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 タイトルの『八つ裂き』から、下記にリンクした田村珠芳さんの著作にあるのと同じことが書かれているのかと思ったら、違っていた。
 近年の「闇の支配者」たちに関する状況と、2013年時点までの日本を巡る国際関係が記述されている。一年半前の著作だけれど、ここ数カ月で、世界は地球外部からの多大な援助を受けて、大きく良い方へ変化している。暗めの情報を書き出してしまったけれど、過去の事実確認に留めるだけで、それほど気にしなくていいだろう。2013年7月初版。
     《参照》   『宇宙人と闇の権力の闘いが始まりました』 田村珠芳 (ヒカルランド) 《後編》

               【まさかの日本分解計画】

 

【Wiiはベンジャミンさんの発案だった】
フル  僕はフォーブス時代に、東芝の研究所に取材に行ったのです。東芝が、人が動くとコンピューターが反応する技術を開発した。・・・中略・・・。
 その後、任天堂に取材に行った。・・・中略・・・。腕を動かしてゲームを動かせれば、僕みたいな世代でも遊べるよ、実は東芝にこういう技術があるんだよ、ゲームに使ったらどうかなと教えてあげた。そうしたら、それからWiiが生れたんだ。(p.36)
 フルフォードさんは、これによる任天堂からの謝礼オファーを、マスコミで中立だからと断ったのだという。さすがプロフェッショナル・ジャーナリスト。ジャーナリスト魂なんてコレッポチもなく「闇の支配者」に盲従するだけの日本のマスゴミ共とは大違い。

 

 

【ワトソン】
 アメリカはついに人工知能「ワトソン」をつくり上げた。人工知能とスパコンの違いは、前者が人間なら、後者は機械というほどの差がある。ついに『2010年宇宙の旅』の人工知能HALを手に入れたんだ。IBMが独自開発した質問応答システムは、人間と“会話”が可能ということで、人間とコンピューターの壁がなくなったことになる。(p.67)
 人工知能とスパコンの違いを、工作機械に置き換えたら、3DプリンタとNC工作機になるのだろうか? いや、その程度の差ではないだろう。
 3Dプリンタの出現によって、金型作成工や旋盤工のような工場労働者は極端に削減・淘汰されることになるけれど、人工知能の出現によって、弁護士のような知的労働者も極端に削減・淘汰されるようになる定めなのである。
    《参照》   『2020年の日本』 谷川史郎 (東洋経済新報社)

              【工作機械の使い方】

 ブルーカラーが青ざめる状況は技術革新が始まって以来久しいけれど、人工知能が実社会で稼働し出すこれからは、ホワイトカラーも貧血死の危機に晒されることになる。
 このように雇用が失われて行くという状況は、社会のシステムを根本的に見直さない限り、貨幣経済システムは成り立たなくなることを意味するだろう。人類は、貪欲、我良しという低次元欲望社会を出るべく、新たな社会形態を指向すべき時にある。意識を変えて、これをしないことには、社会に歪みは溜まる一方である。
    《参照》   『モチベーション3.0』 ダニエル・ピンク (講談社文庫) 《前編》

              【〈モチベーション3.0〉】

 

 

【けがのほうが高くつく】
 バングラデシュで縫製工場が倒壊して若い女の子がたくさん死んでしまったけれど、それで何の補償もないという酷い状況について。
フル  けがのほうが高くつくんですよ。だから、なるべく殺した方が安い。昔、僕の父親がお金持ちのメキシコ人にそういうアドバイスをされた。田舎で車を運転して人をひいたら、戻って確実に最後までやらないと高くつくぞと(笑)。
菅沼  驚いてるけど、中国でもそうよ。人間の値段は本当に安い。(p.74-75)
 高度な医療制度が確立していることと、それを受けることが出来るという条件が揃っていない社会状況下では、国や時代に関わりなく、人間の命の値段は安い。
 人類史を通観した場合、人間の命の値段は安い期間の方が圧倒的に多い。というより、殆どだろう。
    《参照》   『声に出して活かしたい論語70』 三戸岡道夫 (栄光出版)

              【馬を問わず】

 

 

【モンサントと住友化学】
菅沼  残念なことに、そのモンサントと組んで儲けようとしているのが住友化学です。今の経団連会長の会社です。あの会社はモンサントと合体しようとしている。モンサントで売れなくなったものを、相手にされなくなったものを日本で引き受ける。農薬なんかそうなの。新しい農薬をモンサントが開発した。それを住友化学は全国の農協を通じて売る。そうすると、日本の農業は壊滅よ。生態系がみんな変わってくる。(p.85)
 有機農業を妨げている農業政策の実行部隊は、農協と中央官僚だけれど、その背後には住友化学がいて、さらにその背後にはモンサントという悪魔企業がいる。
   《参照》  『リチャード・コシミズの未来の歴史教科書』 リチャード・コシミズ (成甲書房) 《前編》
             【農産物市場】
   《参照》  『宇宙のしくみを使えば、すべてがうまくいくようになっている』 高橋呑舟 (徳間書店) 《後編》

             【日本政府が推奨する有機農法の実態】

 以前、下記リンクに住友化学を称賛するようなコメントを書いたけれど、サウジアラビアは実質的に、「やらせテロ国家・アメリカの中東におけるトラブルメーカー兼金庫番」となっていることは明白なのだから、このリンクは削除してしまったほうがいいように感じてしまう。でも、狭義・広義において解釈の基準は一様ではなく、黒白が転ずることはあることだから、やっぱり削除はしない。
    《参照》   『メガ・グループの崩壊』 長谷川慶太郎 (李白社)

              【住友化学のサウジ進出】

 三井や住友は欧ロスチャイルド系であるけれど、サウジアラビアは米ロックフェラー系。
    《参照》   『アラブの大富豪』 前田高行 (新潮社)

              【アラビアのゼネコン】

 背後の親分が違うといっても、どちらも「闇の支配者」という名の「同じ穴の狢」である。
    《参照》   『リチャード・コシミズの未来の歴史教科書』 リチャード・コシミズ (成甲書房) 《中編》
              【ロスチャイルドとロックフェラー】

 

 

【「ホワイトトラッシュ」と「ピッカニニー」】
 南アのアパルトヘイトや、『聖書』を典拠とした差別意識に関する話の中で語られていること。
飛鳥  白人は特にそう思っている。黒人なんかは奴隷にしていいんだという考え方だ。
フル  白人全部がそう思っているわけではないよ。一部のエリートたちです。黒人とか白人というレベルではなくて、1つの王族、エリートがいて、その下に「白いゴミ」(ホワイトトラッシュ)・・・・中略・・・。英語で普通に使われる言葉です。馬鹿な白人とか、茶色であろうが何であろうが、バカ全体の使えるものは家畜にして、使えないものは消すという考え方なんです。・・・中略・・・僕のおばあちゃんは、白人のエリートのなかでも穏健派だった。今でも覚えているけれども、僕が日本に来て日本人の彼女ができて、一緒にカナダに帰った。そうしたら、「あなた、異人種はダメですよ」と。彼女の頭の中にいちばん上が白人で、色が濃くなれば濃くなるほど下になるという、ピラミッドがあった。「自分の犬に優しくすると同じように黒人には優しくするものだけれども、結婚はまた話が別ですよ」と言われた。
菅沼  ボーア人は黒人に対して物すごく親切で優しいよ。子どもは全部黒人のベビーシッターに育てられたわけだから、黒人がお母さんみたいなものだ。・・・中略・・・。しかし、その愛し方は、自分のペットを愛するようなものだ。黒人はペット扱いされていたんだ。
フル  例えば英語で「ピッカニニー」という言葉があるんです。今、禁止用語です。黒人の子どものことで、子猫や子犬みたいな表現なんです。(p.173-174)
 このことを理解した上で、我々日本人は、下記の記述を読んで、喜べるだろうか。
菅沼  我々日本人は情けないことにオナラリーホワイト(名誉白人)だった。南アメリカでは、韓国人はもちろん中国人や台湾人もアパルトヘイトの対象だった。日本人だけが名誉白人という立場だから、白人と同じところに行ける。(p.174)
 下記の著作には、アフリカ大陸の西岸に位置するコートジボアールにおいても、日本人は白人に分類されると書かれている。
    《参照》   『ストリートの歌』  鈴木裕之  世界思想社

              【アビジャン】

 アフリカにおいては黒人同士であっても差別意識が非常に強い。差別意識において、地球上で最も暗黒な大陸は、実にアフリカなのである。故に民度のレベルが低いままである。アフリカ人が差別意識を克服することなく、どのようにして社会をバランスよく発展させてゆくのか、日本人としては、容易に想像がつかない。

 

 

【ハニートラップの果報】
フル  金正日だって売春婦にお尻に毒を入れられて脳梗塞になった。リシンという毒。・・・中略・・・。例えば僕の講演会の後に、べらぼうの美人が向こうから来て名刺を出す。明らかに普通ではない。でも、世の中には甘い人が多いから、女にやられちゃいますよ。・・・中略・・・。橋下元総理を狙った中国人スパイは有名な話です。(p.318)
 ちょっと昔の政治家さんたちにとって、スケベ込みの羽振りのよさは首相になる上での条件の様に看做されていたらしい。
    《参照》   『赤坂ずっこけ芸者 お座敷ここだけの話』 千代喜久  幻冬舎

              【種まきじいさん、橋本龍太郎】

 しかし、暗殺技術が進化している今日では、ハニートラップを用いなくても、服の上からスプレーするだけで容易に脳梗塞にされちゃうらしいから、それどころじゃない。