ある程度覚悟してはいましたが
それでも
意外と奥の深い世界だと痛感する
ミニ四駆コース自作への道
昨日のハナシの続きです。
連休3日目である2018年12月24日午前
難関の、立体レーンチェンジパーツも作成し
制作現場では上手く走ったので
めでたし愛でたしと思い、
家の者の自室に設置したところ、何と
コーナーで止まってしまうというトラブルが!
そこで原因を考え解決した方法はコレ
お待たせしました!
成功した動画をご覧下さい。
家の者も十分、満足してくれました。
因みに次の日、ミニ四駆を数台所有している家の者のお友達が来てくれて、本場の速さを披露してくれました。
ミニ四駆のタイヤゴムの素材によっては
コーナーを曲がることができなくなるため、
フロントタイヤのみ、敢えて滑らせる措置を実施すれば、十分、走りを楽しむことが出来るようになります。
こんな行動も、子供にとっては立派な
ものづくり
だと思ったので、
年末の一時、大人気なく、頑張りました。
<コース概要>
発砲ボード一枚のサイズ
幅60cm×長さ90cm
なので、三枚を併せて
幅90cm長さ180cm
のコースが使用可能となりました。
・曲線作成
コース外周の外経は88cmの直径のため
半径44cm
コース内周の外形は半径44cm-11.5cm=32.5cm
コース内周の内径は32.5cm-11.5cm=21cm
・直線作成
ボードの端から1cmの遊びを設けるためコース幅11.5cmを確保するには
コース外周の内側壁部分は端から12.5cmの直線に壁を設置
コース内周の内側壁部分は端から24cmの直線に壁を設置
・平面レーンチェンジ部分
壁の高さを7cmとし、二次曲線加工は、ミニ四駆の車幅通りとなるよう、曲線半径の長さに注意すれば大丈夫
ただ、レーンチェンジ開始から終了までの長さの設定に悩んだけれども、A4の幅の二倍である42cmとし、二階部分との整合性を確保
・立体交差の坂道部分(二組作る)
(1坂道部分)
型紙サイズがA4なので、坂道の長さが最大で297mmしか確保できないけれども、とりあえず幅11.5cmに切り取り、型紙一枚で二枚切り出し、それらを木工用ボンドで貼り合わせる。
(2坂道壁部分)
一階の高さを7cmとしたため、二回部分の壁を5cm確保するには12cmとしなければならないが、1cm余分に確保した結果
床面29.7cm、切片7cmと13cmの台形の型紙二枚を切り出し
(3床面部分)
A4型紙を幅11.5cmで縦に切り出し(二組作るため、二枚切り出し)
上記2、3を先ずテープでつなぎ合わせ、台形状とし、1坂道部分を壁の片方に接着、そして、反対側も接着すれば完成
・立体交差二階床面部分
A4型紙を横向に二枚並べて、切り取って余った部材を裏から貼り合わせて床面としての強度を確保
一階レーンチェンジと同様、開始から終了までに42cmで完了するよう、コース壁接着
以上のような各パーツを組み立て、組み合わせたのがコチラとなります。
坂道床面部分には必ず隙間ができますから、幅11.5cmの部材を余分に切り出しておき、適当に隙間を埋めて下さい。
思い出しましたが、坂道部分の裏側にも、余った部材で張り合わせ、剛性を高めています。
ミニ四駆コースの自作
これまで、どれほどのご家庭でこの様に作られてきたのか
突然興味が沸きましたが、
気が向いたらまた、調べてみたいとおもいます。
というわけで(何が?)
この話題、この辺りで
打ち止めとさせて戴こうと思いましたが、
家の者から衝撃の一言が!
このハナシ、続行します。
エコノミライ研究所
所長 楊田芳樹
次の記事は
ミニ四駆コース自作への道5 材料費ゼロを目指せ(2018.2.6)
です。お楽しみに!