現在、出向先の会社に毎日出社しています![]()
しかしながら、毎朝 入館時に悔しい思いをさせられています![]()
理由は、入館バッジ(兼社員証)を持っていないために、入館するのに一苦労するということです。
以前は正社員だけではなく、ベンダー社員にも オレンジ色の入館バッジが全員に渡されており、入館に困ることはなかったようです。
(ちなみに正社員はブルーのバッジ)、

しかし、おそらくはコロナの後からだと思いますが、
リモートで働く事が多くなり、ベンダー社員に固定席が割り当てられることは皆無となり
同時に入館バッジをベンダー社員に発行することは基本的にはなくなってしまったのでした![]()
(開発チームの話です。他の部署は違うのかも知れません)
なので、我々ベンダー社員が入館するためには、
毎日、一日限り有効のテンポラリのバッジ(紙製)を受付で発行してもらい、ドアのロックを解除してもらってはいる必要があります。
紙製のテンポラリバッジではドアのロックを解除できませんので、受付の方に解除してもらうか、知っている人に開けてもらう必要があります
・・まあそれも、1分で終わる作業なので、受付のお姉さんが 我々のビルにいる日は大した手間ではないのですが、
受付に誰もいない場合が大変です![]()
(週に2、3日は、このビルには受付がいません
)
まず、他のビルに行ってテンポラリバッジを発行してもらい、
我々のビルに戻ってきて、すでに出社してビルの中にいる社員で 私を知っている人にドアのところまで来てもらって開けてもらわなくては入れません。
この、「知っている人に開けてもらう」のが大変で
、その時誰がビルの中にいるのかは もちろんわかりませんから、親しめの人から順に、Are you in the office today? とメッセージを送り、居れば入り口まで来ていただく、という作業をしなければなりません![]()
しかも、だれかすでにビルの中にいたとしても、ミーティングだったりすれば反応してもらえませんし、
下手をすると何時間も待たなくてはならない時もあり得ます![]()
「正社員との差別感」を感じることは少なからずありますが、
この「入館バッジ(社員証)を持っていない」というところが、まず最初に感じる大きな差異です![]()
いまや、ブルーのバッジを腰につけている人(出向先の会社の正社員)を見るだけで、天上界の人に見えます
(一日何十回も見るのですが
)

なお、入館して実際の業務に入ってしまえば、正社員エンジニアたちの差別感を感じることは 現状全くありません![]()
逆に言えば、気を使って深夜に仕事を振られたりしない、という特別扱いもありません![]()
・・そしてそうこうしているうちに、ニュースでも結構大きめに取り上げられていましたが、その出向先の会社の通勤ポリシーが来年早々変更されることが発表され、
本社キャンパスから50マイル以内の圏内に住んでいる人は、週に3回以上会社のビルに出社しなければならない こととなりました![]()

発表内容をニュース記事で確認すると(なお、正社員には 上級副社長からの直接のメッセージがメールで配信されたようですが、ベンダー社員には届かないあたりも、疎外感を感じます
)
「対面の機会を増やすことで社員たちがより活力を得て成果を上げているというデータがある」
ということでした。
だったら、私のようなベンダー社員も同様に週に3日以上出社させることとして成果の向上を狙い、当然入館バッジも支給すべきだと思い、
たまたま部長と話す機会があったのでその話をしたところ、
入館バッジの発行の許可に関しては、部長の一存で決めたことではなく、もっと上の部門全体のポリシーとしてそうなっているそうで、彼女がどうにかできることではないということでした![]()
それどころか、いままでほとんどリモートで働いていた正社員たちがオフィスに出社してくるようになったら、デスクの数が足りなくなる可能性が高いので、
(オフィスに来るなとは言わないけれど)他の部屋の空いている席を探してもらうことになる可能性が高いといわれてしまいました![]()
まあそりゃそうなりますよね。。
・・とりあえず年内は、その出勤ポリシーもまだ適用されないので現状を維持するとして、
来年以降は、オフィスの状況を見極めてから 業務場所を考え直していく必要がありそうです![]()
通常の週末のバレーボールの練習は、日本語補習校の校舎から車で15分くらいのところにある広い公園にネットを張ってやっていますが、
本番のバレーボール大会は、体育館の中で行われますし、
やっぱり土の上と板の上では感覚が違ってくるので、最終的な練習は体育館で行いたい、ということで
コーチや他の父兄の協力のもと、本日の練習は体育館のコートを借りての練習となりました。![]()
我々の学年としては3年目にして初の取り組みです。
アメリカの体育館ということで、多くの父兄の方々はボロボロのコートをイメージされていたようですが、![]()
実際には普通にきれいなコートで、子供たちの練習もいつも以上に気合が入っていたように思います。
参加者も大変多く、この取り組みは成功だったと思います![]()
ただ、この体育館のある場所は、結構北の方でして、うちからだと45分くらいかかるところのため、
結構ロングドライブになり、現地に近づくと、本格的な放牧場があって牛が自由に動き回っていたり、
(たぶん100頭くらいいたと思います)
写真には取れませんでしたがなぜかアルパカを飼っているところがあったりと、かなりカントリー寄りの雰囲気でした。![]()
(それにしても、アルパカを飼ってビジネス的にはどのように利益を出すのだろう。。毛を刈るとは思えないし、アルパカの乳というのも聞いたことがないし)
また、練習時間が午前11:30から午後2時までと、お昼の時間をスキップする形になってしまったため、
帰りに遅めの昼食をとるために、近くのドライブインに立ち寄ったのですが
典型的なアメリカのドライブインだったのですが、我々が住むダウンタウン近辺には逆にこういった生粋のアメリカンな店でかつチェーン店ではない店は少ないので、むしろ新鮮な感じがしました![]()
こういうところで頼むハンバーガーは大きすぎるに違いないと思い、「Junior Burger」を頼んだのですが、
今度はちょっと小さすぎるサイズで、バレーボールの練習をほぼ休憩なしで2時間半やってきた後の空きっ腹には少し物足りない大きさでした。![]()
まだあと2回、この体育館で練習できる機会がありますので、全力で子供たちの練習をサポートして(実は休憩時間などに もっと練習したい子たちのために一緒に入ってプレーをする時間が一番楽しいのですが
)、
是非 楽しかった経験として、子供たちの中に残るようにしてあげたいところです![]()
今週から、うちの子の アメリカ現地校でのHigh school生活がスタートしました
。
(アメリカでは年度の区切りは7月ですので、学校の新年度は夏休み明けの9月からとなります)
私は正直、うちの子がアメリカの高校にいくことに関して心配していました。
Middle school(中学)での体験があまりいいものではなかったため、学校に行くこと自体が結構チャレンジングなこととなってしまっていたからです![]()
(中学の卒業式)
残念ながら現時点で彼の中のマインドセットとしては、
「学校とは嫌なところ」
「勉強というのは苦痛以外の何物でもないもの」
という形で形成されてしまっていました。![]()
・・これは、私としてはとてもとても残念なことでした。
私が学生だった頃はといえば、学校に行くことを楽しいことと考えるように努めて
勉強というのは「できなかったことをできるようにするための方法を習得すること」であると考えて、有益な時間として過ごしてきたため、
(そしてそのことが、人生において有利に働いてきたと思っています)
ぜひうちの子にも、学校や勉強を「楽しいこと」「有意義なこと」として受け止めてほしかったのですが、
残念ながら中学卒業時点では「勉強嫌い」になってしまいました![]()
なお もちろん、うちの子には色々な形で「勉強(というか新しいことを習得すること)の楽しさ、素晴らしさ」をわかってもらえるように取り組んできましたが、
少なくとも中学卒業時点ではうまくいっていませんでした![]()

さらに言えば、アメリカではグレード(学年)が上がるにしたがって、難しく厳しくなっていきますので、
当然中学より高校の方が大変というのが常識です。
(日本の場合は、入学した学校によって激しく差があると思いますが、高校が中学に比べてあからさまに大変という印象は少なく、また、大学は基本的には最も楽な学生時代と位置付けられていると思いますが、アメリカでは全く異なります)
しかもアメリカの場合は、中学からすでにそうですが、「クラス」という概念がなく、一人一人が個別のカリキュラムを持っており、毎時間自分が選択した科目の授業を受けに教室を移動する形式ですので、
それなりの自主性が求められると思います。
ということで、うちの子がアメリカの高校に行って、初日からして心が折れて「高校なんて行きたくない」と言い出したら・・
と非常に心配していました![]()
そして初日。
うちの奥さんに車で高校の入り口まで送ってもらい、果たしてうちの子が 最初にどこに行くべきなのか理解しているのかさえも不安でしたが![]()
※なお、アメリカには「入学式」という概念は存在しません。いきなり普通に始まります。ただし卒業式は日本と比べて盛大だと思います。

一日目、高校から帰ってたうちの子が、自分から「高校は結構面白かった」と言ったのです![]()
まあ、一日目はおそらく ほとんど授業というよりはオリエンテーション的な内容だけだったと思われるため、印象が違っていたのかも知れないと思っていましたが、
金曜日の夕方になって、また自分から「一週間行ってみて、高校はやっぱり楽しい」と言ってくれたのでした![]()
・・正直これは、何よりも嬉しいことです。![]()
うちの子の将来の進路に関しては、あまりにも選択肢が広すぎて、現時点ではまとまった将来像が見えない状態ではありますが、
(一方私が高校生だったころの進路の選択肢といえば、海外で進学とか就職などというのは1ビットも考えられなかったのはおろか、地元を出ることさえも親は大反対でしたので、選択肢は比較にならないほど狭かったです
)
ぜひ、このアメリカでの高校生活の中で、「勉強とは、押し付けられた嫌なことをすることではなくて、今までできなかったことや知らなかったことを習得するステップである」ということを体で覚えてほしいものです![]()

どうすれば できなかったことができるようになるのか、何をすれば目標の達成に近づくのか・・そういった根本的な人生の原理を体で習得してくれれば、どのような道を選んだとしてもきっと、時間はかかってもいずれはうまくいくものだと思います。
とはいっても、まだまだこれからですので、心配は絶えないですね![]()
先週の土曜日から日本語補習校が始まり、通常の週末が復活しています。
通常の週末というのは、朝一番でうちの子を日本語補習校に送った後、COSTCOなどの店舗が開くまでの間 カフェで少し待ってから買い物に行く、というものです。
さて、そのように朝のカフェに行くと、高い確率で犬連れのお客さんを見かけます。![]()
カフェの中に連れてきてもらえる犬は、だいたいお利巧な子が多く、手の届く位置に食べ物があったりしても決してつまみ食いしたりしません![]()
以下の子は、飼い主さんがクッキーみたいなものを食べ始めたので「ボクにもください」と言わんばかりにお手をしています![]()

大きい犬なので、当然その気になれば、飼い主さんの膝の上に載っているクッキーなど楽に手が届くはずですが、
健気に「お手」をして飼い主さんがくれるのをずっと待ち続けていました。
ただ結局、もらえませんでした![]()
おそらく、席に着いたばかりのときにホイップクリームをもらっていたので、それでおしまい、ということだったのでしょう。
また、外では大きなシベリアンハスキー犬が車の中で待っていました![]()
窓はほぼ開いている状態だったので、この子ならその気になれば脱走することも可能だったかも知れませんが、健気に待ち続けていました。
うちの奥さんが撫でてあげると、とても嬉しそうな様子に![]()
・・上記の2頭のようなしつけの域届いた大型犬もかわいいですが、
うちはやっぱりコーギー犬推しです![]()
道中でコーギー犬を見かけたりするとそれだけで上がります![]()
週末にバレーボールの練習をしている公園で、先日パーティーが開かれていましたが、
そこでもコーギー犬を発見。
コーギー犬は元気で活発な子が多いので、この子もきっと 放置しておくとパーティーの食べ物に飛びかかってしまうと思われるため
やっぱりリードで繋がれており、
「もっと遊びたいなあ」という顔をして周囲を見ていました。
するとそのパーティーをしているうちの子供たちがそのコーギー犬のリードを取って、一緒に遊び始め、![]()
そのコーギー犬も満足そうでした。良かった良かった![]()
来週もまたカフェや公園で犬たちに会えたらいいですね ![]()
先日、新しい会社から新しいPCが送られてきました![]()
DELLの13.3インチのモバイルラップトップです。

採用されているCPUは、インテル製の Core Ultra 7 265U というものでして、これは現在の最新の世代(Core Ultraシリーズの第2世代)ですが、
最後にUが付くのは 省電力型のCPUなので、パフォーマンスはあまり高くないCPUになります![]()
(その代わりバッテリーの持ちは良い)
ただそれでも、Core Ultraシリーズの第2世代ということは、Copilot-PCの規格に準拠しているCPUということですので、
ネットに接続せずに、オフラインで生成AIを利用したWindowsの機能を使用できるモデルです![]()

試しにWindowsの標準アプリ「ペイント」のCo-creator機能を使ってAIを使った画像生成をオフラインで行ったところ、数秒で指定した画像を生成してくれました。
(オンラインのCopilotで画像生成するとかなり時間がかかります)
・・私としては、Copilot-PCに準拠したPCの購入タイミングをずっと検討してきたので
(関連記事)
これでやっとCopilot-PCを活用できることにはなりますが、
現時点ではあまりCopilot-PCの恩恵にあずかってはいません![]()
また、他の部分の仕様としては、メモリが32GB、ストレージが512GB、グラフィックはCPU内蔵のGPUを使用し、画面はタッチ非対応ということで、
メモリ以外はあまり高いスペックとは言いにくいマシンです![]()
ただ、実際の仕事はほとんどがクラウド上の仮想マシン上で行うため、実はこのノートPC自体の性能はあまり重要ではありません。
(画面の大きさや、キーボードは重要だと思いますが)
そして実は、このマシンは仕事のメインマシンとしては現在使用していません![]()
理由は、以下の、出向先の会社から送られてきたマシンを使用しているためです。
出向先の会社から送られてきた以下のマシンは、SAWデバイス(セキュリティを担保するためにデザインされた特殊なPC)と呼ばれる特殊なPCです。


一見、普通のノートPC (ThinkPad)に見えますし、動いているOSもWindows OSに見えるのですが、
普通のPCではできない、特殊な操作が可能になっています。
(ただしユーザー認証の方式などは考えられないくらい強固です)
また一方で、普通のWindowsアプリなどはインストールできず、SAWデバイス専用に用意されたアプリを、隔離された場所からインストールすることしかできません。
ただ、これを使って、クラウド上の仮想マシンにリモートアクセスすることはできるため、
普段の仕事は そのクラウド上の仮想マシン上で行い、
このマシンでしかできない特殊な操作が必要な時は このマシンに入っているアプリを使う、

という方法で作業するのがベストプラクティスかと思っています![]()
ただ、この特殊な SAWデバイスというマシン、世間一般に広く出回るデバイスではないため 新しいモデルが毎年出たりするわけではなく、
生産量もおそらくかなり限定的と思われます![]()
そして、今回私のところに届けていただいたこのマシンも、ピカピカの新品ではなく、再利用で回ってきたマシンのようです![]()
(下手をすると、私がレイオフになった際に返却したマシンがそのまま送られてきた可能性まであります)
CPUの世代から察するに、3~4年前のモデルだと思われます。
まあ、上記の通り、実際の仕事のほとんどはクラウド上の仮想マシン上で行うため、このデバイスの性能はあまり重要ではありませんし、
直接影響のあるキーボードの配列やキータッチは結構好み(ベースはキーボードの良さで定評のあるThink Padです)なので、このマシンを日々仕事のメインマシンとして使用していこうと思います。![]()
新しい仕事に入って2週間、
できるだけ出向先の会社のビルに行くようにしています。
毎回ビルの入館許可をとらなければならないのは面倒ですが、
やっぱりエンジニアの大部屋に行くと士気が上がります![]()

3か月前までは、そのエンジニアの部屋は隣の部屋であったにもかかわらず 恐れ多くて入れなかったものですが
、
今はもちろんそこが定位置ですから、しっかり席も確保して(本来はフリーシーティングの席ですが、毎日来ていればだいたい同じ席を陣取るのと思います
)
使わせてもらっています。![]()
さて、エンジニアの部屋を見ると、「やっぱりエンジニアっぽいな」と思う部分として、
みんなが使っているキーボードがあります。
HHKB(Happy Hacking Keyboard)系のキーボードを使っている人が多いのです![]()


※HHKBは、タイピングにこだわるプロフェッショナルや開発者に根強い人気を誇るキーボードで、入力がしやすい・長時間のタイピングでも疲労が比較的少ないなどの特徴がありますが、値段は高めです。
PMチームの部屋にはHHKBを使っている人は皆無でしたので、こういうところはディベロッパーっぽくていいですね![]()
ただ、仕事は想像よりはるかにレベルが高く、そして複雑です![]()
PMチームにいたころは、「なんでお隣のエンジニアリングチームの皆さんは、こんな簡単な修正もすぐにやってくれないんだろう?」などと思うことも多かったのですが![]()
それはとんでもない思い違いでした。。
その小さな修正、もちろんその部分に関係するコードを書き直すのは瞬間的にできるかも知れませんが、
その修正コードを開発者用のブランチと呼ばれるところにマージするだけで一苦労、
それに対してテストケースを走らせるだけでも一苦労、
そのさきのUAT(User Adaptation Test environment)にデプロイするのにまた一苦労、
UAT上で再テストするのにまた一苦労、
そして最終的に他の修正コードとあわせてプロダクションブランチにデプロイするには、物理的に大変なだけではなく、それをやっていいよという許可をアッパーレベルマネージメントからもらわなくてはならないため、あらゆることをドキュメントにして説明しなければならないという苦労があり、
もしもプロダクション上でレグレッション(以前は大丈夫だった部分が壊れてしまうこと)が発生したりしたらとんでもない苦労が待っており、
しかも上記の各工程はかなりのスキルと経験がないとできない、ボタンをおせば勝手に進むというものではないので、
正直なところ、PMチームにいた頃が懐かしいです![]()
当然、仕事している時間も長くなります。
PMチームにいた頃は、徹底的にWork life balance(仕事時間と生活時間のバランス)を保つことを推進されており、
例えば明日からの3連休に入る前の金曜日は、マネージャーたちは「絶対に仕事をしないで、思い切り休んで!」ということを徹底していましたが、
今のエンジニアリングチームでは、今日のマネージャーからの一言は「明日から3連休であるということを・・忘れないで」というように濁して言っていました![]()
(つまり、連休中に仕事しないですむことはあり得ないということを ほのめかしていました
)
また、仕事時間が長いことを象徴するように、エンジニアリングチームの部屋の隅にはこんなものが。。![]()

まあ現実には、会社にずっと立てこもって仕事をする必要はなく、家からでも100%の仕事ができてしまうので、30年くらい前のソフトウェア会社のように会社に泊まり込んでコーディング・デバッグを夜通し行う、といった風景は見られない状況ではありますが。。
もっとも、私自身はまだまだ、アクセス権が得られていない部分がいくつかあったりしてみんなと同じレベルで働けていないもどかしさを感じております![]()
(もっとも、チームに入ってまだ2週間弱ですが。。)
この複雑すぎる仕事、避けて通る道はありませんので、またいつものように石にかじりついてでも完全にできるようにして、「雇ってよかった」と思ってもらえるようにしたいところです。
うちの子が見たいというので、映画館で「シン・ゴジラ」を見てきました。

「え?シン・ゴジラって日本では10年くらい前に上映された作品では?」と思われるかも知れませんが、
どういうわけかアメリカでは、現在上映中です![]()
・・私的には、10年の時を越えてこの映画を見たおかげで、
もう亡くなってしまった名優・大杉漣さんが日本の首相役で名演されているところを見られたり(ただ、劇中でも途中で死んでしまう役どころでしたが。。
)
竹野内豊さんや石原ひとみさん といった私の世代では存在感の大きかった俳優たちが、私の記憶の中にある姿のまま出演されていたことも懐かしく、
(もう長いこと、日本のドラマとか映画とかバラエティー番組を全く見ていないので、彼らの今の風貌を知りません
)
本来の作品鑑賞以上の価値を感じました。
なお、石原ひとみさんは日系三世という役柄で登場し、日本語より英語の方が楽、という役どころだったと思いますが、
ちゃんと、アメリカ英語ネイティブっぽい発音で演じきっており、相当な努力をされたことが容易に想像できました。
また、シン・ゴジラを見たことで、ずっと昔から疑問だった(というか、フィクションの域を超えていないと思っていた部分であった)「ゴジラのあの強力な動力源・エネルギーはどうやって確保しているのか」について、科学的な見解が示され、しかもそれを元にした 物理的には実現可能な対応策を考えて実行した という展開に、満足しました![]()
ところで、このシン・ゴジラのように 日本の映画がアメリカで上映されるまでには10年もかかるのか? という疑問に関してですが、
もちろんそんなことはなく、
実際、現在日本で大ヒット上映中(なんですよね?)である「鬼滅の刃 無限城編 第一章」ですが、

アメリカでも9月12日から、全米公開予定となっています。こちらの映画館でも大々的に宣伝されています![]()
まあ、日本本土から比べると2か月遅れの公開にはなってしまいますが、
それはやはり 英語字幕を付けたりといった作業が必要でしょうし、しょうがないかと思います。
鬼滅の刃も、うちの子が楽しみにしているので 上映開始になったら見に行くと思います![]()
さて、5日前に新しい会社の社員証(バッジ)が届き、新しい会社のオフィスに入れるようになりました![]()
なお、実際に業務をするのはその新しい会社の中の業務というより、出向先の会社のエンジニアリングチームですので、新しい会社のオフィスに行ってもほとんど意味はないのですが、
とりあえず週3回は出社するレギュレーションになっているということなので、水・木・金曜日には新しい会社のオフィスに出社しました。
場所は、車で行けばうちから10分くらい、バスの場合は最寄りのバス停まで徒歩15分くらい+バス乗車時間10分くらい+そこから会社まで徒歩15分くらいでトータル40~50分かかります。
なおこの新しい会社は、本社はインドにあり、アメリカに多数ビジネス展開しているとはいえアメリカ西海岸の拠点はアリゾナ州とテキサス州ということで、
ここワシントン州のオフィスはそれほど大きくはない、1フロアだけのオフィスです。
ただし1フロアといってもとても広い1フロアで、100人分以上の席があると思います。
ビルの外観はこんな感じ - このビルの2階に入っています。
中に入ると、完全にモダンオフィスで、前の会社の新しいビルの中にそっくりです![]()
全席フリーシーティング(自分専用の席はだれも持っていない)ですが、実際には、よく来る人は自分のディスプレイなどを持ちこんで占拠し、実質専用席のように使っている人も少なくないようです。
ミーティングルームやPhoneブースも、前の会社のモダンオフィスと同様、外から見えるオープンなものとなっており、リザーブして使うようです。
・・で、この新しいオフィスの印象ですが・・
インド人ばっかり、です。![]()
受付嬢から始まって、オフィスの中で働いている人のほぼ全員がインド人・・
もちろん私のような例外アジア人もいるので、まあ実際には95%くらいなのでしょうけれど、とにかくインド人に圧倒されています
まあそれを言ったら、前の会社もインド人比率が年々上がっており、社長もインド人ですし、エンジニアリングチームも半分くらいはインド人ですので、やはりIT業界はインド人に圧倒されていると感じます。
さて、キッチンも前の会社によく似ています。![]()
というか、アメリカではどこの会社もだいたいこんな雰囲気なのかも知れません。
一つうれしいのが、コーヒーマシンが、コーヒー以外にも、ラテやエスプレッソ、カプチーノといったものも作れるということです![]()
前の会社では、コーヒー以外はチャイラテとホットココアだけでしたので、コーヒーマシンに関してはここの方がいいかも知れません。
ラテを3回ぐらい飲めば、バス代くらいは元が取れるだろうか。。
ただ、使用しているコーヒー豆が、スタバの CAFE VERONAとPIKE PLACE ROATというもので、これは前の会社と同じなのですが、なぜか味が違うような。。
まあ、コーヒーを飲みに来ているわけではないので、あまり気にするところではないのですが。
コーヒー以外では、いくつかのジュースをだせるマシンもありました。
前の会社はこういった飲み物は缶ジュースでの提供でしたが、こういうマシンの方がコスパはいいと思われます。
さて、金曜のお昼くらいになると、子供を連れた社員がやってきて、子供たちをオフィスで遊ばせていました
こういう文化、週末前には家族を会社に連れてきたりして 半分休日モードになる風潮は、前の会社でも共通していましたので、アメリカ全体のものと考えてよいと思います。
さて、私がこのオフィスに来る意味は・・
前述のとおり、ほとんど無い気がします![]()
何しろ、周りで仕事をしているインド人たちが何をしているのか全く知りませんし、今後知ることもないと思われます。
それぞれが別の出向先の仕事を勝手にやっている感じです。
つまりここにきても、本当に一緒に仕事をする同僚とのインタラクションがあるわけではなく、ほぼ、カフェにきて一人で仕事をしているのと同じです。
だったら出向先の会社に行ったほうがはるかに意味があると思いますが、
出向先の会社に入館できるバッジはもらえないので
いちいち受付で入館許可を受ける必要があるということ、
そして前述のとおり新しい会社のオフィスに週3回はくることになっているため、出向先の会社に行けるのは週1、2回になりそうな気がします。
先週新しい会社に入社し、先週末の時点では出向先の会社のアカウントの認証設定ができず困っている、
という程度の まるでぬるま湯に浸っているような状況でしたが、
火曜日にアカウントが使えるようになるやいなや、一気に状況は変わりました![]()
現在、一気にリアルな仕事に引き込まれています![]()
まるで、5月のレイオフからの3か月間が夢の中の出来事だったかのように、
もうどっぷり仕事に入っています![]()
今、出向先の会社で配属されているのは、レイオフ前に所属していたPMチームの姉妹チームにあたる、同じ部門配下のエンジニアリングチームですので、

良くも悪くも、全く「新鮮」という感じではないのです![]()
今配属されているエンジニアリングチームのメンバーたちは全員 とてもよく知っています。
ただし、私は過去4年間くらいはPMチームに所属していましたので、タイトル エンジニア ではありませんでしたし、
しかもその4年間の間に、セキュリティ認証まわりを中心に、エンジニアの仕事は大きく変わっていました。
なので、今の私は エンジニアとしては新入り、フレッシュマン、という気分でやってきたのですが、

・・誰もそういう目で私を見てはくれません![]()
むしろ、質問を受けたりすることさえある状況です(3日前から参加したばかりの新入りなのに。。)
また、私の想像では、今後の私の仕事というのは、
日々発生するプロダクション(製品開発・リリース)の問題を、ハエたたきのように片っ端から調べては修正する、という作業をすることになるのだろうと思っていました。
その組織の正社員じゃないですしね。
実際、他の出向メンバー、つまり私が入社した同じ会社から来ているほかのメンバーたちのほとんどは、そういう仕事をしています。
ところが、先日大雑把にそのエンジニアリングチームのマネージャーの一人と話したところ、
私に期待されているのは、そういうハエたたき的な仕事ではなくて、
システム本体の改築のための裏方として、バックエンドのデータハンドリングなどの部分を作り直すことに協力してほしいらしく![]()
(もっとも正式にそう言われているわけではなく、単に希望的観測の話だったと思いますが)
いや、ちょっと待ってくださいよ、![]()
だから私は4年くらいPMチームにいて、エンジニアリングチームからは遠のいていたので、そんな難しいことができるわけないじゃないですか、
・・と思っています![]()
まあ、とりあえず私の今現在の心境としましては、単にPMチームからエンジニアリングチームに異動になっただけのような状況に感じてしまっており、
あのレイオフからの3か月間は夢だったんじゃないかという錯覚さえ起きてしまうような状況です![]()
もちろん給料とか、健康保険をはじめとするベネフィットなどは全然違うのですが
、そんなことよりも いかに価値のある仕事ができるかが重要だと思いますので、
レイオフ前以上にやりがいがある仕事になればと思っています。
ただやっぱり、まだ見えていない わかっていない部分が多々ありますので、
一刻も早く 確実に役に立てるエンジニアになれるよう、精進したいところです。
小中学生の夏休みといえば、避けて通れないのが「自由研究」かと思います![]()
ただもちろん、アメリカの学校には日本のような自由研究の概念は存在しませんが、
日本語補習校には存在します![]()
もっとも、日本語補習校では、そもそも小学部までは理科をやらないので、小学部の間は自由研究などなかったのですが、
さすがに中学部では理科があり、しかも先生もそれなりに気合が入っているいい先生で、
今年は夏休みの課題の一つとして「自由研究」が提示されたのでした![]()
とはいっても、我々の時代の日本での自由研究のように 発表用に模造紙に研究内容を書いて夏休み明けに発表、ということはなく、
「なんでもいいから理科の実験をして、そのレポートをA4一枚のWordファイルにまとめて先生に送付する」
というものでした。
しかし、自由研究の何が大変かと言えば、
テーマを決めるのが一番大変だと思います![]()
「なんでもいい」といわれても、簡単すぎるものではまずいでしょうし、中学生にできる範疇を越えたものも物理的に無理でしょうから、
程よい難易度の、程よい面白さを含んだテーマを探すのが大変だと思います。
それで結局、うちでは 3Dホログラム のようなものを作ってみる実験をすることにしました。
スマホで表示した画像が透明なプラスチックに反射して目に届き、背景に浮かび上がっているように見えるというものです。
うちの奥さんが日本の100円ショップにあったチラシをもらってきてくれて、そこに載っていたアイデアを使わせていただきました![]()

このような即席の反射板を作り

スマホでドラえもんの映像を下から表示させて反射させてみたところ、

確かに反射の効果で画像が浮いているように見えました![]()

・・我々が子供のころでは到底できなかった実験なので、我々も結構興味深く感じました![]()
やはり今は100円ショップのようなところで様々な材料が簡単に手に入りますし、
スマホのような飛び道具も使えるので、我々大人の視点からは色々夢が広がりますが、
それでもやっぱり中学生の子たちからしてみれば、結局テーマを決めることの難しさは昔と変わらず、
やはり自由研究は 今も昔も 小中学生にとっては夏休みの大きな課題なのだと思います。
しかし来年からは高校生なので、多分自由研究という概念は 日本語補習校であってもなくなるもと思います。![]()
ということは、うちではこの片手間実験が最後の自由研究だったということに? ・・最後の研究なら、もう少し気合を入れたかったところですが、気合を入れるのは私ではなくてうちの子なので、まあこれでOKとしましょう![]()





















