誘っていましたlaugh

※ちなみにイチロー氏は、選手時代には公のインタビューなどでは必ず通訳をつけてこられた為、イチロー氏の英語がどんな感じなのか? ・・もう20年以上もアメリカに住んでいるし基本的に頭のいい人なのでおそらくは英語力は高いと思われるけれども。。 というように思われやすかったと思いますが、

引退セレモニー以降は結構本人の英語を聞く機会が増えたような気がします。

なお、アメリカ英語の発音講師のYumi先生が5年くらい前にイチロー氏の英語を分析した動画をあげていますが、これを見るとイチロー氏の英語発音はかなりアメリカンになっていることがわかります。


また、今日のスピーチの最後の方で、「選手時代に)勝つことはタフであることを思い知らされたけれども、今のチームは勝てる(=ワールドシリーズに行ける)ところにいるし、強くてタレントなチームだから、ぜひ行ってほしい。プレッシャーを相当感じていると思うけれど、プレッシャーを受けないで大きな成功をするということはないのだから、プレッシャーを乗り越えて、成功して、勝ってほしい
という内容のことをはなされていて、

それを聞いた現役選手たちの表情が締まったのが、TV越しに伝わりました。

そして、二日連続勝利、しかも内容的にも素晴らしく、現在MLBでホームラン王のCal Raleigh も二日連続HRを打って44号に伸ばし、

イチロー氏のセレモニーに花を添える形となり、見ていて胸が熱くなりました。

生で見ていたうちの奥さんはもっと、おそらくは一生忘れられない思い出になったことと思いますsmile


プレッシャーを乗り越えないで大きな勝利・成功はない」というイチロー氏の言葉、私も忘れないで、プレッシャーから逃げないで、大きな成功を導けるように精進したいところです。

一か月くらい前に うちの奥さんから 誕生日プレゼントとしてもらった、以下のプラモデル (関連記事)ですが

 

かなり時間が経ってしまいましたが、完成させましたニコニコ

 

本キットは「楽プラ」ですので、もちろん その気になればその日のうちに完成させることもできたと思いますが、

 

これが人生最後のプラモデルになる可能性もありましたし笑い泣き、すぐに終わってしまうのは寂しすぎるので、

 

少し加工しながら じっくりと作ってみることに。

 

とりあえずこのキットは、前輪が左右に曲がりませんし、スプリングでボディが上下に弾むようにはなっていないため、ドリフトをしているような雰囲気を出すことができなかったので、

 

前輪のシャフト部分を針金を使って完全自作仕様にして、動きをつけられるようにしました。

 

・・すこしドリフトをしているような雰囲気に見えたら成功です笑い泣き

 

いずれにしても、「楽プラ(初心者向け)」とされている割には、キットとしてはそこそこいい感じに再現できているように思います。

 

なお、このハチロクという車には少なからず思い入れがあります。

 

なぜなら、20年以上前の日本での話になりますが、私もハチロクのオーナーだったのでした爆  笑

 

ハチロクは、その時でさえすでにかなり古い車の部類でしたので、なんならエンジンを当時の新型の他車のエンジンに乗せ換えるくらいのハイチューンを施してもいいような状況でしたが、

 

サスペンション(以下のようなスプリング)を交換してエアロパーツをつけたこと以外はほぼ前のオーナーの仕様のままで5年くらい乗っていました笑い泣き

 

運転席のインテリアが、その古さを物語っています笑い泣き笑い泣き

 

なおこの車は、2004年に最初にアメリカに引っ越してきたとき(関連記事)に業者さんに売ってきました。

 

いくらで売れたのかは覚えていませんが、あまり程度がよくなかったこともあって、希少人気車としてのプレミアのようなものは付かなかったと思います。笑い泣き

 

さて、家族が日本旅行から帰ってくると、ひとつ楽しみなのが日本のお土産ですsmile

とりあえず うちの子は、ゲームセンターのUFOキャッチャーでゲットしたフィギュアを大量に持って帰りましたlaugh


フィギュアは実費で購入すると結構高くてびっくりするのですが(もっとも私は1つも持っていませんが)、

上記のフィギュアのほとんどは、100~200円程度の投資ですぐに取れたそうで、

うちの子と奥さんの豪運と器用さが如実に表れた結果となりましたlaugh

なお、うちの子が1~2回で即ゲットしているところを傍からみていた女の子が、「あれ簡単そう~」と言ってうちの子の後でやったそうですが、何十回もやって結局取れずに帰っていったらしいです_


そして私へのお土産の中で 面白いのが以下の「肝油」ですsmile


肝油」 - 小学生だった頃に、学校で食べていた グミのようなドロップですが、今もあるのですねsmile

学校で甘いものを食べる機会などほぼなかった当時の小学校で、肝油は唯一の「お菓子の時間」でしたlaugh
※もちろん 肝油はお菓子ではなく_、ビタミン補給のためのサプリのようなものであることは理解しておりました

いまでもまだ肝油が売られていることを去年知って、今回買ってきてもらったのでした。

実際に食べてみると、小学生の時に食べた肝油と同じ食感でしたが、この製品にはバナナ味がついていました。


また、以下のような本も買ってきてもらいましたsmile


右の本は「1980年代生まれに響く!アコギ・ソングブック」というタイトルなので、私は対象外かと思ってしまいますが(1980年代生まれ=35~45歳_、実際には90年代のヒット曲が中心なのでむしろドツボな曲が多いですsmile

この本の一番古いカバー曲は「サイレント・イヴ(辛島美登里さん」、一番新しい曲は「粉雪(レミオロメンさん」と、カバーしてみたくなる曲が満載ですsmile

また、左側の「日経ソフトウェア」は毎回必ず買ってきてもらっている雑誌です。

開発者・プログラマ向けの雑誌ですが、この表紙を見ると 今や生成AIやLLM今どきのAIを支える基盤となるモデル)なしでプログラミングはあり得ない という状況がよく反映されていると思いますlaugh


・・こうして、実際に日本に行かずに(最後に行ったのは2023年)、日本のお土産だけを受け取っていると、日本という国がまるで天国のように感じてしまいます_

いつかまた日本に行って、幸福感を満喫したいところですが、

今はまだその時ではないと考えております。
そもそもまとまった休みはまだ数年は取れないでしょうし。_

新しい仕事に全身全霊で取り組んで、なるべく早く意味ある結果を出して、いつかまた胸を張って日本に旅行に行きたいですね。
 

日本旅行に行っていた家族が帰ってきましたsmile


・・しかし実は私は、本当に二人がアメリカに再入国できるか、少しだけ心配していました。

というのは、うちの子の永住権は現在更新中のステータス(関連記事)になっており、

更新処理開始後3か月以上たってもまだ更新完了していませんでしたOMG

それでも永住権自体の有効期限は8年後であると書かれているため、出発前には心配していませんでした。

ところが、
2週間くらい前に、やはりグリーンカードでアメリカに住んでいる 元同僚の日本人の方とランチしたときに聞いたのですが、

その方も、現在グリーンカードの更新中で、しかもUSCIS(グリーンカードなどを発行したりしている役所)の情報によると、更新完了予定は20か月以上先になっているため、20か月以上はアメリカを出られない とおっしゃっていたのですOMG

・・ということは、グリーンカードの更新中にアメリカを出国してしまうと、再入国できくなるということか?OMG
と一瞬焦りましたが、

その元同僚の方はグリーンカードの期限が切れるため更新中

うちの子は、グリーンカードの期限は切れていませんが、14歳になったので指紋情報を追加中

ということで、状況が異なると思います。

なので、99%問題ないだろうとは思いましたが、やはり心配していました。。


そして、やはりイミグレーションで引っ掛かることなく、二人とも再入国できました。ああ、よかった。。smile

話によると、イミグレーションでは うちの子だけ指紋を採取されたうちの奥さんはされなかった)ということだけが、違いだったようです。

なお、イミグレーションは激込みだったようで_、ちょうど同じ時間に到着した他の2便のお客さんたちと重なったため時間がかかり、ランディングから2時間以上かかって出てきました_

これに懲りたうちの奥さんは、次回までに絶対にグローバルエントリーをとると言っていました。。
グローバルエントリーは有料でかつ期限もありますが、イミグレで顔パスで通れるから並ばないですぐ終わるそうです

なお、日本からアメリカ西海岸にくると、時差ボケがかなりきついため(理由は以前こちらの記事に記載)、二人とも帰宅後数時間で寝落ちてしまいましたlaugh
 

今日は最後の、一人で参加するバレーボールの練習でした。

一人で参加する」という意味は、

通常はうちの子が参加するバレーボールの練習(日本語補習校チーム)に、私はただ付き添いとして球拾いに参加するだけのところですが、

うちの子が日本旅行に行っている現在、付き添いではなく純粋なひとりの球拾いボランティアとして、練習に参加していました。
関連記事

ただ、夏休みで旅行などに行ってしまっている子も多く、参加人数が週ごとに少なくなっている状況。。_


せっかく、本格的なコーチが指導してくださっているのに、もったいないところです。

さて、そんな本格的コーチが先日みんなに勧めてくれたのが、以下の「室内練習用ボール」でした。

 

 

壁を使ってオーバーハンドの練習をするのは、バレーボールの練習の中でも鉄板の練習かと思いますが、


体育館ならともかく、一般の家でこのような壁を使った練習をすると、

特にアメリカの家は築年数が古い家を何度も何度もリフォームしている場合が多いため、

家が壊れてしまうのではないかと不安になります_

しかし、上記の室内練習用ボールは、表面がショックを吸収する構造になっているにもかかわらず、

重さ・大きさは公式のボールと同じで、違和感がありません。

・・はい、もちろんうちの子の練習用として、購入しました(本当なのか?laugh

まあ、今はまだうちの子が日本から帰っていないので、一時的に私が使っていますがlaugh

毎日、暇さえあればこれをやっていたところ、だんだんとオーバーハンドのコントロールがついてきましたsmile
繰り返しになりますが、このボールはうちの子の練習用ですlaugh


・・夏休みだったからということもあり、毎日数時間もバレーボールの練習をしてしまいましたが(だから、何のために?_

こうして理論的な観点からスポーツに取り組み、意味を理解したうえで必要な練習を積むことで、徐々に効果が表れる・・というプロセスは、大変興味深いと思います。


思えば私が小中学生だったころ、「スポーツを科学的にとらえて考えながら体現する」という姿勢でスポーツに取り組んでいる人は 周囲にはほぼいませんでしたOMG

私も、スポーツとは直感的なもの、頭を使わず体を使うもの、という先入観があり、あまり真剣に取り組む気になれなかったものでした。

また、部活動に時間を割くことで、学校の成績を落としたくない という今にして思えば実につまらないこだわりもありました。

当時は卓球部に入りましたが、選んだ理由は「日曜日に練習がない、平日も比較的早く練習が終わる」からでしたOMG

・・まあ、大して頭を使わず大して熱くならずに適当に取り組み、当然、大して上手くなりませんでした


しかし今は、スポーツとは頭を使って考えることが非常に重要であり、考えないでやみくもに練習していても大して上達しないし、考えずに試合をしても勝てるものではない、ということをよく理解しています。

・・もしもあの頃、学校の成績などという小さなことに固執しないで、卓球でもバレーでも野球でもなんでもいいのですが「スポーツを科学する」という姿勢をベースに 必要な練習を積む努力を惜しまず、全力で打ち込んでいたら、また違った人生があったのかも知れません。

もっとも、今の人生に後悔や不満があるわけではないのですが、プレイヤーとしてもっと、スポーツに全力で打ち込む時期が人生の前半にあってもよかったと、いまさらながら思います_

そういう意味でも、うちの子には今の時期 バレーボール以外でもいいのですが何かスポーツに打ち込んでみたらきっと人生違ってくる と思うのですが、なかなかうまく誘導させてあげられていませんOMG

うちの子の Middle school 卒業祝いに、Nintendo Switch 2 をあげたいと思っていましたが、

アメリカでも日本でも、入手はいまだに極めて困難かと思いますOMG

また、一か月くらい前までは、COSTCOでも時々入荷して店頭販売されたり、

Amazon.com で注文自体は可能ただし出荷時期未定)だったりしましたが、

COSTCOに登場することはなくなり、Amazon.comでの注文も受け付けなくなってしまいましたOMG


ところが先週、Best Buy というアメリカでは有名な電化製品ストアにて、Switch2 を入荷し、店頭販売しているという情報が流れましたSurprise

私は大急ぎで最寄りのBest Buy へと行ってみましたが、棚にはやはり・・ガーン


お店の人に聞いても やはり在庫はないということでした。OMG

それでも高速で20分くらい走ったところにもう一軒 Best Buyがあるので一応確認に行ってみました。

すると棚にはSurprise


Switch2 の箱があるではありませんか! SurpriseSurprise

あわてて店員さんに出してもらったところ、

・・見本の空箱でした 笑い泣き

それでも注文は受け付けるということではあったため、その場で注文しようとしたところ、操作している間に Unavailable (無効)状態に。。OMG


注文できなくなりました。


こりゃあ引き続き長期戦になりそうだ、と思っていたのですが_

うちの奥さんが(日本にいるにもかかわらず)機転を利かせて Target (アメリカの有名な量販店)にて数日以内に出荷できるSwitch2を見つけてくれて、即オーダーしてくれましたsmile


それでも本当に Switch2 が届くのだろうか?と半信半疑ではあったのですが、

数日後、本当に届きました!


中を開けてみると、確かに Switch2ですsmile


すでにうちの子は、Switch2専用ソフトを日本で購入したようで現在日本旅行中)、帰国したら早速楽しめることと思います。

でもまずは、やるべきこと(宿題の残り)を確実に終えて、大手を振って遊べる状態になってから 思い切り遊んでほしいものです_

先日、アメリカではじめて「新聞」を購入しましたlaugh

<The Seattle Times>

購入した理由は、上の写真にも写っていますが、イチロー氏の特集版が入っていたからです。
うちの奥さんがその情報をキャッチして、買っておいてほしいと頼まれていたのでしたsmile

なお内容は結構ボリュームがあり、この特集冊子だけでも10ページくらいある感じです。


・・これで2ドルというのは、本と比べると当然ですがかなり安いですねsmile

しかし、現在そもそも 新聞って配達されるものなのだろうか?と素朴に疑問に思ってしまいました。

紙の新聞不要説」はすでに20年くらい前から存在しているかと思いますが、

日本では日本の特殊事情、例えば折込チラシの効果や家族で見るTVの番組表など、

アメリカの新聞にはない意義があり、おそらく今も新聞配達という概念は日本では存在することと思います。

一方アメリカでは、「新聞への折込チラシ」という概念はそもそもないと思います。
新聞とは関係なく、クーポン券やチラシをまとめたようなものが週一回投函されています

また、基本ケーブルTVしかないアメリカでは、新聞でその日の番組表を家族で見るという文化がないと思います。

第一、アメリカで新聞を配達している人など実際には一度も見たことがありません。

なので今では、アメリカでは「新聞配達」という概念がもしかしたらないのではないか と思い

参考までに「The Seattle Times」についてのみ調べてみたところ、紙の新聞の配達もありましたsmile

- 日曜のみ:$103.48 / 年間
- 金・土・日:$77.74 / 半年
- 毎日配達(7日間):$163.80 / 年間

ということで、毎日配達だと年間約164ドル一か月あたり約2000円)と、意外に安価に提供しているようです。
日本では一か月あたり3000円以上が相場だったと思います。もちろん月単位の契約だからということも大きいと思いますが

ただやはり、The Seattle Timesもそうですが、多くの新聞社はすでにデジタル版の新聞をメインにしているようです。

・・元新聞奨学生として、新聞配達で生計を立てながら学校に行っていた私としては ちょっと寂しい気もしますが_

時代の状況から言って、今でも紙の新聞の配達サービスが存在するだけでも むしろ驚きだと思います。


これを書いていたら、「日本では今でも新聞奨学生という制度はあるのだろうか」という疑問が湧いてきました。

なお、アメリカにはそもそも新聞奨学生に相当する制度、つまり新聞配達の仕事をしながら学校に行く学生に 学費と生活費を援助するシステム は今も昔も存在していないようです。

Webで見てみたところ、とりあえず私のやっていた朝日新聞奨学生は、今もあることが分かりましたSurprise

新聞奨学生制度について|朝日新聞

 

せっかくなので、もう少し日本の新聞奨学生の事情を、私の経験談から記載させていただきますsmile

とりあえず新聞奨学生というのは、お金がなくて進学できない人にとっては「救いの神」のように見える制度だと思います。

何といっても、学費は新聞社が負担してくれて、住む場所も提供してくれて(新聞屋に住み込み)、そして3食食べて最低限の生活をするくらいの給料はもらえるのですからsmile

理論上、どんなに貧しい どの地方出身の若者でも、「親の仕送りゼロ、親の学費負担ゼロ」で都内近郊の大学や専門学校に行けるという、素晴らしいシステムといえますsmile

しかし、新聞奨学生制度には大きな規約がありますSurprise

それは、「学校を卒業するまで、新聞奨学生をやめてはいけない。やめたら、新聞社が支払った入学金、学費等をさかのぼって自分で返済しなければならない」というものですOMG

つまり、例えば2年目くらいにつらくなって新聞配達をやめたいとすると、一年目に支払われた学費と入学金を、自己負担で新聞社に返済しない限り新聞配達を辞められないのです。

しかし、そもそも新聞奨学生になるような人は、(主に家庭の事情で学費が工面できないからなるわけですから、

そんなもの返せるわけがありませんOMG

ではどうするかといいますと、「新聞屋はやめないで、学校を辞める」しかなくなります。それは規約的にはOKなのですSurprise

そもそも新聞奨学生という制度は、人手不足の新聞配達のスタッフを埋めるために設けられた制度なので、

新聞配達さえ続けてくれれば、新聞社としては問題ない、それどころかそれをきっかけに「新聞屋に就職」してくれればむしろ有難い、という世界ですSurprise

そして私が見てきた限り、残念ながら学校が続かなくなって、でも新聞配達を辞めることはできないからそのままプロの新聞屋さんになってしまった、という事例は珍しくありませんでしたOMG

実際、毎朝3:30に起きて、雨の日も極寒の日も300部以上の新聞を配り、学校の授業が終わったらすぐに新聞店に帰って夕刊を配達して、終わったらチラシの折り込みをする・・さらに月末は集金にまわる、という日々を繰り返しつつ、

学校では卒業に必要な単位を取って、就職活動もして・・という生活は、続かない人のほうがむしろ多いのかも知れません。


私はといえば、いつものことですが「気が狂ったように」新聞配達の効率化に打ち込みましてlaugh、学業の成績も悪くなかったため、

意図せずして「朝日新聞奨学会 理事長賞」という大きな賞を受賞してしまいました_
受賞者は私を含めて4人でした

そのため、卒業年の3月には、朝日新聞の座談会に参加したり、来年度から新聞奨学生になる子たち数百人の前でスピーチをしたりするはめになってしまいました_

<なんとその時の記事を保存してありました。30年以上前のものですがlaugh


ただ、その座談会の記事を読み返してみたら、「続けるコツはなんですか」という質問に対しての私の回答は

意地です。親や先生に『お前なんかに続けられるわけがない』と反対されながらそれを押し切って上京してきたので、後には引けなかった

という感じのものでして、自分のことながら 意地っ張りにも程があると思いました_


いずれにしても、新聞奨学生という選択肢は、あまり大手を振って人に勧めることは 私にはちょっとできないです_

先日、TVのローカルニュースで、以下のようなトピックが取り上げられていましたsmile


ブラックコーヒーを飲むと、死亡リスクが軽減される

ということですが、これはコーヒーをよく飲む私やうちの奥さんとしては、実に耳障りのいい話ですlaugh

・・しかし、こういう時(耳障りのいいアドバイスを聞いたとき)は、実はそのアドバイスは自分には有効ではないことが多いOMG、というのがこの数年の私の学びです。

何を言っているかといいますと、

世の中に溢れているアドバイスやTipsには、「自分にとって耳障りのいい、都合のいいもの」と、逆に「自分にとっては耳の痛いもの」とに分かれるかと思います。

例えば、

睡眠はしっかりとるべきだ。たくさん寝ればそれだけ体が回復・成長する

というアドバイスと、

寝過ぎは体に良くない。脳の活性化を妨げる原因にもなる

という真逆のアドバイスが存在すると思います。

実際にはどちらも正しく、バランスをとることが重要なわけですが、それでも、

いつもダラダラと長時間寝たいだけ寝てばかりいる人にとっては「たくさん寝るべき」というアドバイスが耳障りがよく、「寝過ぎは体に良くない」というアドバイスは耳が痛いと思います。

一方で、いつも睡眠時間を削って 深夜も何かに打ち込んでいたりする人にとっては「たくさん寝るべき」というアドバイスは耳が痛く、「寝過ぎは体に良くない」というアドバイスは耳障りがいいと思います。


ではどうするのがいいのか、ということですが 実は

自分にとって耳の痛いアドバイスこそが、自分にとって適切なアドバイスである

というのが、真実のように思います。

上記の例でいえば、寝過ぎの人には「寝過ぎは体に良くない」というアドバイスが適切でしょうし、

睡眠時間を削っている人には「睡眠はしっかりとるべき」というアドバイスが適切かと思います。


ということは、私にとっては「ブラックコーヒーを飲むといい」というアドバイスは耳障りがいいので_

私には適切ではない、というか 特に耳を傾ける必要のないもの、と言えるかと思います。

つまり、そのアドバイスに便乗して「そうかそうか、だったらもっとガブガブ コーヒーを飲んでもいいんだ」などと考えて 今までの倍の量コーヒーを飲む、といった行動に出るのは正しくない、ということになると思います。

まあでも、「コーヒーを飲むのをやめる必要はなさそうだ」というくらいには聞き入れても良さそうですねsmile
 

いずれにしても、コーヒーのアドバイスに限らず、「自分にとって耳の痛いアドバイス」にこそ耳を傾けるように努めたいと思います。

さて、新しい会社への入社に向けての Background check ですが、

当然問題なくすんなり終わるものと思っていたのですが、

数日前にHR(人事)から以下のようなメッセージを含むメールがきました。

Since we have not yet received your Background check clearance as of today, we will not be able to onboard you on the scheduled date. (今日時点でまだあなたのバックグラウンドチェックの結果を受け取っていないので、予定日の入社手続きができそうにありません)」
OMGOMG

当然私には犯罪歴とか、学歴詐称とか、職歴詐称といったことはありませんので、まさかこのステップでもたつくとは思っていませんでした。

しかも、その時点では何が引っ掛かっているのかわからず、不安になっておりましたOMG

・・万が一、何かしらの理由でBackground checkが通らないということになると、もはやそれは、今回の会社に入れないというだけでにとどまらず、

今後アメリカ国内のどの会社にも入れない、と言えるかと思いますガーン

仮に別の会社に応募してJob interviewを通って採用されたとしても、またBackground checkで同じようなことをするでしょうから、同じように引っ掛かって入社ができない、という事態に。。ガーンガーン

私の中で不安は増大していました。


ただ、ちょうどその通知があったのと同じ日に、前の会社の同僚だった方が 採用祝いランチをしてくれてsmile、その時に

夏休みが少し伸びたと思えばいいこと。結果が出るまでの期間、楽しく過ごそうが、不安に包まれて過ごそうが、その結果には何一つ影響しないのだから、楽しく過ごした方が得でしょう?

と言ってくださりましてsmile

もう 本当にその通りなので、極力気にしないようにしていました。


そしてそれから1~2日後の土曜日の早朝に、Background check を代行している会社からのメッセージがありSurprise

急いでダッシュボードを開いてみると


学歴を証明する書類が必要、という内容ですSurprise

しかし実はこれと全く同じメッセージを先週も受け取っており、すでに私は Diploma卒業証明)とTranscript成績証明書)の英文のものの写真をアップロード済みでした。

しかもそれらの書類は、前の会社でアメリカ本社に来る時に使用したものと同じで、かつグリーンカードを申請する際にも同じものを使い、Approveされたものですから、盤石だと思っていたのですが。。

・・これはおかしい、ということでそのBackground checkの会社のサポートに問い合わせたところ、事の顛末としては、

まず私は「委任状」を書いて、そのBackground checkの会社に送り、その会社の日本法人の方で卒業証明を代理取得し、それでチェックするという流れでやる必要がある、ということだったのです_

しかもその卒業証明書は、日本語のものを申請するみたいです。

・・土曜日の朝5時ではありましたが、大急ぎでその委任状を作り、アップロードして、とりあえず私の作業は終了ということでした。


なお、その大学の「証明書の申請(卒業生」のページによると、書類発行には一週間くらいかかるみたいです_

まあ、いずれにしても、私がその大学を卒業したのは揺るがない事実ですのでlaugh

要するに書類手続き上の問題だけという状況ですので、さすがに学歴が原因で採用取り消しにはならないと思います。

したがって、もう一週間夏休みが伸びたと思って有意義に過ごしたいと思います。