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 フォトンベルトよりも、日本の皇室に興味がある人にとっては、有益な本だろう。2007年2月初版。

 

 

【日本の皇室】
 日本の皇室が秘密のベールに覆われているのは、地球人類にとってきわめて重要な 「宇宙の真理」 がそこに隠されているからです。しかし、時が満ちるまで、その封印は決して人類に解かれることはありませんでした。 ・・・(中略)・・・ 。
 そこに隠された真髄を知ることによって、既存の古い伝統や教義や信仰が覆され、今まで妨げられていた人類の意識の進化が進み、やがて地球人類は愛と光に満ちた 「新しい時代」 を迎えることでしょう。(p.2)
 まえがきにこの様に書かれている。
 秘密のベールの下にあるものは、概ね 『竹内文書』 や 『宮下文書』 に書かれていることと同じような内容なので、以前から日本の超古代史に興味があった人にはスラスラと読みやすい内容だろう。

 

 

【ピラミッドの語源】
 ピラミッドの語源は、エジプト語ではなく、日本語です。日本語の日来神宮(ヒラミット)という言葉がもとになっており、「日(太陽神)である創造主が来る宮」 という意味を表わしています。 ・・・(中略)・・・ 
 日本には、エジプトよりもずっと以前から、はるか太古の時代からピラミッドが存在し、日本が中心となって、全世界に向けてUFOが飛び交っていましたが、そのコンタクティーは、実は 「日本の天皇」 だったのです。(p.23-24)
 日来神宮(ヒラミット)という言葉は、具体的には 「日の宮」 と呼ばれている 「幣立神宮」 のことだろう。
   《参照》   『ネオスピリチュアルアセンション』 エハン・デラヴィ/中山康直/白峰由鵬/澤野大樹 (明窓出版)
                【エジプトと日本(幣立神宮)】

 「幣立神宮」 がある九州南部一帯は 「天孫降臨」 の地であり、この書籍の最終章でもその重要性が語られている。

 

 

【天孫降臨の地=日本】
 神々が降臨することを 「天孫降臨」 と言いますが、ここでいう神々とは 「高度に進化した宇宙人」 のことであり、「天孫降臨の地」 とは、宇宙人がこの地上にはじめて降り立った地のことで、それは日本だったのです。 ・・・(中略)・・・ 。
 では、なぜそれが日本だったのか。それは、地球上で日本が宇宙の磁場が最も強く入る場所だったからです。(p.27-28)

 

 

【宇宙人と地球人の融合】
 高度に進化した宇宙人たちは、地球人の女性と交わりをもつようになり、宇宙人と地球人の混血である子孫が地球上に誕生し、繁栄するようになりました。(p.35)
 日本とエジプトは、プレアデスを介して繋がっているのだけれど、下記の書籍には、アメンホテプ4世も宇宙人と地球人のハーフだったと書かれている。
   《参照》   『光の記憶』 高橋克彦/ゲリー・ボーネル (VIOCE)
             【プレアデス人・アメンホテプ4世】

 

 

【カインとアベル】
 農耕を営んでいた兄のカインと、牧畜を営んでいた弟のアベル。
 聖書には、憎しみから弟のアベルを殺してしまった兄のカインは追放されて流浪と民となってしまうという物語があり、このあらすじだけから判断するとカインのイメージは甚だよくない。しかし、神はカインに対して特別な恩恵を与えているのである。
 主は彼に仰せられた。「それだから、だれでもカインを殺すものは、7倍の復讐を受ける。」
 そこで主は、彼に出会う者が、だれも彼を殺すことができないように、カインにひとつのしるしを下さった。
            ――― 旧約聖書:創世記4章15節  (p.41)
 神はカインを守っているのである。なぜなら、
 本当のユダヤ人はカインの子孫で、「ステファラディーユダヤ人」 と呼ばれています。
 ・・・(中略)・・・ アラブ諸国の人たちは、日本人がカインの子孫であり、同じ仲間であることをよく知っているので、とても親日的です。
 一方、アベルの子孫は、偽のユダヤ人であり、「アシケナジーユダヤ人」 と呼ばれています。(p.39)
 カインの末裔はステファラディーで、アベルの末裔はアシュケナジー。このような単純な対比を頭に入れておけば理解しやすいだろう。宇野正美さんの本を読んでいた人々には馴染みのある用語だろうけれど、闇の権力者たちは、勿論、アシュケナジーの末裔である。
   《参照》   日本文化講座 ④ 【 日本と古代キリスト教の関係 】
              【 2つのユダヤ人と失われた12士族 】

 小泉改革以降、今年の東北大震災に及ぶまで、近年、闇の権力による日本潰しはさらに加速する一方である。それでも、神はカイン(日本)を守るといっている。歴史を見ても、2度の元寇襲来を奇跡的に防いでくれている。日本を貶めた国々・勢力は、必衰の定めである。

 

 

【第7周期の終わり】
 今まで地球人類は6回もアセンションを迎えましたが、いずれも失敗に終わり、その結果として文明の興亡をくり返してきました。
 なぜ人類は、6回も文明の興亡をくり返さなければならなかったのでしょうか。
 フォトンベルトを通過するときに、地球と人類のバイブレーションがともに高められなければならないのですが、地球のバイブレーションが次第に高まっていくなかで、人類の意識の進化が伴わないからです。なぜなら、人類が創造主を離れ、宇宙の法則に反した生き方をしているからです。(p.59)
 タイトルに関与する記述なので書き出しておいた。
 下記の書籍では過去8回失敗していると書かれているけれど、何度も失敗を繰り返してきたことは事実だろう。
   《参照》   『奇跡の日  人類、地球そしてフォトン・ベルト』 渡邊延朗 ガイア出版 
              【アセンション(次元上昇)】

 個々の人間にとってのアセンションとは、霊的(異次元)認識を伴う意識の覚醒のことだけれど、カインの末裔たちまで、アベルの末裔たちが仕掛けた物質文明の陥穽に嵌ってしまっているのである。

 

 

【太陽と12惑星】
 太陽は、9個の惑星から成り立っていると一般的に言われています。その9個のうち、最近、冥王星が太陽系の惑星から外されることになりましたが、実は、太陽系は12の惑星から成り立っているのです。これが本当に事実であり、絶対に動かしがたい宇宙の真理です。 ・・・(中略)・・・ 。
 また、太陽と12の惑星は、人間の脳とそこから出る12対の脳神経を表わしています。 ・・・(中略)・・・ 。
 東洋医学的には、12惑星は、人間の身体全体を流れる12経絡を表わしていて、人間の7つのチャクラから出るエネルギーの流れる経路となっています。
 そして、太陽と12惑星は、創造主イエス・キリストとその12人の弟子をも表わしています。(p.131-132)
   《参照》   『世界史の秘密』 R・シュタイナー  創林社
              【ゼルヴァン・アカラナ】

 

 

【雲に隠されているUFO】
 人間の肉眼でUFOを見ることもできますが、雲によって隠されている場合が多いので、殆ど見ることができません。 ・・・(中略)・・・ 。
 つまり、高次元の宇宙のことを、地球人類に直接提示できるほどに地球人類の意識が進化していないので、雲によってカモフラージュされているということです。(p.138-139)
   《参照》   UFO雲シリーズ
   《参照》   『アミ小さな宇宙人』 エンリケ・バリオス (徳間書店)
            【見える円盤、見えない円盤】