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 まだ出版されて間もない著作なので、内容を記載した読書記録を書くのは躊躇われるけれど、インターネット上で既にこの著作について言及している記事を散見すると、みなそれぞれに注目している箇所が違っていることがよく分かる。このチャンちゃんの読書記録も、単なる一個人の注目箇所を書き留めたものにすぎないのだから、これで読んだ気になって著作全部を自分で読まないのなら、その人にとっての最重要ポイントが全く掬えないことになる可能性は極めて大である。その意味もあって、多くの人々が興味を持つであろう、表紙に書かれている「トランスヒューマン」については、敢えて一切書き出さないことにした。重要情報がいくつも書かれていますから、必ず自分で購入して読んでください。2014年11月初版。

 

【ウクライナ】
 イスラエルはその時がくるまで、アラブ社会から聖地を隔離するための役割として使われてきたというわけです。世界政府の樹立が秒読み段階となった今、今度はエルサレムに居座っているイスラエル人が邪魔になります。もうお前らに用はないとばかりに、支配者は、今度はイスラエル人の排除に取りかかっているのです。
 イスラエルの人たちも、薄々そのことを察知しています。
 どうせ国家が消滅してしまうのなら、一か八か、第5次中東戦争を引き起こすという最後の賭けに出たのでしょう。
 その一方、国の消滅に備えて「バックアップ」を構築しようとしています。
 実はそれがウクライナです。(p.41)
 ドンパチ後のイスラエス人の主な移住先として用意されているのは、ウクライナと中国北東部。
    《参照》   『ついに宇宙人が最終戦争後のシナリオを用意しました』 田村珠芳 (徳間書店)
              【中国フグ化計画】
              【アシュケナジーとスファラディー】
 現在イスラエルに住んでいるユダヤ人の多数派を占めるアシュケナジーユダヤは、西暦7~8世紀頃、ユーラシア大陸の中央部、黒海とカスピ海の間あたりに栄えたハザール国に端を発することはよく知られています。(p.41-42)
    《参照》   『これから50年、世界はトルコを中心に回る』 佐々木良昭 (プレジデント社) 《後編》
              【トルコとアシュケナジー】
 人種的にはテュルク系白人でありながらユダヤ教を信仰するという珍しい国家が誕生しました。
 しかし結局、西暦1000年頃、黒海北部、現在のバルト地域で勢力を拡大していたキエフ大公国に滅ぼされ、その一部になります。そのキエフ大公国がモンゴルに滅ぼされるまでの200年間、彼らハザール人が住んでいたのが現在のウクライナのあたりです。(p.42)
 このことを理解しておけば、下記リンクのコメントに書いておいた内容の背景がよく分かるだろう。
    《参照》   『暴かれた「闇の支配者」の正体』 ベンジャミン・フルフォード (扶桑社)
              【イルミナティ大幹部が予言する世界の未来】

 帝政を敷いていたロシアに革命を起こしてソ連を支配するようになった勢力こそがアシュケナジー。プーチンさんはロシア民族復権のために「闇の支配者」(=アシュケナジー)と鋭く対立している。今後の世界情勢を理解する上で、ウクライナは、このような対立を象徴する所なのだということを理解しておくことが重要。
    《参照》   『世界を知る力』 寺島実郎 (PHP新書) 《前編》
              【白系ロシア人】
    《参照》   『聖書の暗号は知っていた』 伊達巌 (徳間書店) 《中編》
              【アシュケナジー・ユダヤのソ連支配】
    《参照》   『ロスチャイルド200年の栄光と挫折』 副島隆彦 (日本文芸社) 《中編》
              【ロシア帝国滅亡に関する主導権争い】

 

【北朝鮮を巡って】
 張成沢が処刑されると、それまで滞っていた日朝関係が一気に回りはじめました。
 民間では国内の公共事業などを請け負う日本の企業が7社ほど入り、港湾や道路の整備事業などの契約が立て続けに決まりました。
 ずっと中断していた日朝交渉も2014年3月、1年半ぶりに再開され・・・中略・・・。
 日朝間の問題が進展しなかったのは、張成沢が情報を自分のところで止めてしまっていたからです。(p,84)

 張成沢が日本の官民交渉を止めていたのは、自分の私服を肥やすためということもあるでしょう。けれども、それはどちらかというと「ついで」です。
 本当の目的は、兄弟国である日本と北朝鮮が手を組む事ことを阻止するためでしょう。
 もちろんこれは中国の指示によるものです。 (p.85)
 「兄弟国である日本と北朝鮮」という記述の意味が分からない方は、下記リンクを辿ってください。
    《参照》   『日本はドラゴニアンが作った世界最強の神州! だから、破滅の淵から這い上がる』高山長房《後編》
              【北朝鮮】
 なぜ日本のメディアが北朝鮮に対してディスる(ディスインフォメーション<情報操作>する)のかと言えば、それは日本のマスメディアの大部分が韓国と在日韓国人による影響(圧力)を強く受けているという事実で読み解けます。(p.86)
    《参照》   『3・11人工地震でなぜ日本は狙われたか〔3〕』 泉パウロ・高山長房 (ヒカルランド) 《後編》
              【在日勢力】

 

【巫女集団】

 めぐみさんは国家保衛部を統括すると同時に、巫女集団のトップでもあります。
 天の声を受けて国家指導者の金正恩に伝えるという役割で、人間を統括するのではなく神の意思によって国家を統治する北朝鮮独特の政治手法ですが、元々この形態は日本でも採用していた手法です。ちなみにめぐみさんの娘であるウンギョンさんも、母親と一緒に巫女として活躍しているそうです。(p.93)

 
 北朝鮮(高麗)が“天意を尊ぶ国”であることは、下記の著作にも書かれている。
    《参照》   『時の威力』 高麗恵子  IDAKI
              【高句麗:天を地に実現する精神】
              【国が滅ぶ仕組み】
    《参照》   『異星人が教えてくれた日本の近未来』 中丸薫×秋山眞人 (学研) 《後編》
              【白頭山】

 

【セウォル号の急旋回】
 ではなぜ、セウォル号は急旋回したのか。
 マスコミはこの点についてまったく触れようとしません。
 唯一、急旋回の原因に触れているのは韓国の『自主民報』など一部の独立系メディアだけで、同メディアによると、急旋回は米潜水艦との衝突が原因だと指摘しています。
・・・中略・・・。横倒しになった際に船尾側から見ると舵が大きく破損しているのがわかります。・・・中略・・・。この海域に障害物はありません。だとすると、セウォル号が乗り上げてしまった障害物は、潜水艦以外にあり得ない訳です。
 ちょうどこのとき、韓国軍と米軍による合同軍事演習「フォールイーグル」が大々的に行われていました。・・・中略・・・。このうち米軍所属の潜水艦がこっそり抜け出し、事故現場の海域に向かったのではないかというのです。(p.111-112)
 ならば、そのようなことをやったアメリカの意図は?
 中国のハルピン駅にどうしても安重根像と慰安婦像を建てたい朴大統領は、見返りとして中国に済州島を差し出したそうです。・・・中略・・・。あの沈没事故があった当時は、中韓合意を受けて済州島での中国軍基地の建設が始まっていた頃であり、問題のセウォル号にもそのための物資が積まれていました。
 その中には建設機材だけではなく、ミサイルなども含まれていたという話です。アメリカは当然そのことを知っていました。つまり客船と潜水艦による衝突は、偶然の事故ではなく、アメリカからの「警告」だったのです。(p.112-113)
 韓国とすれば、アメリカに見捨てられることがはっきりしていたのだから、中国と手を結ぶ以外に方法はないと思い取引していたのだろう。
    《参照》   『いよいよ「超霊的パワー」が世界を解放します』 田村珠芳 (徳間書店) 《中編》
              【韓国のゆくえ】 【高麗連邦へのカウントダウン】

 

【最大のチャンス】
 早ければ2015年~2016年、中国は5~6つくらいの国に分割される可能性があります。そのときこそ、瀋陽軍区は独立し、日本や高麗連邦とともに新しい時代を切り開く「ネオ満州国」を建設する最大のチャンスが訪れるのです。(p.122-123)
    《参照》   『いよいよ「超霊的パワー」が世界を解放します』 田村珠芳 (徳間書店) 《中編》
              【ネオ満州国】

 上記リンクに紐付くリンク先を辿れば、金美齢さんが訳者となっている『七つの中国』という本に紐付くけれど、金美齢さんのいずれかの著作の中に、「ご自身のルーツは、愛新覚羅(?)に連なっている」と書かれていたのを記憶している。中国政府のブラックリストに乗せられながら、密使として日台間を往復していても隠密に守られていたのは、「闇の支配者」がその血統を知っていたからなのだろう。