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 レーダーに映らないステルス戦闘機の名に託した、いくつもの見えない経済戦争が記述されている。その導入として語られているのが9・11偽装テロの内幕であり、ステルス・ウォーの骨子である。すべては、そこに繋がっている。2010年3月初版。

 

 

【日本の中枢を牛耳っている人々】
 日本では、どうして犯罪組織が、犯罪組織と名乗ったまま、存在しているのか? 私は、この謎に迫り、ある結論を得た。それは驚くべきものだった ――。
 答えは「日本のヤクザは、日本社会の中枢を牛耳っている」 である。つまり、戦後、日本社会の経済成長や発展そのものにヤクザが深く関与してきたということだ。(p.20)
 著者には 『ヤクザ・リセッション』 や 『泥棒国家の完成』 という著作もある。
 「それを書くと、カマボコにされちゃうよ」と言われながら調べたことがいくつか書かれているのだろう。ギャングなら「ミンチ」って言うんだろうけど、ヤクザは「カマボコ」って言うのがいかにも日本人的である。
 ヤクザが盤石な組織となった概要だけなら、以下のリンクでわかる。
   《参照》   『新たなる金融危機に向かう世界』 副島隆彦 (徳間書店) 《後編》
             【アメリカと山口組】

 

 

【WTC(World Trade Center)の警備会社CEO】
 WTCの警備会社CEO(最高経営責任者)は、「マーヴィン・ブッシュ」という。何と、あのジョージ・ブッシュの実弟なのだ。(p.30-31)
 多くのビル建設の専門家は、「飛行機の衝突でビルが崩壊することなどありえない」と言っている。そもそもビルの瓦礫が崩落した範囲外に位置していたビルですら綺麗に崩壊しているのである。しかもBBCは、そのビルが崩壊していない段階で「崩壊した」とフライング報道までしていたという「おまけ」つきである。
 太い鉄骨を溶かす高温のテルミット爆弾がビルの各所に仕掛けられていたことなど、もはや世界の常識となっている。テロ首謀者として演出されていたビン・ラディン一族もブッシュ一族のビジネス仲間。これも、いまや世界の常識である。
   《参照》   『次の超大国は中国だとロックフェラーが決めた (下)』 ヴィクター・ソーン  徳間書店
             【カーライル・グループ】

 

 

【スーパーノート】
 私が現地で確認した「極秘情報」では、北朝鮮は、スーパーノートを作ってばら撒くどころか、逆に、偽札を渡されている側だったのである。しかも北朝鮮の覚せい剤は代表格の「BDA(バンコ・デルタ・アジア)」を通じてスーパーノートと一本のラインでつながっていた。(p.81)
 実は、このスーパーノート、犯罪の世界では、「闇取引専用」の通貨として出回っているシロモノだったのである。どういう意味かといえば、「非合法取引」をする際、スーパーノートでなければ、相手は取引に応じてくれないようなのだ。(p.81-82)
 スーパーノートは世界裏経済の実質的な通貨ということになる。凄い智恵である。こうすることで表の経済世界から気づかれることなく、世界を紛争対立の蟻地獄に落とし込むことが可能になっているのである。
 北朝鮮は、日本のヤクザに覚せい剤を売り、そこで得たスーパーノートで、「核開発関連物資」を購入していたことになる。
 「日本は平和国家です」と胸を張って言いたいけれど、ヤクザさんたちは「闇の支配者」に育てられそのルートに絡んで生きている人々だから、多くのカタギの日本人たちがこういうことを知ったら、おもいっきりシラケてしまうことだろう。
   《参照》   『新たなる金融危機に向かう世界』 副島隆彦 (徳間書店) 《後編》
             【アメリカと山口組】

 KCIAだってCIAが作って育てた子分だから、知っていながらあたり前に看過、つまり表向きを装うグルである。

 

 

【100円札、野口英世の訳】
 日本の1000円札は、野口英世の前は夏目漱石だった。それが、小泉政権下の2004年、なぜか、野口英世に変更になった。 ・・・(中略)・・・ 。
 確かに野口英世は、 ・・・(中略)・・・ 三度もノーベル賞候補になった。しかし、 ・・・(中略)・・・ 世界的にも医学会的にも「血清療法」を生み出した北里柴三郎のほうが格段上なのである。(p.117)

 その北里ではなく、あえて野口を選んだ、しかも小泉純一郎が、である。
 理由を知るには彼の経歴を見ればすぐにわかる。
 野口英世は、ロックフェラー財団の医者(医学博士)なのだ――。
 ・・・(中略)・・・ この野口の活躍でロックフェラー財団は、世界的な名声を得る。野口は、ロックフェラーに尽くした最初のアジア人でもあるのだ。(p.118)
 シラケ鳥が飛んできそうな話である・・・・。

 

 

【世界最大の石油企業】
 世界最大の石油会社は決して、サウジアラビアの「アラムコ」ではない。実は、モルガン・スタンレーなのである。
 そして、第2位はゴールドマン・サックス、第3位はJPモルガン・チェース。そう、アメリカ系投資銀行が、世界の石油を裏から支配してきたのが、2001年以降の実態だったのである。(p.152-153)
 いずれも石油備蓄施設、精製施設を傘下に収めているという。
 何より、すさまじいのは、その扱い量。つまり、彼らは油田こそないが、世界の石油取引量の大半を手中に収めているのだ。(p.153)
 これは「見えない戦争」の典型的なやり口なのである。(p.155)
 CMEを支配し、実体的にも取引量の大半を支配しているとなれば、世界中を完全に支配できるのは自明なこと。「闇の支配者」の下僕となり果てている日本のマスコミは、中東の戦争が石油価格高騰の原因などと、間抜けなことを真面目に語っている。中東の戦争は原因ではなく、石油価格と連動させて世界を破綻させるための単なる過程である。
   《参照》   『日米「振り込め詐欺」大恐慌』 副島隆彦 (徳間書店) 《後編》
             【日本を介したロシアとの駆け引き】

 

 

【バラク・オバマ】
 彼らに課せられた役目は、むしろ、世界を破滅に導くことにある。
 そういうと驚く人も少なくないだろう。
 証拠はあるのだ。そして、誰もが、その証拠を知っているのだ。
 ・・・・バラク・オバマ。
 私たちが、その名前を呼ぶとき、英雄ではなく、悪魔がやってくる。その名前を称えるとき、神の名ではなく、悪魔を呼んでいるのだ。
 バラク・オバマ。それは「堕天使」を意味する言葉。彼は、堂々と「悪魔」の名をつけた「ニセ救世主」だった。(p.166)
 世界最古の古ヘブライ語で書かれた旧約聖書に、こんな一文がある。
 「 I beheld Satan as lightning fall from heaven」(私は天国から魔王〈サタン〉が稲妻となって落下するのを見た)(ルーク書10:18)
 つまり、稲妻はサタンのシンボルと述べているのだが、その稲妻を古ヘブライ語の発音に置き換えると、驚くことなかれ、本当に「バラク・オバマ」と読むのである!  (p.179)
   《参照》   『2012年へのカウントダウン 闇の権力 フリーメイソンの大分裂』 中丸薫
             【スコティッシュ・ライトの最高位階33級のオバマ大統領】

 ユダヤ・キリスト教世界に生きる人々の世界観とは、どのようなものなのか知らないのなら、メンフィス・ライト33階級のレオ・ザガミ氏が語っている下記リンクを読んでおいたほうがいい。
   《参照》   『闇の世界権力の「日本沈没計画」を阻止せよ』 中丸薫/レオ・ザガミ 《前編》
             【世界の終末】

 

 

【リーマンショックによる倒産保険金の行方】
 リーマンショックが起きて多くの会社が倒産したけれど、これに関わるCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)は、別名「倒産保険」と呼ばれるもの。この債権をめぐって、私たち普通の人々には「見えない動き」があった。
 企業倒産保険を引き受けていたAIGは、50兆円の支払い義務が生じた。払えるわけがない。倒産の危機である。
 そこに「白馬の騎士」が登場した。そう、バラク・オバマである。彼はAIGの救済を決定。80%の株式を取得して国有化した。喜んだのはウォール街である。CDSを仕掛けていたウォール街の金融機関にすれば、会社が潰れるたびに、AIGという名のアメリカ政府から「保険金」が入ってくるからだ。
 ―― 文字どおり、50兆円の山分けである。(p.186)
 バラク・オバマの出自は明らかなのだから、これは「慮外の焼け太り」ではない。最初から仕組まれていた「やらせ」である。露骨な「八百長恐慌」である。
   《参照》   『聖書の暗号は知っていた』 伊達巌 (徳間書店) 《中編》
             【偽装されたリーマン・ショック】
             ~【功労者だからこその多額なボーナス】
 その後、アメリカ政府が肩代わりすることを見越して、いわば「保険金殺人」のごとく、「保険金目当ての倒産」が急増、ウォール街では、CDS保険金バブルに沸いている。今や倒産は楽して儲かる商売だと笑っているのが、ウォール街なのだ。(p.201)