《前編》 より

 

【ワシントンD.C.】
フル  ワシントンD.C.は、余り知られてないけれども、アメリカではないのです。法律的に District of Colombia は、バチカンやロンドンの金融街シティと同じく、独立国家なんです。法的に、アメリカ合衆国とは別に、株式会社 The UNITED states of America というのがあるのです。海事法にもとづいて1871年に設立された会社です。
飛鳥  それはすごい話だ。
フル  本当ですよ。調べればわかる。
菅沼  そのとおりだ。(p.110)
 これについては、下記リンクに詳細が記述されている。
           【アメリカ国家破産のタイムライン】
フル  「株式会社アメリカ」の従業員は、議会とか、最高裁判所とか。
飛鳥  そう言われるとある意味すっきりするな。
フル  ペンタゴンは、そいつらと決裂している最中です。そこでペンタゴン勢が中国とべったりになって、ウォール街勢の「株式会社アメリカ」がヨーロッパの古い金融資本と組んでいる。そういう亀裂がアメリカ国内でも発生している。(p.110-111)
フル  今まで2回ほど、北朝鮮と日本の国交正常化が決まりかけたときに、アメリカの手先である外務省が横やりを入れた。アメリカといっても、古き良きアメリカを体現しようとしているペンタゴン(国防総省)ではない。国務省が日朝国交正常化の邪魔をしている。(p.271)
 下記リンクの【在日勢力】は、いうまでもなく「株式会社アメリカ」側の勢力である。
    《参照》   『3・11人工地震でなぜ日本は狙われたか〔3〕』 泉パウロ・高山長房 (ヒカルランド) 《後編》

              【日本のフリーメーソンたち】

              【在日勢力】

 

 

【NSA(国家安全保障局)とフェイスブック】
菅沼  (NSAは)国防省の中にある。軍の機関だけれども、何をやっているかというと、全世界のすべての情報通信を傍受している。
飛鳥  エシュロンだ。
フル  いやエシュロンは古い。今はPRISM(プリズム)だけれども、とにかくこの内部告発者が出てきた。・・・中略・・・。全てのeメール、ネット閲覧履歴、全部持っている。
飛鳥  フェイスブックはその一環だと聞いたことがある。あそこに自分の顔を出すと全部・・・。
フル  フェイスブックの創業者であるザッカーバーグという若い男は、デービッド・ロックフェラーの孫なんです。あらゆる情報を全部登録していて、寝室で起きていることまで本当に国民の全てをキャッチしているということを、内部告発者が出した。(p.115)

フル  彼(内部告発者)が働いていたブース・アレン・ハミルトンという会社の株主・・・中略・・・の中にタクシン・チナワット(2001~2006年、タイ王国第31第首相。実業家)というタイの人がいた。タクシンは赤シャツの工作員で、タイの王族を突き落す作戦をやっているから、そこでブッシュ、OSSが全部つながる。
菅沼  タクシンはタイの通信を全部握っている。しかも、インターネットを含めてミャンマーの通信もタクシンの会社がやっている。(p.186)
 フェイスブックは、情報収集という受動的な役割だけではなく、AI(人工知能)を投入することで扇動的情報操作という能動的な役割も果たすツールになっていることが、下記リンクに記述されている。
    《参照》   『図解「闇の支配者」頂上決戦』 ベンジャミン・フルフォード (扶桑社)

              【ジャスミン革命(中東の春)】

 日本で活躍しているライトワーカーさんたちの中には、もはやSNS(ソーシャル・ネットワーク・システム)は危険なツールではない、という視点でフェイスブックの活用を進めている人々がいる。フェイスブックが本来的に猛毒であったとしても、「毒を以て毒を制する」ような効果を持つことは確かにあり得るだろう。
 実際のところ、今現在、「闇の支配者」たちが画策している第3次世界大戦を未然の内に阻止しているのは、下記リンクのような、勇敢な一般市民からSNSにアップロードされたスッパヌキ情報である。
    《参照》   強権によって削除されたブログ『宇宙への旅立ち』が復活!

 今、ネット上では、地球の監獄状態(宇宙からの隔離)が終わり、地球と人類のアセンションを支援する地球外文明、スペースファミリーたちが、自由に地球の空へ入ってこられるようになったという情報が一斉に流布しだしているから、大丈夫だろう。そのサイトを下記にリンクしておきます。

    《参照》   扉が開いた地球; スペース/スピリチュアル・ファミリーによる支援が拡大する!
 国内外でレプティリアンたちの巣窟が一掃されている。CIA本部も一掃されて、現在、機能停止しているらしい。
    《参照》   爬虫類組織一掃作戦は成功 彼等の秘密地下基地から一斉に煙が!

 

 

【超アナログ】
飛鳥  超デジタル化した大国と対抗するには、アナログは残したほうがいい。特に超アナログは!
フル  そういうこと。
菅沼  僕なんかもインターネットは使わない。ファックスだけ。ファクスの方が安全よ。有線の電話の方がましよ。
飛鳥  いざとなったら紙に書いて渡すのが一番安全だ。
フル  今まさにそれが起きている。手渡しの紙しかないの。 (p.117)
 著者の御三方のような、機密に関わる情報を知っている人々は、ここまでするだろう。
 クラウドを使っていようといまいと、ウインドウズ98以降のOSを使っているなら、フェイスブックのようなSNSを使っていなくたって、自分のPC内部に保管されている全てのデータは、Wi-Fi(無線)が入っていれば電源が入っていなくたって、全部取られてしまっている。
スマホを使っているならデジタル写真など全部取られているのは言うまでもない。
 今や、免許証、パスポート及びクレジットカードにすら、追尾可能なICチップが埋め込まれていて盗聴機能まで持っているのである。
    《参照》   『これが[人殺し医療サギ]の実態だ!』 船瀬俊介×ベンジャミン・フルフォード 《3/3》

              【クレジットカードでも・・・】

 極めて気持ち悪い状況だけれど、普通の日常生活者として生きている分には、それで何の問題もないだろう。

 

 

【生放送で・・・】
フル  生放送なんて、実際にはもうないのよ。必ず10秒とか30秒のギャップがあるから、そこでうまいぐあいに切る。(p.122)
 「闇に支配者」にとって不都合な人物は、そもそもテレビ出演できないようになっているけれど、出演料のために何とでも言える隷属コメンテーターたちが、良心が疼いたからと、生放送でホントの事を言ったとしても、このようにカットされてしまうから無駄である。

 

 

【新興タックスヘイブン国】
菅沼  今タックスヘイブンが、ケイマン諸島やルクセンブルグもそうだけれども、みんなダメになってしまった。そんなときに、スイス、それから特にイギリス、この2つの国の銀行は何と北朝鮮をタックスヘイブンにしているのです。・・・中略・・・。現実の問題として、今タックスヘイブンはアメリカの圧力で次々と崩壊しているわけです。例えばイギリスがそうでしょう。税収が上がってこない。だから、それをみんな摘発して、やめにしようという時に、何と北朝鮮がタックスヘイブンとして登場してきたわけです。(p.153-154)
 これが意味するところは、「北朝鮮は、不正に富む者たちにとって、最後の“駆け込み寺”」だということ。
 「ええ加減にせ~~~よ」と言いたい。
    《参照》   『日本に仕掛けられた最後のバブル』 ベンジャミン・フルフォード (青春出版社) 《後編》
              【納税者が脱税者を助けるという狂気の構造】

 

 

【国際通貨「円」実現、頓挫の歴史】
菅沼  北朝鮮は通貨の面からいいますと世界唯一の空白地帯です。(p.298)
    《参照》   『金王朝の機密情報』 菅沼光弘 (徳間書店) 《前編》

              【北朝鮮という経済市場】

 日韓併合のときに一番大きな問題は、大陸に対する軍事的侵攻のための橋頭堡として、日本は朝鮮に武力侵攻したとなっていますが、実はそうじゃないんです。あのころの伊藤博文などは、あの国はああいうことをするとものすごい抵抗運動が起こって、コストがかかってしょうがないとみんな知っていた。しかし、それを断固として主張したのは当時の大蔵省であり、渋沢栄一などの経済人です。明治維新の後、円を何とかして国際通貨にしたい。そのためには何としてもサブシステムが必要だ。それは朝鮮半島だということで、最初に通貨発行権を確保しちゃったんです。朝鮮銀行をつくって、その支店網は、1945年の終戦の時に満州全域、北支全域、中支に至るまであった。この地域は、中国半分以上を含めて、完全に円の経済圏になっていたんです。それが、本当はアメリカの一番頭にきたところなんです。(p.298-299)
 明治維新直後は、欧州ロスチャイルドの影響力が強かったから、その配下にあった渋沢栄一などがロスチャイルドの意向を代弁する形で円の経済圏拡張を企図していたのだろう。
 それに対して出遅れた米国ロックフェラーが、ロスチャイルドの影響下にあった日本の中国侵略をあえて暴走するよう誘導的に画策し、形勢不利に仕向け、ついに目的を達したのだろう。
   《参照》   『歴史に学ぶ智恵 時代を見通す力』  副島隆彦  PHP研究所 <後編>

            【民政党=米ロックフェラー=三菱 VS 政友会=欧ロスチャイルド=三井】

   《参照》   『昭和史からの警告』  船井幸雄・副島隆彦  ビジネス社

             【渋沢栄一と岩崎弥太郎】

 今日でも、アジア経済圏の実現を最も警戒しているのは、米ロックフェラー勢力であり、欧州ロスチャイルド勢力も同様である。東アジアを決してまとまらせないために、「闇の支配者」たちは、慰安婦問題や領土問題を使って、「分断と統治」という原則に従って、アジアを執拗に支配し続けている。

 

 

【アメリカの異変待ち?】
フル  僕は思うんだけれども、日本の政府はアメリカ国内で異変が起きるのを待っているんじゃないか。アメリカは癌にかかっているライオンみたいなもので、今けんかを売ったら痛い目に遭うから、そーっとしておいて、自然に衰退するのを待っているんじゃないか。
飛鳥  他力本願ということか。それは建設的期待論だと思う。(p.333)
 フルフォードさんの予想が合っていてもいなくても、結果的にそれしかないような気がする。
 かつて明治維新をやり遂げた日本に、「日はまた昇る」天の時が近づきつつあり、いよいよ、地球維新という重大な使命を果たす段階になって行くことを期待しよう。
 
<了>