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 この本は2003年5月初版だから、フォトンベルト関連の書籍としては、比較的早い時期に出版されていたものだった。これといって読みたい本がなくて、既読本の書架から探し出して再読。
 後々出版された著者のアセンション関連の著作にある大方のポイントは、みなこの本の中に書かれている。

 

 

【小惑星接近】
 2002年7月25日付の毎日新聞に、「2019年に地球の軌道と交差の可能性 NASA」 の見出しがついて、次のような記事があった。
 「2019年に地球の軌道と交差する可能性がある小惑星が見つかり、米航空宇宙局(NASA)は24日までに小惑星監視のリストに掲載した。 『衝突の可能性は極めて少ない』 とみているが、軌道解析のため観測を世界の天文台などに呼びかけている。(p.68)
 あえてこの部分を書き出したのは、下記の著作と対応しているから。
   《参照》   『告 ― 真のつくり変え ― 』 日子八千代 (文芸社)
              【2019年2月未明】

 

 

【シュメールの叡智】
 シュメールの歴史書には、太陽系の惑星の配置ならびに大きさがなぜあのようになったか、月と地球の地質が違うのはなぜか、地球に水半球と陸半球があるのはなぜか等々、現在の科学技術を持ってしても解明されていない事柄が記されている。(p.83-84)
 シュメールの叡智は、本来日本の叡智を継承したものであるけれど、その一端が下記の著作に書かれている。
   《参照》   『ガイアの法則』 千賀一生 (徳間書店)

 

 

【太陽系第10番惑星 「ニビル」 】
 シュメール文明にのめり込んだ一人の言語学者がいた。宇宙考古学者でもある、イスラエルのゼカリア・シッチンである。
 彼はその研究過程で、現在発見されている9つの惑星と、火星と木星の間を通る超楕円軌道を持った第10番目の惑星が、シュメールの太陽系図のなかに書かれていたことを発見した。(p.84)

 太陽系を横切るように公転するため、シュメール語で 「交差する星」 という意味の 「ニビル」 と名付けられたそうだ。 ・・・(中略)・・・ 。
 シュメール人はニビルを恐れ、敬っていたという。なぜなら、二ビルには人間に似た知的生命体 「アヌンナキ」 がおり、彼らが太古の地球に降り立ち、人類を創造し、人類に文明を与えたとされているからである。世界中の神話や伝説に登場する 「神々」 とはアヌンナキのことだと、シッチンは言い切っている。(p.86)
 下記リンクの書籍の 「NOX」 とは 「ニビル」 のこと。
 アメリカはこの星を観測するために南極大陸に観測所をつくったほどの重要な星である。(しかし、アメリカが南極大陸で計画しているのはそれだけではないだろう。X-DAYは南極大陸が引き金になるかもしれないのである)
   《参照》   『失われた太陽系10番惑星 「NOX」の謎』 飛鳥昭雄・三神たける (学研)
             【「影の政府」は、なぜ情報公開しないのか?】

 アヌンナキは科学技術だけが徒に突出し、本来の進化の道筋から逸れた知的生命体である可能性が高い。つまり邪悪な 「影の政府」 ないし 「闇の権力」 と言われている勢力に力を与えている存在だからこそ、彼らはこの星のことを隠匿しているのであろう。
   《参照》   『宇宙のニューバイブレーション』 中丸薫・坂本政道 (ヒカルランド) 《前編》
             【悪魔的宇宙人のアヌンナキ/レプティリアンの実績】

 

 

【ニビル伝説】
 シュメール神話によると、ニビルは木星とほぼ同じ大きさで、原始太陽系にとつじょ現われた惑星である。天王星と激突し、冥王星の引力を狂わせ、火星と木星の間にあった惑星ティアマト(フェイトン)を破壊した惑星であり、シュメールではその太陽系の出来事を、神々の戦いとして表し、それを 「天界の戦闘」 と呼んでいる。 ・・・(中略)・・・ 
 この怪惑星に対して、古代文明がそれぞれ名前をつけている、それは全部で、なんと34とおりにもなる。(p.94-95)
 英語で災害のことを Disaster というのだが、これは Dis=Evil(悪)と Aster(Star) の複合語なのである。(p.96)

 

 

【ニビルの最接近】
 2012年12月、超巨大な天体であるニビルが地球に最接近し、最悪の場合は接触する可能性もある。たとえ接触を免れたとしても、その巨大な重力と電磁波によって地球の地殻が変動する。その結果、地震や火山の大噴火が頻発して、地球は壊滅的な打撃を受ける――。(p.105-106)
 ロシアでは、ニビルが2003年に最接近するという情報が流れていたことが、この本にも書かれているし、 渡邊延朗さんの著作の中にも、二ビルに関してかなりの頁を割いて記述しているものがあった。
 ニビルの地球への最接近が、既に過ぎ去った2003年なのか、来年2012年の12月なのか分からないけれど、この本に書かれているように後者であるならば、全世界的な規模で情報統制がされているのである。
 シューメーカー・レビー彗星の発見者であるシューメーカー博士をはじめとして、多くの天文学者たちの不可解な死に関することや、発表されて間もなく突然立ち消えとなった情報もあったことが記述されている。

 

 

【地下都市計画】
 アメリカで開かれたある学会にて、物理学博士のリチャード・サウダ氏に会ったときのことである。
 サウダ博士はアメリカの地下基地についての研究をしていた。彼が調査した結果、じつは40年も前から、合衆国全土にわたり壮大な地下基地が建設されているというのである。
 氏の第一作である “Underground bases and tunnels”(『地下の基地とトンネル』)、本のサブタイトルは “Whit is the government trying to hide”(「いったい政府は何を隠そうとしているのか」)を読むと、宇宙テクノロジーで有名なノースロップ・グルーマン・コーポレーションや、アメリカ空軍が創設したシンクタンクであるランドコーポレーション、さらにニューメキシコのロス・アラモス研究所、US原子力委員会、USエネルギー研究所開発所など、地下基地の建設に関わった企業や原子力関連研究所の実名や写真が克明に紹介されている。(p.63-64)

 本書執筆中の2003年2月、これまで何度となく閲覧してきた博士のホームページが、忽然と消えてしまったのだ。(p.65)
   《参照》   『次の超大国は中国だとロックフェラーが決めた (上)』 ヴィクター・ソーン (徳間書店) 《後編
             【ベクテル社と “地球最後の日プロジェクト” 】

 

 

【意識の変容(思考=電磁波)】
 最近になって星の輝きがどんどん明るくなっている現象が観測されている。太陽も火星も同様である。
 ・・・(中略)・・・。
 そして、ニビルが近づき地球が強い電磁波にさらされると、今まであまり明るくなかった電球が電圧が変わることによって急に明るくなるのと同じ作用が生じる。星だけではない。それを人間の心に置き換えてみれば、非常に暗い意識が、ものすごく眩しいほどの意識に変わっていこうとする。
 なぜかというと、私たちの思考と記憶は磁気的な力によって左右されているからである。
 われわれの脳神経系統のすべての働きはシナプスの働きによって生じていて、シナプスは脳内ケミカルと電気に基づいている。それによって、発想や思考が生まれる。思考イコール電磁波だといっても言い過ぎではない。(p.118-119)
 近年の地球温暖化の原因は、二酸化炭素などではなく宇宙規模のイベントによって、太陽が異常に励起されていることによって生じているのだけれど、その奥にある原因を、この書籍はニビルであるといっている。著者と共著を出している白峰さんはシリウス説を語っているけれど、いずれであるにせよ、宇宙天体が人類の意識の変容に関わっていることに変わりはない。
 それは、脳の中枢にある松果体にかかわって起こるのであるけれど、すでにエハンさんやその他の読書記録の中で何度も書き出していることである。

 

 

【インディゴ・チルドレン】
 ナンシー・アン・タッペというアメリカの超心理学者が名付けた、インディゴ・ブルーのオーラを発する子供たちのことである。彼女の著作を、翻訳して出版したのは、エハンさんの奥さんである愛知ソニアさん。
 ソニア : インディゴは、ここに生まれてくる目的を知っている、つまり私たちのように生まれてきてから人生の目的とは何だろうと考えるのではないようです。
 もっと言えば彼らは、権威や権力、既存の常識といった既存のヒエラルキーに対して、生まれたときからアレルギー体質を持っています。
 インディゴは生まれつき自分の意志をしっかり持っているため、親は赤ちゃんの時から、お兄ちゃんやお姉ちゃんに比べてみると下の子はちょっと違う、というふうに感じているようです。(p.139)
 インディゴ・チィルドレンが生まれてきた場合、親はインディゴから学ぶことが多いはずである。インディゴたちの周辺が、既存の価値観を押し付ける人々ばかりであるなら、インディゴは悩みを抱えて自己実現できていない状態にあることだろう。しかし、インディゴが自分本来の生き方を貫くことができて、順調に育って行くならば、親たちが創った現在の歪んだ社会形態は、必然的に崩れ去って行くことになる。
 既に地球は、外側からも内側からも変容へ向けての序章が始まっているのである。地球に生まれたインディゴ達が、内側(地球)から外側(宇宙)へと地球社会の門戸を開いてゆく役割の先頭に立つことだろう。
   《参照》   『地球維新 ガイアの夜明け前』 白峰 (明窓出版) 《前編》
             【2012年以降】

 

<了>