先週の日本語補習校のバレーボール大会が終わって(関連記事)、私は来年までバレーボールに関わる機会を失う
ー はずでした。![]()
しかし、最後の練習の時にもしつこく練習を続ける私の様子を見かねたうちの奥さんが、
「そんなにやりたいなら、Community center に行って 市民の間で行われているバレーボールに参加したら?」
といって Community centerで行われているレクレーションのプログラムのスケジュール表をもらってきてくれました![]()
Community centerというところは、スポーツだけではなく、ゲームやイベントなど市が主催して行い、市民が気軽に参加できる機会を提供してくれる場所で、バレーボール以外にも、バトミントンやバスケ、読書会、ハロウィンイベントなど様々なものが行われています
。

ただ私としては、ちょっと戸惑いがありました![]()
そもそも私は、バレーボールがやりたくて練習していたわけではなくて、
うちの子が家で練習したいと言ってきたらいつでも相手をしてあげられるように、ある程度バレーボールができるようになっておく必要があると思っていたからでした。
(※私はバレーボールはズブの素人です。体育の授業くらいでしかやったことがありませんでした)
しかし一方で、これは予期していなかったことですが、バレーボールの練習を続けることによるいい影響が体に表れてきました![]()
まず第一に、高血圧の問題が改善したということです。一年くらい前には血圧が高すぎて(関連記事)献血ができないことが続いたり、
日中に偏頭痛に見舞われることが少なからずありました。
しかし現状、血圧はほぼ正常に戻り、先日のクリニックでの診断の時にも、先生に「よくここまで改善しましたね」と言っていただけました![]()
もう一つの変化は体重です。
この半年間でなんと6キロ痩せました![]()
もともと「おなかが出てくる」のが嫌で、何十年も前から毎日腹筋をやってきたので、ずっとおなかに脂肪はあまりついていなかったのですが![]()
一年くらい前から、ちょっとおなかにブヨブヨしたものがあるのを感じていました![]()
しかし現在はまた、おなかの脂肪はあまりない状態に戻りました![]()
・・食事制限をしたり、食べるものを変えたりしてきたわけではないので、
主に夏休み期間に毎日汗だくになってバレーボールの練習を続けてきたことが原因であると考えられます。
したがって、このままバレーボールの練習を続けたほうが、体にいいのは間違いないという状況です。
ということで、Community centerの門をたたくことにしました。
ちょうど、土曜日に行われている大人向けのDrop in(来たい時だけ来て参加する形式)のバレーボールプログラムがあったので、行ってみることにしたのです。
もちろん、どんなレベルなのか、どういう人が来るのか、どのように進めるのか、何一つわからない状態です。
言うまでもなく、まあ間違いなく日本人は私一人でしょうし![]()
・・そして本日、少しだけ勇気を振り絞って、その土曜日のバレーボールに参加してきました。
その様子は、
長くなってきたので 次の記事にしたいと思います
「交通費支給」という概念は、日本では(特に首都圏の電車バス通勤においては)一般的だと思います。
アメリカの場合は、州や地域によって大きく違うと思いますが、
この辺りでは車通勤の割合が高く、ガソリン代やEVチャージ代で支給するとなると車種による違いが大きすぎるため、結局支給されていない会社が多いかと思います。
しかし前の会社では、社員が車で通勤していようがバスなどで通勤していようが関係なく、
近辺の電車・バスをフリーで利用できる ORCA カード というカードを簡単にもらうことができました。
一応、申請しないともらえないのですが、とはいっても簡単なWeb上でのリクエストだけですぐにもらえて、
退職するまで何年でもずっと使い続けられるので、大変お得感がありました![]()

私は前の会社でもバスもしくは電車で通勤していたので、この ORCAカード を使って完全無料で通勤していたのはもちろん、
ガソリン代節約のために 一人での移動はほとんどこのカードで無料で済ませていました
。
・・この 広範囲定期券の機能を持った ORCAカード がいくらするのか、前の会社にいたときは気にもしていませんでしたが、
レイオフ後、自分で購入することを検討して調べてみたら、月に117ドル(約1万7千円)もすることが分かりました![]()
ううむ、やはり前の会社は正社員に対してはとても手厚くて、月117ドルをほぼ全員に、使おう使わなかろうがばらまいていたわけですから、恵まれていたのだなと思います![]()
さて、今の会社の通勤のために その117ドル定期 を購入するべきか ということですが、
毎日の通勤のコストを計算すると、
一回バスもしくは電車に乗ると、バスも電車も区画内では一律3ドルですので、往復で一日6ドルかかり、1か月間に20日間(4週間毎日)出勤すると仮定すると、6×20=120ドルですので、
定期代の元を取るには、毎日確実に出勤して、さらに土日などにも少しバスなどで外出してやっと元が取れる計算です。
変にWork from homeなどを数日でもしてしまうと損をすることになりますので
、定期は買わないほうがいい、という結論に至っていました。
しかし実は、今の会社にもCommute Benefit (通勤の特典)が密かに存在していることがわかり
、
見てみると、なんと月あたり300ドルまでの通勤費や定期代、はたまた出向先の会社の駐車場が有料の場合には駐車料金を負担してくれるというシステムになっていました![]()
そして、先に紹介した 定期機能型ORCAカード も もちろん対象になっていて、申請するだけで買ってもらえるということでした![]()
ただ、交通費の管理は別の会社に代行してもらっているため、手続きはとっても面倒でしたが
、
月117ドルは大金ですので手続きして、ようやく10月分からのORCAカードを入手しました!![]()

(あれ?届いたばかりの状態の写真なのに、何か使い込んでいるような傷跡が・・まさかこれって・・
)
カードのデザインも6年半前とは変わっていて、新鮮です![]()
なお、このカードのアクティベーション(使用可能にする管理)はきっちりと行われており、
カード自体が郵送で届いたのは9月下旬でしたが、9月30日までは使用できず(スキャンするとInvalid errorになりました)、
10月1日から突然使えるようになりました。
また、毎月自動更新される設定にしたので、今後は退職するまでこのORCAカードで交通費は無料で![]()
もちろん定期なので週末などに使ってもフリーです。
とにかくこの、通勤代無料、移動費無料 というのは精神的には大変有難いです![]()
うちの子の高校が始まって約1か月、
このくらいの時期に毎年 小中高校で行われるのが カリキュラムナイト と呼ばれるイベントです。
カリキュラムナイトとは、学校が父兄に対して、「今年うちの学校ではこんな感じで授業をやっていますよ」ということを紹介するために行われるイベントで、
一科目10分くらいの説明を、自分の子供が受けている授業のすべてに対して聞いたり先生と話したりすることができる流れで行われます。
特に中学・高校では、生徒一人一人が違う科目を選択して、毎時間違う教室へと移動して自分の履修している授業を受ける形になっているので、
このカリキュラムナイトの日も、我々親も 自分の子供が選択している授業が行われている教室のすべてを一つ一つ回ります。
これがなかなか大変で
、基本的に毎日7時限目まであるので、7つの説明を10分おきに聞いては移動するという忙しいイベントなのです![]()
なお、このカリキュラムナイトに子供が一緒に来るかどうか ですが、
小学校はほぼみんな一緒にくるのが普通(そもそも12歳未満の子供を家に残して親が外出するのは違法)で、
中学校は多分半々くらい、特に高学年になると親だけの参加が多くなるようで、
そして高校ではほぼ親だけの参加です![]()
まあでも、自分自身が高校生だったときに、もし仮に親が学校に授業の説明を聞きに来るようなイベントがあったとして、親と一緒に夕方~夜にあらためて学校にくるかと考えたら、
絶対に行かなかったでしょうから
、上記の状況は不自然ではないのだろうと思います。
さて、今回はうちの奥さんがちょっと体調が悪かったため、私一人で行ってきました。

学校の校庭では、高校生が 小学生の女の子たちにチアリーディングの指導をしている姿が。。

そして冒頭の校長先生のあいさつは、「今日はマリナーズの試合とシーホークス(アメフト)の試合があるのにこちらを選んでくれてありがとうございます」という話から始まり、笑いを誘っていました![]()

興味深かったのは、生徒たちの中で、第一言語として話されている言語についてのデータが示されましたが、

実に、うちの子以外にも全部で35人も、日本語が第一言語の生徒がいると知って驚きました![]()
(もちろん、英語が第一言語の子供の数とは二桁違いですが)
一方で、アメリカでは英語に続いてポピュラーな言語はSpanish(スペイン語)ですが、それが意外と少数派で、日本語派のせいぜい倍くらい、そしてKorean(韓国語)に負けているというのも面白いデータでした。
さて、個々の授業について書いていたらきりがないので割愛しますが、
一つ、単位稼ぎのために選択した「Japanese」ですが、教室の中を見ただけで

これは安パイ(絶対にAが取れる科目)であると確信しました![]()
もちろん、いくつかのレベルに細分化されていくのですが、とりあえず日本語補習校の中学部3年生をやっているうちの子にとっては落としようのない単位ではないかと思います![]()
いずれにしても、アメリカの高校は4年間なのでまだ先は長いですが、
うちの子にとって大きな成長の機会に出会える高校生活であってほしいと思います。
今日はマリナーズのレギュラーシーズン最終日、ドジャース戦でした
。
もうすでにマリナーズの地区優勝は決まっており、ポストシーズンのシードも決まっているので(関連記事)、それほど緊張感のある試合ではなかったように見受けられましたが、
試合を見に球場に行ったうちの奥さんは、またも強い引きを発揮していました![]()
それは、マリナーズのピッチャーであるハンコック選手のサインをゲットしたということです![]()
![]()

ハンコック選手は、今年はリリーフに回りましたが去年までは先発ローテーションに入っていたピッチャーで、マリナーズファンなら誰でも知っていると思われる有名な選手です![]()

試合開始後にブルペンに入ってきたハンコック選手に、うちの奥さんが呼んでお願いしたところサインしてくれたそうで、
まあ多分私だったらサインしてくれなかったであろう状況でした![]()
また、彼女の今回の観戦の目的の一つに、地区優勝(Division champion)記念ウェアをゲットするというものがありました。
限定販売ですし、当然 来年以降このウェアが発売される状態になる(また地区優勝する)可能性は高いとは言いにくいので
、なんとしても欲しいアイテムでしたが、
さすがうちの奥さん、最後の一つ(サイズの合うもので)をゲットしました![]()

また、ポストシーズンの参加決定記念Tシャツも

ついでに、イチロー選手の51番永久欠番記念Tシャツも

私は、お土産にピンバッジをもらいました![]()

一方試合の方は、今日も負けて結局ドジャース戦3連敗![]()
しかも大谷選手に55号ホームランを打たれ、一方でCAL選手はホームラン記録を伸ばすことができず、レギュラーシーズンを有終の美で飾るという結果にはなりませんでした。
まあ、ポストシーズンへの充電期間と考えることにするのが良いかと思います![]()
今日は我々にとっては特別な日、日本語補習校の年一度のバレーボール大会の日です![]()
この日のために、毎週練習を積み重ねてきました(関連記事)
また、中一の時の大会では うちの子のチームは一勝もできず(関連記事)
中二の時は2勝ほどできたものの、準決勝進出はならなかったというところで終わり(関連記事)
中三の今年こそは、うちの子やクラスメイト達が満足できる結果を残させてあげたいとずっと思っていました![]()
またもちろん、中学時代は身体的な成長がとても大きい時期なので、中三は最上級生ということで有利でもあります。
ただ、同じ中三には全部で4チームありますので、必ずしもうちの子のチームが圧倒的に有利というわけではありません。
それに、私が毎週公園の練習で見てきた限り、中2にもかなりレベルの高い子が何人かいます。
しかし、うちの子は我々親に対して、「サクッと優勝してくるから!」と大口を叩いていました![]()
・・まあ冷静にEstimateして、可能性は50%くらいという状況でした。
まあ、中三の中には本格的にバレーボールをやっているレベル違いの子も何人かいて、その子たちは別チームではありましたが、
うちの子のチームにも、身体能力がとても高い子や、コーチの指導の下見違えるほど上達した子たちもいますので、
優勝できる可能性は0ではないと思っていました。
そして迎えた本日の本番。
まず、最初にいつも楽しみにしているのが、各クラスでデザインして作ってきたオリジナルTシャツです![]()
今年もやっぱり期待を裏切らない、面白い文言入りのTシャツや、デザインの凝ったTシャツが見られました。
<負けたら腕立て伏せ100回。。いいですね、こういう懐かしい体育会系のノリ>

<やる気! ー はありますけど>

<情熱>

<このクラスは、各自が相当描き加えたみたいですね>

<そして我らが中3は、シンプルにちーむわーくでした>

そして試合が始まって、私としてはうちの子のチームに勝ってほしいのはもちろんですが、
中三の子たちはみんな毎週一緒に練習してきたので、中三のチーム同士の潰しあいの試合は応援に困りました![]()

そして、うちの子のチームはなんと決勝進出を決めて![]()

そしてなんとなんと、本当に優勝してしまいました!![]()

多分勝因は、全員安定して繋ぐことができていたということ、みんなコーチの指導に積極的に参加していた子たちだったので基礎ができていたということ が大きかったかと思います。
それにしても、うちの子にしてみれば、中一では一勝もできなかったのに
その後バレー教室にも通ったり 辛くても週末の練習に必ず参加し続けることで、
中三で優勝できたというこれ以上ない「成功の体験」をすることができました![]()
ただ、私としてはちょっと残念だったのが、
昨年まではうちの子は、うちの庭などで私と一緒に練習してくれたのですが、
今年は やっぱり思春期の男の子なので 親と練習するという行為が好ましくなくなり
、私はほとんどうちの子と1:1的に練習することが今年はなかった、ということです![]()
そもそも、私はうちの子の練習にいつでも付き合ってあげられるように、私自身も少しはバレーボールができるようにならなくては話にならないと思って練習をしてきたのに、
今年は結局、中三の他の子たちの練習相手ばかりする羽目になったのでした![]()

・・まあ、それはいいのですが、これでとうとう今年の日本語補習校のバレーボールも終わり、
来週からは週末の練習もないと思うと、とても寂しいですね![]()
もしもバレーボール大会とは関係なく、バレーボールの練習をしたいという子がいましたら、
スパイクの練習がしたいならトス上げますし、
サーブレシーブの練習がしたいならフローターサーブ打ちますので、
いつでも呼んでほしいものです![]()
これまで、マリナーズのホームグラウンドであるT-mobile parkに行くたびに、あるいはTVでマリナーズ戦を見て球場の中が映されるたびに、
以下のペナントがいつも気になっていました![]()

・・・実に、24年もの間ペナントが増えていない、つまりその間 一度も地区優勝などの結果がない。。ということで、見るたびに悲しい気持ちにならざるを得ませんでした![]()
なお、2001年の地区優勝というのは、イチロー選手が日本のオリックスから初の大リーグ挑戦ということでマリナーズに移籍した年ですので、
もはや昔話のレベルの出来事です![]()
それでも一度、2022年にワイルドカードでギリギリ残ってポストシーズンに参加できたことがありましたが、
(それも約20年ぶりの大ニュースでしたが)
それはペナントが増える対象とはならなかったようで、すでにあるペナントに一行追加されただけに終わりました。
ということで、マリナーズファンにとっては4半世紀もの間、歯がゆい思いをし続けてきたわけですが、
先日の水曜日に、ついに、地区優勝が決定しまして、我々マリナーズファンにとっては大声をあげて泣き叫びたくなるような瞬間を迎えたのでした![]()

また、ポストシーズンのシードも決まっています![]()

とりあず、優勝が決まったタイミングも金曜日よりも前でよかったと思います。
というのも、金曜日からのマリナーズの最終3戦はドジャースが相手なので、大谷選手との対決となってしまいますが、
もしも大谷選手の活躍によってドジャースに負けて、それが原因で地区優勝を逃したなどということになったら大変でした![]()
・・日本のたくさんの方々が応援している大谷選手から 相当悔しい思いをさせられるのは、できれば避けたかったので![]()
さて、マリナーズの優勝と同じくらい話題性があったのが CAL選手(マリナーズのキャッチャー)のホームラン記録です。

アメリカンリーグ内はおろか、メジャーリーグ全体でもずっとホームランキング(シーズン中のホームランの数が一位)を維持し続け、
49号 歴代のキャッチャーのホームラン数の新記録
55号 歴代のスイッチヒッターのホームラン数の新記録
57号 マリナーズの歴代の最多ホームラン数の新記録
60号 大リーグ史上7人目
等々、歴史的な記録を次々に塗り替えて、またオールスターのホームランダービーでも優勝して、
最後のドジャースとの3連戦でどこまで記録を伸ばせるか、楽しみをつないでくれています![]()
しかし、そのドジャースとのホーム最終戦ですが、
チケットの値段が跳ね上がっておりまして
(日本からのツアーも多数あるようですが)、よっぽどの出費をしないと球場で見ることはできない状況になっています。
チケットが売り出されたのはシーズンが始まる春のころで、その時からすでに大谷選手 VS マリナーズの勝負に思いをはせていましたが、
まだその時はチケットの値段はもちろん普通の値段でした。
ところが今では最低でも150ドル(約2万2千円)以上が相場となっており、内野席は400ドル以上とも聞いています![]()
なので私は行けませんが、うちの奥さんはすでに知人からチケットを安くゆずってもらっているので(引きの強さが圧倒的なうちの奥さん。。)、私の分も楽しんできてくれると思います![]()
現在、大規模なソフトウェア開発を行う会社では、メインのPC環境として クラウド上の仮想マシンを使うことが多いと思います。(関連記事)
(仮想マシンとはつまり、自分のメインのPC環境はクラウド上にあって すべてはその中で動作し、今使っている実際のPCからは そのクラウド上のマシンで起こっていることをリモートで閲覧・アクセスするだけ という環境です)

そして出向先の会社でも、多くの人が仮想マシン上で作業をしており、PC実機のデスクトップ環境で作業をすることは(すくなくとも我々のチームでは)非常に少ないようです。
さて、それはいいのですが、ここにもベンダー社員に対する制限があります![]()
実はベンダー社員専用の仮想マシン環境というものが用意されていまして、
我々ベンダー社員は、その特別な仮想マシンの中からしか、会社のリソース(社内のWebやファイルなど)にアクセスすることができないのです![]()

そしてその、ベンダー社員専用の仮想マシン環境というのは、いわゆる「ガチガチに制限された環境」でして、
あらかじめインストールされているアプリしか使うことができず、自分で何か別のアプリをインストールするということはできません![]()
もちろん、Microsoft Office などをはじめとするビジネスの標準的なアプリはすべて入っているのですが、
何といってもディベロッパー(開発者)向けのツールのいくつかは入っていないということ、
そしてディベロッパーの作業にはちょっとしたツールを作ってインストールしたり消したりするということは普通にあることなので、
その特殊な仮想マシン環境では仕事にならないのです![]()
![]()
なので、ディベロッパー業務をするベンダー社員は例外申請ができることになっており、
その例外申請をマネージャーが許可すれば、上記の制限はなくなります![]()
(自分のローカルPCからでも、Windows365やDevboxなどの一般的な仮想マシンからでも、会社のリソースにアクセスできるようになります。)
そして私の場合は、もちろん仕事は完全にディベロップメント(開発)ですので、この例外申請の対象です。
なお、会社のセキュリティチームから来た通知によると、私は10月末までにその「ベンダー社員専用の仮想マシン」に移行するか、例外申請が受理されないと、私のアカウントからは会社のリソースにアクセスできなくなる、ということでした。。
まあ、10月末まではまだ時間があり、私の例外申請が我々のチームのマネージャー(部長)に許可されるのは火を見るよりも明らかだったので、安心して、それでもすぐに例外申請をしました。![]()
ところが。
部長が許可を出してくれた数時間後に、私のアカウントから会社のリソースにアクセスできなくなりました![]()
![]()
・・本来ならば部長の許可・却下に関係なく、少なくとも10月末まではアクセスできるはずなのに、
あろうことか、部長が許可してくださったことがおそらくきっかけになって、アクセスできなくなってしまったのです。
すぐにヘルプデスクに問い合わせたところ、(つながるまでに30分以上かかって)
やはり想像通り、私のアカウントは、上記のベンダー社員の制限によりブロックされている状態になっている、ということでした。![]()
![]()
その後何度もたらい回しにされたり、エスカレーションされたり、なぜ例外申請が必要なのか何べんも説明したりして、結局翌日の昼ぐらいまでまともな仕事ができない状態でしたが![]()
事の顛末としては、システムの不具合により、部長の「許可」が「却下」として処理されるという信じがたい状況だったことがわかり(なんじゃそりゃ
)、
結局セキュリティチームの人に手動でその設定を「許可」に変更してもらうしかなく、
部長にも入ってもらって(超忙しいのにすみませんでした。。)やっとの思いで会社のリソースにアクセスできるようになったのでした。![]()
それにしても、会社のリソースにアクセスすることに対する制限というのも、
社員時代には考えられなかったことの一つです![]()
ビルの入館許可の件もそうですが、とにかく現在のベンダー社員は制限だらけというのが現実です。。
ところで「ボーナス支給」に対する考え方は、アメリカと日本で違う部分の一つのように思われます。
経験上、2つの差異があるようです。
第一にボーナス支給率の決め方ですが、営業などの業種を除いて 日本ではボーナス支給率に関してあまり社員ごとの差異がない場合が多いと思います。
例えば私が社会人になって最初に就職した法人では、ボーナス支給率は全社員一律でした。
夏のボーナスは 基本給の〇%、冬のボーナスは 基本給の△%、というように固定されていました。
ただ、景気に応じてそのパーセンテージは0.何パーセント程度の変動があったため、ボーナスの時期が近付くと、定例会議にて課長から「今回のボーナスは×%です」というように全員に発表され、職員は一喜一憂していたものでした
。

(なお、私はバブルの絶頂期の最頂点のころに就職したため、ボーナスのパーセンテージは落ちていくところしか体験しませんでした
)
そうそう、ある年 組織全体の業績がとても悪くて、冬のボーナスが一気に下がった時がありましたが、その時課長は相当ショックを受けたようで、定例会議にて
「今回の冬のボーナスはなんとたったの×%です。皆さん年賀状を自粛しましょう」
と、悲壮感たっぷりに まるで喪中のような言い方をされました。![]()
私は正直、ボーナスが減ることと年賀状を自粛することとの関連性に疑問を感じましたが、当時はただの若造職員でしたので、何も言えませんでした![]()
一方、アメリカの会社、もしくは日本でも外資系企業においては、ボーナスのパーセンテージが全社員一律などということはあり得ないと思います。
その期の個々人の達成について何段階にも分けて丁寧に精査され、当然達成率の高い社員には高いボーナスを支給されてMerit increase(昇給)も受けられますし、
逆に設定したゴールを達成できなかった社員にはボーナス0、Merit increase 0.0%という評価が下りるのはおろか、その状況が何期か続くと自動的に解雇になると聞いています![]()
(まあ、冷静に考えればそれは当然で、会社は社員のための慈悲事業団体ではなく、事業利益を出すことを第一の目的としている組織なので、当然、利益を出す社員には長くいてもらえるよう高額なボーナスやリワードを提示しますし、逆に給料に見合う仕事をしていない人には辞めてもらうよう仕向けるシステムにするのが 経営の観点からみれば正しい姿だと思います。)
さて、もう一つのボーナス支給に対する違いが、今回私が体験したものです
。
それは、退職後であっても、退職前の期の成果に対するボーナスを支給するか否か、ということです。
実は私は25年くらい前に、当時働いていた日本法人を退職した際に、一つ失敗をしました![]()
その組織では、ボーナス支給に対する定義として以下のように定めていました。
「夏のボーナスは、前の年の10月~12月と本年の1月~3月の計6か月間の就労に対する報酬として支払われる。支払日は7月1日である」

なので、例えば前年の11月に入社した人は、7月時点ですでに6か月以上働いている状況ではありますが夏のボーナスを 全額は支給してもらえません。
理由は、上記の定義通りボーナスの対象が10月から3月までの6か月間なので、11月入社の人は1か月分足りないからです
。
そして私は当時、6月の最終週にその法人を退職しました。
ただ、夏のボーナスの対象期間である10月~3月までは当然フルに働きましたので、その報酬としての夏のボーナスはもらえるものと思っていました。
ところが。
退職前に人事から通達があり、「7月1日時点で在籍していない職員には夏のボーナスは支給されない」といわれ、その時のボーナスをもらえなかったのです![]()
・・退職日を数日遅らせたところで何も問題はなかったので、そうと分かっていれば7月2日を退職日に設定するだけで、問題なくボーナスをもらえたのですが。。![]()
![]()
とにかく、その時の私の学びとしては「ボーナス支給日に在籍していなければ、たとえボーナス対象期間にみっちり働いて貢献しても、ボーナスはもらえない」ということでした![]()
(もちろん、その定義がすべての日本企業に通じているものなのか、あるいは私が所属していた組織固有のものなのかは分かりませんが、おそらく多くの日本企業に通ずるルールだったものと考えられます)
さて、一方でアメリカの企業の場合ですが、
私の前の会社では、
・ ボーナスは年一回
・ 前年の7月から本年の6月までの一年間の業務の成果に対して金額が決定
・ 金額の発表は8月末から9月前半に、マネージャーを通して行われる
・ ボーナスの支払いは、9月中旬
となっていました。おそらく多くのアメリカの企業では同じようなプロセスだと思われます。
つまり、今月はボーナスが支給される月でした。
しかし、私はとっくの昔に蚊帳の外だと思っていました
。

もちろん「前年の7月から本年の6月までの一年間」は社員でしたし、昨年度は期待値以上の成果を出していたと評価してもらっていたものの、
ボーナス支払い日の9月にはとっくに退職しており
、すでに新しい会社から給料をもらっていますし、
上記の25年前のボーナスがもらえなかったストーリーからしても、
今回のボーナスが前の会社から支払われることなど1ビットも期待していませんでした
。
しかし、実際にはきっちりと前年度のボーナスを支払っていただけたのです![]()
そのことから推測される状況としては
1.アメリカの企業では、たとえボーナス支給日に在籍していなくても、ボーナス対象期間に成果を出した履歴があれば支払われる
2.もしくは、前の会社が特別で そのような優しいポリシーを導入している
3.もしくは、私が現在前の会社のベンダー社員としてアカウントを持っており、しかも「社員ID」が退職前のIDと同一のため色々なところで紐付いてしまっているのが現状のため、「支払先が人事のDB上に存在する」状態となっており、結果ボーナスが支払われた
のいづれかなのだろうと思います。
おそらく、1. である可能性が最も高いと思われますが、確証はありません。
とりあえず私としては「25年前は、もらえると思っていたボーナスがもらえなかった。今回は、もらえないと思っていたボーナスがもらえた」ということで、一勝一敗みたいな状態です![]()
たぶん、25年前にボーナスがもらえていたら、当時は車のチューニング費用に全部充てて一瞬でなくなっていたと思いますが
、
今回期せずしてもらえたボーナスは、将来への投資として有効に活用されると思いますので、そのほうが良かったかと思います![]()
先日は一年の中でもとても大切な日のひとつ、うちの奥さんの誕生日でした![]()

ただ、今回は完全に平日だったこと、前の週末もバレーボールの練習などでバタバタしていてあまり下準備ができなかったこともあって、あまり盛大な準備ができなかったのですが
、
それでも少なくとも誕生日ディナーは外食にして、うちの奥さんの手間を減らすのは必須です。
そこで久しぶりにやってきた、GINZA という和食レストラン

名前こそ日本人の感覚では仰々しい名前ですが
、
中はどちらかというと落ち着いた定食屋さんのような雰囲気で、個人的には結構気に入っています![]()
(といってもここへ来たのは今回で二回目ですが)
うちの奥さんの頼んだ天ぷら定食

私の頼んだチキンカツ定食

うちの子の頼んだにぎり

また、帰宅後にはケーキでお祝い
(といっても、日中に本人にケーキを買ってきてもらってしまいました。。
)

そして誕生日プレゼントは、もうかなりネタが尽きている状況であり、また私の年収が転職によって下がってしまったのであまり贅沢なものを買える状況ではなく
、
それでも、1.日常使ってもらえるもので 2.コーギーグッズ という路線を外さなければ喜んでもらえる可能性が高いということで、以下の2つを選択しました![]()
ひとつは、ストローの先のカバーです。

うちの奥さんは 健康のために水をよく飲むので、ストロー付きのタンブラーをいつも使っていますが、ストローの先にハエが止まったりしないようにカバーを使っています。
これをコーギーのものにすればきっと使ってもらえると思ったのでした。
もう一つは、コーギーの絵の入ったポーチです。

こういう類のものは、何かをまとめたりするのに使えるので何個あっても困ることは少なく、無難な選択かと思ったのでした![]()
とりあえず、美味しかった日本食レストランとケーキのおかげで どうにか誕生日らしくはなったと思っておりますが、
まだ週末も含めて、新入社員として毎日ドタバタしている私は 大した準備もできず、行き届かない誕生日にしてしまったと反省しています。
毎年同じような反省をして、結局翌年も大した進歩のない誕生日しかやってあげられず
、大変もどかしい思いをしておりますが、来年こそは もう少し気の利いた誕生日にできるよう、今から検討したいと思います![]()
先週発表されたiPhone 17シリーズですが、私にとっての乗り換えの価値がどのくらいあるかを検討しました。
なお、現状スマホの使い方は個人による差が激しく、例えばGPUパワーを駆使するようなゲームをする人としない人ではスマホに求める性能が違ってくるでしょうし、
もはや「万人向けの最適な選択」というものは無いと思いますので、これはあくまで私の使い方に特化した場合の見解になります。
私のスマホの使い方・スマホに求める性能としては、
・重いゲームはやっていない
・大きい画面はほしい
・画面はヌルヌル動いてほしい(リフレッシュレート120MHzはほしい)
・カメラは望遠もよく使う
・Youtube動画をBGM的につけっぱなしにして家事をしたりすることがある
・撮影した動画をPCに転送することがある
といったところです。
つまり、それほど高性能を求めているわけではありませんが、カメラの望遠など、所々こだわりがあります。
その前提でいきますと、
まず、注目の新モデル・iPhone AIR は対象外になります![]()

理由は、カメラが他のシリーズに比べて劣ること、スピーカーがモノクロであること、USB-Cの転送速度が遅い(USB2.0のスペック)ためPCへの転送が遅いこと です。
スピーカーがモノクロでも、イヤホンでしか聞かない人には問題ないということですが、私はYoutube動画をBGM的につけてスピーカーから聞くことが結構あるので、その音質がモノクロなのはかなりきついです![]()
次に、無印iPhone 17シリーズですが、
実は16から17への進化が最も激しいのが無印で、いままで泣き所だった画面のリフレッシュレートや常時表示非対応の部分が改善され、カメラの望遠が光学2倍しかない部分を除いては、私的には文句なしだと思っています。コスパはかなりいいと思います。

でもやはり、せっかく10万円以上もかけて乗り換えておいて、今使っているiPhone12Proと同じ光学ズーム2倍ではちょっともの足りないですね。。![]()
そして本命の17Proシリーズですが、
私個人的には残念なモデルだと思っています
。

15Pro・16Proシリーズで大きな特徴になっていたチタニウムのボディをやめてアルミボディにしたということですが、
確かに熱を逃がすためにはこのつなぎ目のないアルミボディがベストかと思いますが、結構重くなりました![]()
せっかく、軽さと剛性を両立したチタニウムボディに振ったのに、これはコストを抑えるための妥協感が見え隠れします![]()
なお、チタニウムボディで発熱が大きな問題になっているという話はあまり聞いていないと思います。
まあアルミボディはいいとして、結局17Proの進化ポイントは何かといえば、カメラの光学ズームが8倍になったこと(16Proは5倍でした)、バッテリーの持ちがよくなったことの2点が大きいと思います。
もちろん、CPUが高性能になったなどの他のポイントもあると思いますが、私的に重要なのはカメラの光学ズームとバッテリーの容量増加です。
ただ、その2点だけで16Proシリーズよりも17Proシリーズを選ぶかというと、微妙です![]()
実は16Proシリーズは完成度の高いスマホだと思っておりまして、
17Proよりも軽いですし、本体デザインの良さも16Proまでのデザインの方が私は好きです。
(16Proシリーズをレビューしたときのの関連記事)

こう言っては悪いですが、17Proの背面って、ちょっと中華系の安いAndroidスマホに似てませんか?![]()
ということで、私的には、COSTCOなどで在庫処分的に行われるであろうセールに便乗して、16Proシリーズを入手するのがベストかと思っています。
ちなみに今すぐ16Pro Maxの256GNBモデルをT-Mobile(うちのキャリア)で買いますと、1099ドルです。

一方の17Pro Maxの256GBモデルは1199ドルですので、100ドル(約1万5千円)の差となります。
もちろん、17Proが素晴らしくて気に入ったというなら、100ドルの差ならば17Proを購入するべきだと思いますが、
上記の通り、私はむしろ16Proシリーズの方が良かったとさえ思っていますので
、
もう少し安く買えるタイミングを見計らって、16Proシリーズ狙いが良いかと思っています。
なお、実をいうと、本当はPixelシリーズなどのAndroidスマホに戻りたいとも思っています![]()
本体の性能的には基本的にどちらも大きな差はないと思いますが、
何といっても、AIの活用が 残念ながら今のAppleは完全に出遅れてしまっていると言わざるを得ない状況で、
(将来の巻き返しは期待できますが)
スマホ上でのAIを使った写真の自動調整や同時翻訳などに関しては、PixelやGalaxyの方が一歩も二歩も先をいっていると思います。
ただ、私の場合、まずApple ウォッチを数か月前に買ってしまったということ、
(Apple WatchをAndroidスマホで使うことはできません)(関連記事)
即移行するならやはりiPhone同士の方が簡単であることなどから、
今のところは次もiPhone を選択すると思います。![]()