45.セビリア① 大聖堂
綺麗なひまわり畑を訪問した🌻神奈川県の座間ひまわり畑夏らしい空との対比が何とも言えず爽やかこれを見れば言わずとも思い出すのがスペインのひまわり畑アンダルシア地方はフライパンの底ともいわれるほど真夏には気温が上昇し気温は50度近くになる夏は雨もほとんど降らないそれゆえに真夏はひまわりが枯れてしまうのでスペインでは6月頃が見頃セビリア近郊のカルモナあたりはひまわり畑が一面に広がる名所ひまわりの原産は北アメリカ大航海時代に種が持ち込まれたセビリアは大航海時代に港町として栄えアメリカ大陸から巨万の富が運ばれたその富で建造された有名な建築物セビリア大聖堂をご紹介元はイスラム教徒のメスキータ(モスク)イベリア半島が他の西ヨーロッパの歴史と大きく異なるのはアフリカ大陸からイスラム教徒がジブラルタル海峡を渡って支配された事だ800年近くもイスラム教徒の国がイベリア半島に存在した当時のメスキータはほとんどがカトリック教会に改築されているセビリア大聖堂も元はメスキータだった▲ヒラルダの塔はイスラム教徒はミナレットとして使っていたものキリスト教徒は鐘楼として使う簡単な違いはミナレットは「人の声」で知らせ鐘楼は「鐘」で知らせるこの塔は上まで登れるのだが馬に乗ったまま登れるようにとスロープになっているこの塔に似た塔がジブラルタル海峡の向かい側モロッコにある▲マラケッシュのクトゥビアの塔ヒラルダの塔とクトゥビアの塔はほぼ同時期に建造されたヒラルダの塔もこのクトゥビアの塔にもっと似ていたけれどキリスト教の教会になり上部が付け替えられたので上の部分だけが違うミナレットは世界的には圧倒的に円筒形が多いしかしモロッコの古いモスクやスペインに残る旧メスキータは四角い塔が多い▲内陣はイスラム教時代の面影はほとんどない私の好きなゴシック建築ゴシック建築の教会では否が応でも天を仰ぐ仰ぎながら先人の技術に圧倒される15世紀から17世紀にかけて改造されたというから日本では室町時代の終わりから江戸時代に移った頃▲新大陸から持ち込んだ金や銀で作った宝物のような祭壇お祈りしながら目がキラキラしていまいそう(こんな所で価値を考えるのは罰当たり)▲パイプオルガンを装飾する彫刻にも目を奪われる教会に行くといつも思うが演奏する場所が狭い高所恐怖症の人は演奏ができないのでは?と思うのは私だけ?長くなりそうなのでこの話は続きます最後まで読んで頂きありがとうございます