今週、このあたりの気温は観測史上最高となる華氏109度を記録しました。
・・華氏109度といわれてもピンとこない、という方も少なくないかも知れません。
アメリカに長く住んでいる日本人であっても、華氏がピンとこないという人は少なからずいらっしゃるようです。
(※アメリカでは温度を表す単位として華氏が常用されています)
摂氏と華氏は1:1対応になっておらず、(華氏-32)÷1.8=摂氏 という面倒な関係になっているため、特に私のようなコテコテの日本人にはなかなか華氏が腑に落ちてきません。
いちいち計算するのは面倒なので、以下の大雑把な対応を覚えておけば、大体の温度はすぐ把握できると思います。

さて、話を戻して華氏109度ですが、上の表を見ていただいてもわかる通り、摂氏40度以上(だいたい42~43度)ということです。
日本に住んでいたころに、自分の住んでいるところの気温が40度を越えたことなど多分なかったと思います。
摂氏40度越えとなると、じっとしているだけでどんどん体力を奪われていくような感じがします。
さらに悪いことに、うちにはエアコンがありません。
というか、大半の家にはエアコンがありません。
というのも、ここの夏はどんなに暑いときでも華氏80度(摂氏30度)以下、ましてや夜に熱帯夜(摂氏30度以上の夜)などあり得なかったからです。
しかも湿度が低くて過ごしやすいこの地域では、特にエアコンなどなくても支障がない、というのが常識でした。
(※オフィスや店舗などには普通エアコンがあります)
しかし。
今年はその常識を破って驚異的な暑さになってしまいました。
日中は華氏100度(摂氏37度)以上、夜中でさえも華氏85度以上(摂氏31度以上)という日が3日間ほど続きました。

とりあえずの対策としては、窓やカーテンを閉め切ることでした。
外気のほうがはるかに暑いため、「外の風を入れる」ことになんの意味もなく(というか余計に暑くなる)、閉め切っていた方がまだましだったのでした。
しかし、まったく仕事にならないのはもちろんのこと、うちの奥さんが熱中症ぎみになってしまい、さらに夜中の1時になってもうちの子が暑くて眠れない状態が続いてしまいました。
(※私は常に仕事で頭を使いすぎてオーバーヒート気味なので、熱帯夜でも5分くらいで寝落ちてしまいますが)
うちに来るリスたちも、暑すぎてなかなか来られず、やっと来ても「もうダメです。。」と言わんばかりのだらしない姿勢で食べていました。

私も、家ではまったく仕事にならないのでオフィスに行きました。
期せずして、1年3か月ぶりにオフィスに行って働くこととなりました。
やはり同僚の何人かは同じ理由でオフィスに来ていました。
オフィスでの意外な発見として、窓の外で草を食べているシカがいました。

シカはまるで「あれ? ここは一年以上人が来ていなかったのになんで今日は人がいるの?」という顔をしていましたが、しばらくするとまたモグモグと草を食べていました。
・・シカが見られたのは良かったとしても、この暑さはこの夏もう2~3回やってくるという予報です。
エアコンなしで生活するにはかなり問題があります。
なので意を決してエアコンを購入しようということになりました。
しかし当然のことながら どこへ行っても、どこを探してもエアコンは品切れ状態でした。
それでもついに、うちの奥さんが粘り強く探し続け、待ち続けてくれたおかげでついに昨日、ポータブルエアコンがうちに届きました。

日本の典型的なエアコンのように、室外機と室内機に分かれていて壁の高い位置に設置するタイプのものはほとんど売られておらず、熱を外に逃がすためのダクトを窓などに設置するだけで稼働するタイプのいわゆるポータブルタイプがほとんどのようです。
しかし、ポータブルといっても、うちで購入したものはちょっと小型の冷蔵庫くらいの大きさでして、やっぱりアメリカだな・・と思ってしまいます。
もっともLG製なので、韓国ブランドということになると思います。
しかし、この製品はアメリカ仕様だと思います。
当然、日本語の説明書はありませんし、韓国語の説明書もありません。英語とスペイン語だけです。
ちなみにお値段は日本のエアコンと似たような相場で、500~600ドル(5~6万円)程度でした。
これで次の猛暑は問題なく過ごせるといいのですが。