ミニ四駆コース自作への道13 量産型第一号4 | エコノミライ研究所のブログ

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2015年2月16日に設立した任意団体です。
ありとあらゆる「ミライ」について考える団体ですが、主に
「E」lectric「V」iecle(電気自動車)を通じて
1、生活の未来
2、文化の未来
3、社会の未来
を探求して行きます。

ミニ四駆もラジコン車も
 
基本、電動モーター駆動
 
Erectric Viecle = EV
 
なわけでありまして、
 
ミニ四駆
ラジコン車
電動カートERK
電動バイク
超小型4輪EV
 
というレベルアップを経て
 
軽四輪EV
普通車EV
貨物型EV
 
導入へと導けば
 
少しは状況も変わるだろう
 
という期待を(勝手に)抱いています。
 
今週も張り切って
 
ミニ四駆コース自作への道のネタ
 
続けて行きます。
 
 
材料費ほぼフリー2レーンコース自作の4回目です。
 
イメージ図を確定し
 
1外側コースの外側
2外側コースの内側 兼 内側コースの外側
3内側コースの内側
 
という、三本の半円をコンパスで描き
 
若干の直線を引きまして
 
 
このような
 
半円コーナーパーツを2セット作成します。
 
 
直線並びにレーンチェンジパーツの作成については
 
ボード全幅が90cmならば、
 
端から1cmづつ内側に直前を引けば88cm
 
で半径44cmの倍
 
ですから、パーツを繋げてもズレません
 
 
レーンチェンジ部分の線引きにチャレンジしたものの今回も失敗です。。
 
今回もフリーハンドの術でごまかし。。
 
 
次に掛かるのは
 
コース壁部分の接着作業!
 
 
この作業は忍耐力が求められることも
分かってきました。
 
2人以上で分担しながら
次々と壁部分を貼り合わせていきます。
 
 
壁のどちら側でも良いので
接着していない空白部分が
無いようにテープを貼っていきます。
 
そうでなければ
片側しか貼れていない部分が強度的にヨワいため
最悪、ミニ四駆走行の結果、
壁部分が剥がれてしまう可能性があります。
 
 
張り合わせ開始から1時間位で
 
パーツがどんどん完成してゆきます。
 
今回は
 
このあと続く作業についてのレポートです。
 
次はいよいよ難関の
 
 
例のパーツ組み立てに入ります。
 
TAMIYA公式ルールによる
コース幅11.5cmという制約を守りながら
 
立体レーンチェンジをスムーズにするために
エコノミライ研究所が編み出した
 
 
二階部分の床面が地上7cmとするため
 
7cm×13cmの台形とした坂道パーツを
 
組み立てて行きます。
 
 
強いて申せば台形ボックスの底面は、不要な構成要素かもしれませんが
 
坂面となる型紙を二枚貼り合わせて
安定して台形パーツとするために
 
写真のように組み立てて行きます。
 
 
テープは出し惜しみすることなく
端から端までキッチリと張り合わせてから
 
 
このような立体的パーツに組み上げて行きます。
 
 
台形パーツ後ろにも
幅11.5cm、高さ五センチ前後の
余った型紙を貼り合わせて
台形としての強度を更に強くします。
 
 
次に立体パーツの二階床部分のレーン接着工程です。
 
 
立体の一階部分の壁高さは7cm
 
レーンチェンジしているため
 
A4型紙二枚分=A3相当の板を
そのまま置くだけでも
安定していることが分かりますね。
 
 
つぎに
 
二階床部分のレーンチェンジ線を引きます。
 
 
実はこの時も失敗しました。
 
レーンチェンジする際の「R」は
 
もっと長いです。
 
 
失敗例
 
コレでは
 
ミニ四駆はカーブを通過出来ません。。
 
それでも
 
この時、大切だと思ったのは
 
失敗しても
 
成功するために諦めないこと。
 
 
この時に編み出した打開策のキモ部分は
 
「レーンチェンジ開始から終了の中間地点で
 
レーン幅の半分まで車線移動していること」
 
です。
 
このことについて
 
次回、すこうし詳しく解説します。
 
 
 
 
 
ですので
 
 
 
 
次回も、材料費ほぼフリーミニ四駆コース自作のお話
 
お楽しみに!!
 
 
 
エコノミライ研究所
所長 楊田芳樹
 
 
 
 
 
 
<コース概要>
 
発砲ボード一枚のサイズ
幅60cm×長さ90cm
なので、三枚を併せて
幅90cm長さ180cm
 
・曲線作成
コース外周の外経は88cmの直径のため
半径44cm
 
コース内周の外形は半径44cm-11.5cm=32.5cm
 
コース内周の内径は32.5cm-11.5cm=21cm
 
・直線作成
ボードの端から1cmの遊びを設けるためコース幅11.5cmを確保するには
 
コース外周の内側壁部分は端から12.5cmの直線に壁を設置
 
コース内周の内側壁部分は端から24cmの直線に壁を設置
 
・平面レーンチェンジ部分
壁の高さを7cmとし、二次曲線加工は、ミニ四駆の車幅通りとなるよう、曲線半径の長さに注意すれば大丈夫
ただ、レーンチェンジ開始から終了までの長さの設定に悩んだけれども、A4の幅の二倍である42cmとし、二階部分との整合性を確保
 
・立体交差の坂道部分(二組作る)
(1坂道部分)
型紙サイズがA4なので、坂道の長さが最大で297mmしか確保できないけれども、とりあえず幅11.5cmに切り取り、型紙一枚で二枚切り出し、それらを木工用ボンドで貼り合わせる。
(2坂道壁部分)
一階の高さを7cmとしたため、二回部分の壁を5cm確保するには12cmとしなければならないが、1cm余分に確保した結果
床面29.7cm、切片7cmと13cmの台形の型紙二枚を切り出し
(3床面部分)
A4型紙を幅11.5cmで縦に切り出し(二組作るため、二枚切り出し)
 
上記2、3を先ずテープでつなぎ合わせ、台形状とし、1坂道部分を壁の片方に接着、そして、反対側も接着すれば完成
 
・立体交差二階床面部分
A4型紙を横向に二枚並べて、切り取って余った部材を裏から貼り合わせて床面としての強度を確保
一階レーンチェンジと同様、開始から終了までに42cmで完了するよう、コース壁接着
 
以上のような各パーツを組み立て、組み合わせたのがコチラとなります。
 
 
坂道床面部分には必ず隙間ができますから、幅11.5cmの部材を余分に切り出しておき、適当に隙間を埋めて下さい。
 
 
坂道部分の裏側にも、余った部材で張り合わせ、剛性を高めています。