ミニ四駆コース自作量産型2号製作記00過去製作記を思い出す | エコノミライ研究所のブログ

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2015年2月16日に設立した任意団体です。
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を探求して行きます。

試作零号コース(平成30(2018)年12月末)

 

(量産型2号のためのパネル製作の様子)

 

ミニ四駆コース自作量産型2号完成! | エコノミライ研究所のブログ (ameblo.jp)2020-05-05

 

公開してから、早、4年もの月日が経過しようとしている話題ですが

 

その間に、ミニ四駆の人気度合い、コースを自作する動きに変化があったのか、よく判りません。

 

ですので、こういう話題は、出したもの勝ち

 

我がニッポンを代表する玩具の一つである

 

ミニ四駆

 

 

筆者楊田の家でも、数年前、ブームが到来

 

危うく、TAMIYAさんのミニ四駆コースを購入させられそうなところ

 

「ものづくり」のチャンスと判断した楊田

 

レーン幅11.5cm

 

コース壁の高さ5cm

 

を基本として、2024年3月現在、主に2種類、都合4セットのミニ四駆コースを自作しました。

 

試作1型零号

20181226ミニ四駆コース自作への道4(最終回ではない) | エコノミライ研究所のブログ (ameblo.jp)

 

 

最初は、何をどうすればよいのか、全く分からない状況でしたが

 

 

450mm×900mm発泡ボードが2枚では足らないことを、経験をもって悟り

 

 

レーンチェンジの概念が必要なことも経験から学んで

 

 

型紙で斯様な構造物を作るまでに至り

 

 

試作零号コースが完成

 

タミヤモーターの力がこれほど強力だったのか

 

と思い知る経験をこのコースから得ました。

 

 

壁の強度が弱いと破れるとか

 

床と壁の接着強度が弱いと壁が剥がれるとか

 

壁と壁の境目をキッチリとテープで止めないと

 

マシンがクラッシュするとかです。

 

 

マシンが停まらず走れば、もう、ええやろう

 

と思っていた矢先

 

 

やれ「ジャンプシーケンスがほしい」とか

 

 

やれ「バンクがあればいいな」とか

 

 

要求レベルは益々、高まりましたが

 

 

結局のところ、このようなバンク(坂)ユニット追加も実現させましたよ、ハイ。

 

 

このようにして改良を重ねて来た試作コースでしたが

 

 

「コースが短い」という要望には簡単に応えることが可能でした。

 

 

 

コース延長のため、段ボールを原材料として活用するアイデアを思い付いたのは

 

この頃からでした。

 

 

全長が1.8mもの大きなコースができました。

 

 

問題なのは、収納性能ですが

 

バンク部分は平らにすることができるなど

 

結果的には省スペース性能が有効に機能していました。

 

 

とはいえ、使われるごとにコースの傷みが強くなってきたこともあり

 

次回作の製作が待たれることとなりました。

 

その間、たったの3ヵ月!

 

平成最後の年である

 

平成30年の3月頃

 

量産型1号の製作に取り掛かりました。

 

ミニ四駆コース自作への道17 量産型第一号完成 | エコノミライ研究所のブログ (ameblo.jp)

 

 

結局のところ

 

レーンチェンジをコンパスによって再現することができず

 

禁断のフリーハンドにて現場対応

 

 

必要な部材を切り出し、固定用の100均仮止めテープも次々と買い足し

 

 

もはや、「材料費ゼロ」が不可能なことも悟りましたが

 

 

原材料費を1000円程度に圧縮することは、簡単に実現可能なことを実証。

 

 

量産型初号機では、事務用紐でパネルどうしを連結するアイデアを思いつき

 

 

各パネルで分断されている高さ5cmの壁と壁とを

 

テープで補完することなく

 

ミニ四駆マシンがクラッシュせずに通過することも可能なことを見届けました。

 

 

(ですが、やはり、不安なので、その後、別の改良案を思案することとなります。)

 

 

こうしてできた量産型初号機

 

 

何方(どちら)かのyoutube動画は

 

 

再生回数が60マン回を越えています。

 

そして

 

今回より

 

量産型2号コースの製作記録を綴ろうとしています。

 

 

基本設計は試作型、量産型1号と変わりませんが

 

入手した段ボールのサイズの関係もあり

 

幅900mm強、長さ400mm強のパネルを

 

4枚使う予定です。

 

まずは、材料の切り出しから始めて行きます。

 

 

とはいえ

 

 

写真掲載量も文書量も多くなったので

 

ハナシの続きは次回に廻します。

 

 

 

 

久しぶりに特集する

 

ミニ四駆コース自作シリーズ

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

 

この記事のシリーズ

20181223ミニ四駆コース自作への道1

 

20181224ミニ四駆コース自作への道2

 

20181225ミニ四駆コース自作への道3

 

20181226ミニ四駆コース自作への道4(最終回ではない)

 

ミニ四駆コース自作への道5 材料費ゼロを目指せ(2019.2.6)

 

ミニ四駆コース自作への道6 床面を極める(2019.2.13)

 

ミニ四駆コース自作への道7 コーナーを傾けるには(2019.2.20)

 

ミニ四駆コース自作への道8 バンクパーツ完成間近(2019.3.6)

 

 

ミニ四駆コース自作への道9 バンク部分完成!(2019.3.13)

 

ミニ四駆コース自作への道10 量産型第一号の製作へ1(2019.3.27)

 

ミニ四駆コース自作への道11 量産型第一号の製作2(2019.4.3)

 

ミニ四駆コース自作への道12 量産型第一号3(2019.4.17)

 

ミニ四駆コース自作への道13 量産型第一号4(2019.4.24)

 

ミニ四駆コース自作への道14 量産型第一号5(2019.5.1)

 

ミニ四駆コース自作への道15 量産型第一号6(2019.5.8)

 

ミニ四駆コース自作への道16 量産型第一号7(2019.5.15)

 

ミニ四駆コース自作への道17 量産型第一号完成(2019.5.22)

 

 

<コース概要>(発砲ボードバージョン)

 

発砲ボード一枚のサイズ

幅60cm×長さ90cm

なので、三枚を併せて

幅90cm長さ180cm

 

・曲線作成

コース外周の外経は88cmの直径のため

半径44cm

 

コース内周の外形は半径44cm-11.5cm=32.5cm

 

コース内周の内径は32.5cm-11.5cm=21cm

 

・直線作成

ボードの端から1cmの遊びを設けるためコース幅11.5cmを確保するには

 

コース外周の内側壁部分は端から12.5cmの直線に壁を設置

 

コース内周の内側壁部分は端から24cmの直線に壁を設置

 

・平面レーンチェンジ部分

壁の高さを7cmとし、二次曲線加工は、ミニ四駆の車幅通りとなるよう、曲線半径の長さに注意すれば大丈夫

ただ、レーンチェンジ開始から終了までの長さの設定に悩んだけれども、A4の幅の二倍である42cmとし、二階部分との整合性を確保

 

・立体交差の坂道部分(二組作る)

(1坂道部分)

型紙サイズがA4なので、坂道の長さが最大で297mmしか確保できないけれども、とりあえず幅11.5cmに切り取り、型紙一枚で二枚切り出し、それらを木工用ボンドで貼り合わせる。

(2坂道壁部分)

一階の高さを7cmとしたため、二回部分の壁を5cm確保するには12cmとしなければならないが、1cm余分に確保した結果

床面29.7cm、切片7cmと13cmの台形の型紙二枚を切り出し

(3床面部分)

A4型紙を幅11.5cmで縦に切り出し(二組作るため、二枚切り出し)

 

上記2、3を先ずテープでつなぎ合わせ、台形状とし、1坂道部分を壁の片方に接着、そして、反対側も接着すれば完成

 

・立体交差二階床面部分

A4型紙を横向に二枚並べて、切り取って余った部材を裏から貼り合わせて床面としての強度を確保

一階レーンチェンジと同様、開始から終了までに42cmで完了するよう、コース壁接着

 

以上のような各パーツを組み立て、組み合わせたのがコチラとなります。

 

 

坂道床面部分には必ず隙間ができますから、幅11.5cmの部材を余分に切り出しておき、適当に隙間を埋めて下さい。

 

 

坂道部分の裏側にも、余った部材で張り合わせ、剛性を高めています。