今年は寒いのでこの手袋が大活躍!
これは2019年初秋にラトビアに行った時
リガ(ラトビアの首都)で購入した
バルト海の真珠と呼ばれる美しい港町だ
日本は最高気温が30度近かった頃
ラトビアに到着したら朝の最低気温が3度で
みぞれが降ってきたので耐えられず購入
冬になると最高気温が氷点下になる事が
多い国なので1年中防寒具を売っている
本当はラトビアの伝統工芸品である手作りの
ミトンタイプが良かったのだが
指を使えないとさすがに不便だから
伝統工芸品のミトンは模様に様々な意味が
こめられていて魔除けにもなるのです
▼「おとぎの国をめぐる旅 バルト三国へ」
渋谷智子著 イカロス出版より引用
コロナ禍が終わったら今度はミトンタイプを
買いに行きたいな
ではリガの街をざっとご紹介
▼市庁舎広場
右の赤い建物はブラックヘッドハウス
12世紀にハンザ同盟に加盟したこの街は
急激な発展をとげ15世紀には最盛期を迎える
ブラックヘッドのギルドは独身の外国人商人の
ギルド(同業組合)
ブラックヘッドハウスは14世紀に建造された
正面部分は16世紀のルネサンス様式
1941年のドイツ軍による空襲で破壊され
1999年に再建された(だから新しい)
しかし細部にわたり正確に再現されている
内部の大ホールは素晴らしい
平成19年に上皇様と上皇后様が
ここを訪問された
その時にこのブラックヘッドハウスにて
大統領主催の午餐会が催された
▼聖ペテロ教会
教会の鐘楼にはエレベーターで登る事ができ
鐘楼の上からはリガの街を一望できる
▼聖ペテロ教会の鐘楼より
真ん中に見える大きな塔はスターリン様式の
「ラトビア科学アカデミー」の建物
まだラトビアがソビエト連邦の一部だった
1961年に建造された
このような建物ワルシャワにもあったなぁ
その右に見えるアーチが連続する建物は
ドイツのツェペリン型飛行船の格納庫だった所
戦後、格納庫を解体して材料を再利用し
建て替えた
今では中央市場になっている
▼中央市場
天井が高くガラス張りのせいか解放感があり
市場独特のゴチャゴチャ感が軽減されている
ここに行くと必ずラトビア名物の蜂蜜を
買ってしまう
他にも買いたい物はある魅力的な市場だけれど
帰国時の検疫で禁止されているものもあるので
旅行時時に消費できる分だけ買って
食べ切るようにする
▼ラトビア国立歌劇場
▼自由記念碑
1918年〜1920年のラトビア独立戦争で
戦死した兵士に捧げられた
完成は1935年
その後1940年にラトビアはソ連に併合され
この記念碑は解体の危機にもあった
解体されることはなかったが反体制派の
シンボルでもあるのでソ連統治下時代は
近づくことは不可能だった
近づくだけで逮捕されると言われた
中世からバルト海とロシアを中継する街として
栄えたのでヨーロッパの様々な建築様式が残る
▼ユーゲントシュティール建築群
ユーゲントシュティールというと何?
と思われる方もいると思います
フランス語ではアール・ヌーヴォーという
建築様式というとわかりやすいかも
19世紀後半から20世紀前半に街の中心から
少し離れたこの新市街に富裕層が競うように
当時の新しい建築様式で住宅を建てた
時代は戻って旧市街へ
▼カレーユ通り
この通りは歩いているだけでも楽しい
観光客用の店もこの通り沿いにたくさんある
▼3人兄弟の家
左から18世紀、17世紀、15世紀に建てられた
別の時代に建てられているので
それぞれの様式の違いがよく現れている
▼猫の家
三角屋根の上に猫がいます
理由を知りたい方は調べてみてください
ギルドと関係がありますよ
▼こんなレストランで飲むビールは美味しそう🍺
▼お気に入りカフェ「Black Magic」
カレーユ通りにある18世紀の薬局を改装した
カフェバー
リガコーヒーと呼ばれるコーヒーは
アルコールが入っているので注意
▼地下への階段は本棚のドアを開けて
▼降りていくと地下は中世の雰囲気
地下には様々な仕掛けがあり楽しい
どんな仕掛けかは行った時のお楽しみ
ここのチョコレートは最高🍫
▼こちらのお店は移動する
お客さんが座るところにはペダルがついていて
皆さん協力してこぎながら飲みながら
リガの旧市街を観光するのです
▼NARVESENはコンビニです
▼ラトビア国立図書館
「光の城」とも呼ばれるとても近代的な図書館
こんな所だと勉強もやる気が出そう
最後まで読んで頂きありがとうございます