ミニ四駆コース自作への道15 量産型第一号6 | エコノミライ研究所のブログ

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2015年2月16日に設立した任意団体です。
ありとあらゆる「ミライ」について考える団体ですが、主に
「E」lectric「V」iecle(電気自動車)を通じて
1、生活の未来
2、文化の未来
3、社会の未来
を探求して行きます。

電動モーター駆動車
 
Erectric Viecle = EV
 
が普及するための本命は
 
電動バイク
超小型4輪EV
軽四輪EV
普通車EV
貨物型EV
 
なのでありますが、
EVの素晴らしさ実感のためには
 
遊び心
 
も必要です。
 
そのための手段として
 
ミニ四駆
ラジコン車
電動カートERK
 
の存在は必要不可欠であり、
 
特に小学校教材として
 
ミニ四駆
 
をテーマに取り上げる事も必要なのではないか
 
とも提言したくなります。
 
そうすれば
 
ニッポン人のカーライフの基本的認識も
 
少しは変わるだろう
 
という期待を(勝手に)抱いています。
 
今週も張り切って
 
ミニ四駆コース自作への道のネタ
 
続けて行きます。
 
 
今回のお話は
 
材料費ほぼフリー2レーンコース自作の6回目です。
 
イメージ図を確定し
 
カーブパーツの曲線を引き
 
直線並びにレーンチェンジパーツの作成をし
 
次々と壁部分を貼り合わせて行き
 
その次はいよいよ難関の
 
TAMIYA公式ルールによる
コース幅11.5cmという制約をクリアした
 
二階部分の床面が地上7cm
7cm×13cmの台形とした坂道パーツを
組み立てました。
 
 
坂面となる型紙を二枚貼り合わせて
安定して台形パーツとするために
 
 
このような立体的パーツに組み上げて行きます。
 
 
次に立体パーツの二階床部分のレーン接着工程ですが
 
二階床部分のレーンチェンジ線を引くのが、実に苦労する工程です。
 
 
ものづくりには必ず
 
「難関」が何点かあり
 
「最大の難関」がありますが
 
エコノミライ研究所が開発した
2レーン式自作ミニ四駆コース
 
の場合
 
レーンチェンジの三次曲線
 
を引く作業が、
 
最大の難関となります。
 
 
A4用紙の幅は21cmですので、
その2倍は42cm。
 
そこで、レーンチェン開始から終了までの長さは40cmと決めました。
 
長い2本の斜め線が最大のヒントです。
 
左端から1cm、下端からも1cmの点
用紙幅真ん中と上端から1cmの点
とを結んだ線と
 
用紙幅真ん中と下端からcmの点
右端から1cm、上端から1cmの点
とを結んだ線を
 
引きます。そして、
 
その斜め線の半分の長さを半径とする三次曲線をコンパスで引くことが出来れば成功です。
 
 
無事、三次曲線が引けたなら
 
その線に沿って
 
高さ5センチの壁を接着して行きます。
 
 
上手に三次曲線状態の
貼り合わせをするためには
 
 
端の部分を比較的長めのテープで
固定すれば良いでしょう。
 
 
そうやって
2階レーンチェンジ部分が
出来上がって行きますと
 
 
台形の坂道バーツとの
接合作業となります。
 
 
その前に
カーブパーツとの
ハマり具合を確認
 
型紙の厚さプラスアルファの
窮屈さがありますが、
 
まぁ、大丈夫だと思います。
(結果を先に云えば、大丈夫でした。)
 
 
余っていた幅5センチの部材を
2枚、写真のようにテープで
接着しました。
 
一体感、強度的にスコウシ不安でしたが
 
 
持ってみると、やはり、型紙も
 
「紙」
 
に違い有りません。
 
意外にも、一体性があり、
ミニ四駆の走行にも耐えられそうです。
 
 
ただ、壁と床面のテープ補強は
充分に実施して下さい。
 
今日はここいらでキリがよいので
 
続きは次回!
 
 
次回も、材料費ほぼフリーミニ四駆コース自作のお話
 
お楽しみに!!
 
 
 
エコノミライ研究所
所長 楊田芳樹
 
 
 
 
 
 
<コース概要>
 
発砲ボード一枚のサイズ
幅60cm×長さ90cm
なので、三枚を併せて
幅90cm長さ180cm
 
・曲線作成
コース外周の外経は88cmの直径のため
半径44cm
 
コース内周の外形は半径44cm-11.5cm=32.5cm
 
コース内周の内径は32.5cm-11.5cm=21cm
 
・直線作成
ボードの端から1cmの遊びを設けるためコース幅11.5cmを確保するには
 
コース外周の内側壁部分は端から12.5cmの直線に壁を設置
 
コース内周の内側壁部分は端から24cmの直線に壁を設置
 
・平面レーンチェンジ部分
壁の高さを7cmとし、二次曲線加工は、ミニ四駆の車幅通りとなるよう、曲線半径の長さに注意すれば大丈夫
ただ、レーンチェンジ開始から終了までの長さの設定に悩んだけれども、A4の幅の二倍である42cmとし、二階部分との整合性を確保
 
・立体交差の坂道部分(二組作る)
(1坂道部分)
型紙サイズがA4なので、坂道の長さが最大で297mmしか確保できないけれども、とりあえず幅11.5cmに切り取り、型紙一枚で二枚切り出し、それらを木工用ボンドで貼り合わせる。
(2坂道壁部分)
一階の高さを7cmとしたため、二回部分の壁を5cm確保するには12cmとしなければならないが、1cm余分に確保した結果
床面29.7cm、切片7cmと13cmの台形の型紙二枚を切り出し
(3床面部分)
A4型紙を幅11.5cmで縦に切り出し(二組作るため、二枚切り出し)
 
上記2、3を先ずテープでつなぎ合わせ、台形状とし、1坂道部分を壁の片方に接着、そして、反対側も接着すれば完成
 
・立体交差二階床面部分
A4型紙を横向に二枚並べて、切り取って余った部材を裏から貼り合わせて床面としての強度を確保
一階レーンチェンジと同様、開始から終了までに42cmで完了するよう、コース壁接着
 
以上のような各パーツを組み立て、組み合わせたのがコチラとなります。
 
 
坂道床面部分には必ず隙間ができますから、幅11.5cmの部材を余分に切り出しておき、適当に隙間を埋めて下さい。
 
 
坂道部分の裏側にも、余った部材で張り合わせ、剛性を高めています。