ミニ四駆コース自作への道14 量産型第一号5 | エコノミライ研究所のブログ

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2015年2月16日に設立した任意団体です。
ありとあらゆる「ミライ」について考える団体ですが、主に
「E」lectric「V」iecle(電気自動車)を通じて
1、生活の未来
2、文化の未来
3、社会の未来
を探求して行きます。

電動モーター駆動車
 
Erectric Viecle = EV
 
が普及するための本命は
 
電動バイク
超小型4輪EV
軽四輪EV
普通車EV
貨物型EV
 
なのでありますが、
EVの素晴らしさ実感のためには
 
遊び心
 
も必要です。
 
そのための手段として
 
ミニ四駆
ラジコン車
電動カートERK
 
の存在は必要不可欠であり、
 
特に小学校教材として
 
ミニ四駆
 
をテーマに取り上げる事も必要なのではないか
 
とも提言したくなります。
 
そうすれば
 
ニッポン人のカーライフの基本的認識も
 
少しは変わるだろう
 
という期待を(勝手に)抱いています。
 
今週も張り切って
 
ミニ四駆コース自作への道のネタ
 
続けて行きます。
 
 
 
今回のお話は
 
材料費ほぼフリー2レーンコース自作の5回目です。
 
 
イメージ図を確定し
 
カーブパーツの曲線を引き
 
直線並びにレーンチェンジパーツの作成をし
 
次々と壁部分を貼り合わせてゆきます。
 
 
パーツがどんどん完成してゆき、
 
次はいよいよ難関の
 
TAMIYA公式ルールによる
コース幅11.5cmという制約をクリアした
 
二階部分の床面が地上7cm
 
7cm×13cmの台形とした坂道パーツを
 
組み立てて行きます。
 
 
坂面となる型紙を二枚貼り合わせて
安定して台形パーツとするために
 
 
このような立体的パーツに組み上げて行きます。
 
 
次に立体パーツの二階床部分のレーン接着工程ですが
 
二階床部分のレーンチェンジ線を引くのが
これまた一苦労
 
 
実はこの時も失敗しました。
 
失敗しない方法はないものでしょうか?
 
きっと、解決策はあります!
 
 
この時に編み出した打開策のキモ部分は
 
「レーンチェンジ
開始から終了の中間地点で
レーン幅の半分まで
車線移動していること」
 
 
本題はここからです。
 
まずは、次の写真をご覧下さい。
 
 
分かる人にはわかりますが
A4用紙の幅は21cmですので、
その2倍は42cm。
 
そこで、レーンチェンジ
開始から終了までの長さは
 
40cm
 
と決めました。
 
ということは、その半分の20cm
クルマが進んだ地点で
 
 
TAMIYA公式ルールによる
レーン幅11.5cmの半分の
 
5.75cm
 
レーンチェンジが進行しているような
三次曲線を引く方法を確立すればよい
 
ということになります。
 
そこで、先ほどの設計図をもう一度貼ります。
 
 
長い2本の斜め線が最大のヒントです。
 
左端から1cm、下端からも1cmの点
用紙幅真ん中と上端から1cmの点
とを結んだ線が
左側の線で
 
用紙幅真ん中と下端からcmの点
右端から1cm、上端から1cmの点
とを結んだ線が
右端の線です。
 
 
もう、貼り付け始めていますが
 
上の写真に見える壁の左端と
大きめに付けた印
を半径とする
曲線を引けばよい
 
というアイデアが
問題の三次曲線を引くための解決策なのでした。
 
 
そのためには、次回製作から
 
上述した斜め線の半分の長さを引くための
コンパスの用意をしておこう
 
という考えに至りました。
 
次こそは成功を目指します。
 
 
 
次回も、材料費ほぼフリーミニ四駆コース自作のお話
 
お楽しみに!!
 
 
 
エコノミライ研究所
所長 楊田芳樹
 
 
 
 
 
 
<コース概要>
 
発砲ボード一枚のサイズ
幅60cm×長さ90cm
なので、三枚を併せて
幅90cm長さ180cm
 
・曲線作成
コース外周の外経は88cmの直径のため
半径44cm
 
コース内周の外形は半径44cm-11.5cm=32.5cm
 
コース内周の内径は32.5cm-11.5cm=21cm
 
・直線作成
ボードの端から1cmの遊びを設けるためコース幅11.5cmを確保するには
 
コース外周の内側壁部分は端から12.5cmの直線に壁を設置
 
コース内周の内側壁部分は端から24cmの直線に壁を設置
 
・平面レーンチェンジ部分
壁の高さを7cmとし、二次曲線加工は、ミニ四駆の車幅通りとなるよう、曲線半径の長さに注意すれば大丈夫
ただ、レーンチェンジ開始から終了までの長さの設定に悩んだけれども、A4の幅の二倍である42cmとし、二階部分との整合性を確保
 
・立体交差の坂道部分(二組作る)
(1坂道部分)
型紙サイズがA4なので、坂道の長さが最大で297mmしか確保できないけれども、とりあえず幅11.5cmに切り取り、型紙一枚で二枚切り出し、それらを木工用ボンドで貼り合わせる。
(2坂道壁部分)
一階の高さを7cmとしたため、二回部分の壁を5cm確保するには12cmとしなければならないが、1cm余分に確保した結果
床面29.7cm、切片7cmと13cmの台形の型紙二枚を切り出し
(3床面部分)
A4型紙を幅11.5cmで縦に切り出し(二組作るため、二枚切り出し)
 
上記2、3を先ずテープでつなぎ合わせ、台形状とし、1坂道部分を壁の片方に接着、そして、反対側も接着すれば完成
 
・立体交差二階床面部分
A4型紙を横向に二枚並べて、切り取って余った部材を裏から貼り合わせて床面としての強度を確保
一階レーンチェンジと同様、開始から終了までに42cmで完了するよう、コース壁接着
 
以上のような各パーツを組み立て、組み合わせたのがコチラとなります。
 
 
坂道床面部分には必ず隙間ができますから、幅11.5cmの部材を余分に切り出しておき、適当に隙間を埋めて下さい。
 
 
坂道部分の裏側にも、余った部材で張り合わせ、剛性を高めています。