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 古書店にあったから読んでみた。国際関係を見る上での基本的な事柄を書き出しておいた。2013年5月初版。

 

 

【バビロン捕囚以降のユダヤ教の変質】
飛鳥  タルムードは元々なかったんだね。あれ、バビロンの捕囚以降だよ。『ベニスの商人』ってあるじゃないですか。あれはユダヤ人の金貸しの話でしょう。・・・中略・・・。金融というカネ、そういう分野に急にユダヤ人がワーッとのし上がっていくというのは、バビロンで得た文化だ。
菅沼  だから、そこで旧約聖書に書いてある純粋なユダヤ教と、アジア的な、バビロニアで発展していったものがミクスされて、本来のユダヤ教、モーゼとかあの時代のユダヤ教徒はまるで違うユダヤ教になってきたということなんです。
飛鳥  借金も、数十年したら帳消しにしようとか、旧約聖書の時代にはいろんなことがあったんだ。ところが、今のユダヤ人の金融にはそんなことないからね。
フル  それもバビロンの記録を見ると、みんな絶対に返せない借金、要するに借金奴隷だったわけですよ、ユダヤ人はその前は違って、例えば50年に1度、ジュビリーというのをやって、すべての借金をチャラにして、不動産を再配分して、リセットするというのがあった。
飛鳥  一種の徳政令だね。 (p.21)
 日本に古代ユダヤの人々が来ているというのは明白な事実だけれど、その場合のユダヤ人は変質する以前の古代ユダヤ人(=スファラディー・ユダヤ)。変質後のユダヤ人こそがカバール(=ハザール、アシュケナジー・ユダヤ)と言われる連中で、今日のイスラエル国家やウォール街や軍需産業や多国籍企業を支配している「闇の支配者」と言われる連中なのは言うまでもない。
  《参照》 『ついに来たその時!神仕組みの号砲が響き渡ります』田村珠芳(徳間書店)《前編》
          【ウクライナ】

 

 

【アントニー・サットンの暴露】
フル  60年代にアントニー・サットンという人、技術者、工学者ですが、彼が・・・中略・・・ベトナム戦争当時、アメリカが武器工場をソ連に売っている。「何、これ」と思って騒ぎ出した。それで封印された男ですけど、本が出た。(p.36)
 北(ソ連)vs南(アメリカ)のベトナム戦争で、その最中、アメリカは、ソ連と東欧諸国に最恵国待遇を認め、総額3000億ドルを融資し、被戦略物資と称して戦争に必要なものを輸出していた。
 20世紀の戦争なんて、みんなこんなモノなものである。すべてヤラセ。こうして、人を殺しながら莫大な利益を上げているのが軍需産業を支配している国際金融資本家たち、すなわち「闇の支配者」といわれる連中である。日本にも関連企業は幾つもある。
   《参照》  『日本の魔界』リチャード・コシミズ(成甲書房)《後編》
            【三菱重工業】

 

 

【北朝鮮とアメリカ】
フル  北朝鮮は裏ではCIAとつながっていた。(p.33)
フル  理解してもらわないといけないのは、アメリカは一枚岩ではなくて、CIAも2つあるんですよ。1つは、ディレクトレート・オブ・オペレーションズといって、ブッシュとかナチスの部分。もう1つはもともとOSS上がり、どちらかといとイギリス的つながりの部分、ジェームズ・ボンドとかあっち系。
 ナチスのほうは、世界の麻薬商売をほぼ独占しているんですよ。僕の計算では、年間2.5兆ドルです。北朝鮮に覚せい剤の流通とスーパーKの流通の権利を与えるから、悪ガキでいてくださいと。
飛鳥  アメリカにとって、北朝鮮というのは非常にいいツールだね。(p.44)
 “スーパーK”という単語があるけれど、国際金融には表と裏の流路があるということを分かっていないなら、テンデお話にならない。
  《参照》  『ステルス・ウォー』ベンジャミン・フルフォード(講談社)《前編》
          【スーパーノート】
  《参照》  『宇宙人と闇の権力の闘いが始まりました』田村珠芳(ヒカルランド)《後編》

          【バッチい「お金」リーグ】

フル  ドルの偽札づくりには、かなり特殊な方法があって、・・・中略・・・。銀行は識別できない。麻薬取引で使用されたおカネがどこに行くかフォローできるようになっている。「おまえたち、麻薬で商売するんだったら、CIA経由じゃないとダメだ」と言うための特殊なニセ札です。(p.155)

 

 

【中国における反日デモの扇動者】
フル  僕は詳しいデータを持っている。ジョン・コーエンというフランスのフリーメーソン、シオン議定書の長老の一人が、デモ隊員に一日1200元払って反日デモを起こさせた。
菅沼  それは何のためにやったか。要するに反日デモを反政府デモに転化する。アラブの春のときもそうだった。北京に対しても、インターネットを使って、一生懸命チュニジア的な暴動を起こそうとしたわけだ。ところが、中国人は動かなかったわけです。それで今度は反日をたきつけてやったんじゃないか。・・・中略・・・。
フル  今、香港経由でサッスーンとかコーエンとか、あの連中がおカネをいっぱい注ぎ込んで、「尖閣領有」に力を注いでいる。気の短い軍人が「やろう、やろう」という感じになって煽られているんだ。・・・中略・・・。
菅沼  香港の香港上海銀行の本店は中国復帰の後ロンドンに帰ったわけですよ。ところが今、おもしろいことに、また香港に復帰してきた。いつのまにか本店がまた香港に入ってきたのです。彼らは、要するに中国の通貨・金融に再び目をつけたんですよ。(p.84-86) (p.211)
 サッスーンが出てきたので、下記リンクを付けておきます。
   《参照》  『これが[人殺し医療サギ]の実態だ!』船瀬俊介×ベンジャミン・フルフォード《2/3》

            【日本人のために機能しない政治の元:ワイロ漬け】

 世界中で頻発している、テロ、デモ、紛争の背後には、常に「闇の支配者」たちが目的とするカネ・利権がある。民族紛争、宗教紛争はその目的のために活用されているだけ。こんなのは、常識以前。
 コソボ紛争の原因もアルバニアに見つかった鉱山の利権争い。セルビアとボスニア双方に、マフィアや傭兵を使って異民族同士の殺し合いをさせて、最後にまんまと鉱山の利権を奪い取ったのは「闇の支配者」(アメリカ)である(p.81)。

 

 

【中曽根康弘の正体】
 彼(麻薬密輸請負人)がいきなりタイに呼ばれて、目隠しされてスペンサーという名前の男に出会った。SASというイギリスの特殊部隊の人間。でもイギリスのナチス。その部屋に爆弾があった。・・・中略・・・。その爆弾を日本に密輸したわけです。
 その爆弾は中曽根康弘の日の出町の山荘に運ばれた。その後、朝鮮総連の本部に持っていかれた。そこから地球深部探査船「ちきゅう」という海底に穴を掘る船に運ばれたんです。・・・中略・・・。中曽根康弘は朝鮮のスパイです。世界のスパイ史で一番すごい。外国のスパイが総理大臣になったのは、特別なすごい例です。
飛鳥  ということは、中曽根のバックには北朝鮮がいる。
フル  北朝鮮、ナチス、そういう流れ。オデッサ、国際ナチスグループで世界ファシスト政府をつくるグループだ。(p.106-107)
 創価学会の幹部は3・11が起こることを知っていた、という情報は以前からよく知られているけれど、上記書き出しと下記リンク書籍の全体を読めば、その理由が良く分かるだろう。
   《参照》  『日本の魔界』リチャード・コシミズ(成甲書房)《前編》
           【オヲムの後ろ盾になっていた中曽根と後藤田】

 オデッサに関しては、
   《参照》  『メルトダウンする世界経済』ベンジャミン・フルフォード(イースト・プレス)《前》

           【オデッサの潜水艦基地】

 3・11に係っていた「ちきゅう」のことを知らない(!)方は、下記リンクに紐付く末端まで辿ってください。
   《参照》  『日本はドラゴニアンが作った世界最強の神州! だから、破滅の淵から這い上がる』高山長房《前編》

           【地球深部掘削船「ちきゅう」】

 

 

【七沢研究所にて】
飛鳥  ベンジャミンは儀式を体験したの?
フル  実際問題として、不思議なことがいっぱい起きた。
飛鳥  伯家神道の儀式の白い装束を着て、死に装束になったんだ。
フル  白いのを着てやったとき、「オマエはこの国に何しに来ているんだ! ここに先祖がいないじゃないか。ここで何をやっているんだ」というふうに頭の中で聞こえた。僕は「僕の先祖はここにいないけど、僕の先祖がここでやった悪いことを正すために来た。そのつもりでございます」と言って、納得された気になった。
飛鳥  それ以後、スピリチュアル系になっちゃった(笑)。
菅沼  そういうことが感じられるというのは立派なものですよ。
飛鳥  わざわざ呼ばれたわけだからね。
フル  僕は招待されて行ったんです。
飛鳥  それはすごい経験をしたと思うよ。入り口の儀式とはいっても、おそらく日本人以外で受けたのは、僕が知っている限り、あなただけだよ。(p.129-130)
 山梨県甲府市にある七沢研究所の七沢賢治さんについては下記のリンクを。

  七沢賢治・著の読書記録

     『言霊設計学』

     『言霊はこうして実現する』

     『天皇祭祀を司っていた伯家神道』  船井幸雄・推薦

 

 

【祝の神事を受けない天皇が、100年ないし3代続いたら】
飛鳥  伯家神道にちゃんと予言があって、祝(はふり)の神事を受けなかった天皇が100年続いた場合、次の天皇で最後になる。もっとすごいのは、受けなかった場合、3代続いたら、4代目で終わる。予言だよ。
 これでいくと、大正、昭和、今上さん。もう3代続いている。おまけに、去年、100年だ。次の天皇陛下がラストエンペラーなんだよ。 (p.130)
 日本が終わってしまうとい言う意味ではない。
 上記に続いて、
飛鳥  だから、本来の都の京都に遷らなければならない。ひょっとすると放射能とかそういう問題以外に、根本的な問題として、平安京に天皇陛下が遷らなければならない。そのために準備している。
 絶対大事なのが、
冷泉家というのがずっと京都に残っている。ついていかなかったんだ。あれは単なる和歌詠み集団じゃない。・・・中略・・・。
 それで、実は雅子妃の問題になっていて、宮内庁の役人どもが雅子妃を追い落とすためには、今の皇太子は邪魔なんだ。弟のほうがいい。そういう動きをやっているんだ。(p.130-131)
 宮内庁の闇に関する著作はいくつもあるけれど、戦後から、ずっとこんな状態である。
菅沼  いずれにしても、さまざまな人たちが、さまざまな陰謀を企んでやろうとしても、我が国は大丈夫だ。
飛鳥  この国はちょっと普通じゃない。何なんだろう? (p.256)
 宮内庁がどんなに闇に包まれていても、天皇に関する神宝や神事の数々は、七沢さんのような複数の民間人によって保たれているから、日本国は大丈夫なのだろう。
 神事などを経験したことがなく、普通に生きているだけなら、この国が普通の国じゃないことを、おそらく明確には実感できない。
 「闇の支配者」側の背後には、低層4次元を拠点とした進化どんずまりの霊界があるけれど、日本国側の背後には、高貴な神霊界が実在する。日本という国が普通じゃないのは、要は、「この差が、あまりにも歴然としている」ということだろう。
  《参照》  『大創運』深見東州(たちばな出版)《後編》

          【日本神霊界】

  《参照》  『フォトンベルト 地球第七周期の終わり』福元ヨリ子(たま出版)《前編》

          【カインとアベル】

 

 

 

  飛鳥昭雄・著の読書記録

 

  ベンジャミン・フルフォード著の読書記録

 

 <了>