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 この本ではイベント・ホライゾンと表現しているけれど、たいていはアセンションとかオメガポイントと表現されている。表現は違うけれど地球がフォトンベルトに入る2012年12月22日のことを言っているのに変わりない。
 『さあ5次元の波動へ宇宙の仕組みがこう変わります』 デーヴィッド・アイク&江本勝 (徳間書店) と相前後して出版されていた著作らしい。
 タイトルにある“五次元”については下記リンクを。
    《参照》   『バシャール~「3次元、4次元~5次元移行について」』

 

 

【RV不能な2012年以降】
 いろいろなテーマでリモート・ヴューイングをやってきましたが、不思議なことに、2012年以降のヴィジョンは、まったく何も分からないんです。何回も実験しましたが、何の情報も得られない。 ・・・(中略)・・・ 。
 大まかな流れは想像できるけれど、具体的にはわからない。しかし意識の進化プロジェクトは目前に迫っています。20世紀の物質文明は終焉する。資本主義、政治権力は崩壊する。そして人類はかなりの試練を受けるでしょう。その試練を乗りこえていくことができるのは、中丸先生の言葉を借りれば、「心の浄化がどれだけできているか」 ということです。アセンションから先は、それをなしとげた人たちだけの世界なんです。
 アセンションなんてバカなことはありえない、と知的な人間ほど思うでしょう。魂の浄化や意識の進化がわからない人には、無理に説得することはできません。(p.93-94)

 

 

【過去のアセンション例】
 エジプトのピラミッドで発見されという神秘主義の文献である 『エメラルド タブレット』 に書かれていること。
 「次元は1次元界から9次元界まである」 とされています。 ・・・(中略)・・・ 。9次元は4次元界のような霊的高級界ではなく、3次元界的物質的高級界である」 ともあります。(p.127)

 最も心惹かれる部分は、アトランティス人についての記述です。彼らは本書で話し合われている5次元の世界に到達した人々であったという。そして、まさにアセンションして、金星へと旅立った。それが彼らが集団で一瞬にして地球上から消え失せた理由なのだという。そして、その後の地球に火星から未熟な魂の集団が大挙してやってきた。それが今のわれわれのサイクルで、もう一つ上の宇宙意識に生まれ変わる途上にあるというわけです。 『エメラルド・タブレット』 によると、太陽に近い順に人々は高位の意識をもっている。だから地球から金星へ、金星から水星へ、そして太陽に生まれ変わってはじめて、このサイクルを卒業できる。(p.128)
 学生時代に読んだことがあるけれど、そんなこと書かれていたっけ、と思う。近いうちに読み返してみようか。

 

 

【アメリカの地下基地建設】
 既に数百か所あると報告されているアメリカの地下基地。
 地下基地の中心がどこにあるかまで、ハッキリしています。場所はデンバー空港です。
 デンバー空港周辺の不動産はイギリス女王が所有している。あの周辺の土地すべてを買い占めたのです。実際にデンバー空港へ行けば、空港の敷地とターミナルビルの面積比率に違和感を覚えるはずです。広大な敷地の中にターミナルビルがポツンと建っているだけで、空港のそばには、ほとんど何もありません。 ・・・(中略)・・・ 人が勝手に進入できないように、土地を丸ごと所有しているわけです。
 デンバー空港のターミナルビルは、そこに飾られているレリーフや彫像などが非常に気色の悪いものばかり。悪魔主義的なシンボルが散見され、まるでナチス・ドイツを思わせる風景です。 ・・・(中略)・・・ 。
 これらのシンボルが何を意味しているのか。聖書に描かれたハルマゲドンの世界そのものです。中丸さんがいうところの闇の権力の支配者が、これからどのようにして世界を管理するかを示すシンボルが飾られているのです。デンバー空港に行く機会があれば、ぜひ自分の目で確かめてほしいと思います。(p.151-152)
 インターネットで 「デンバー国際空港 壁画」 と入れて検索すれば、いろんな記事の中にその写真が掲載されている。
    《参照》   トラベルチャンネル製作のコロラド・デンバー国際空港の秘密地下基地
 権力、金融力、軍事力で世界を支配している 「闇の権力」 は、この様なことを40年以上も前から計画的に進めてきているのである。世界はなすすべなく 「闇の権力」 のハルマゲドン計画に従うだけなのだろうか。
 日本も、小泉改革で 「闇の権力」 の支配力がより一層進んでしまったけれど、それも日本に伝えられている 『日月神示』 というシナリオからすれば、あるいは予定通りなのかもしれない。

 

 

【日月神示】
 そこには、「今度の戦いは、神力と学力のとどめの戦いぞ。神力が9分9厘まで負けたようになったときに、まことの神力だして、ぐれんと引っ繰り返して、神の世にして、日本のてんし様が世界をまるめてしろしめす世と致して、天地神神様のお目にかけるぞ。てんし様の光が世界の隅々まで行き渡る仕組が三四五(みよいず)の仕組みぞ、岩戸開きぞ」 とあります。(p.169)
 フォトンベルトに入るときのことをこの様に語っている。日本の神話で最も有名な 「岩戸開き」 も、このイベントのことを告げているのだろう。
 彼らは、権力・名誉・お金で人を操った。ようするに 「力の道」 なんです。そういう力の道が今この世を覆っているけれど、本当のパワーは 「命の道」 なんです。人間復興を通じての世界平和、意識改革。それを誓った人たちのネットワークが立ち上がって変えていく。フォトンベルトは宇宙的なイベントです。神道的にいうと 「禊(みそぎ)」 ですね。悪の勢力を許しておかないということに、今度は絶対になります。私には確信があります。禊で一掃されるわけです。
 地球もろともアセンションするときに、悪は消滅する。彼らはアセンションできないから、戦争と飢餓と暴力と歪んだ経済を積み重ねる、今の地球と同じようなそういう星に生まれ変わっていく。
 2012年のイベントはすごいんです。心の光った人たち、優しい人たちは、本当の精神世界に入り、半霊半物質になってゆく。地底の人たちも地上と合流する。UFOもそう。宇宙的スケールでのイベントで、志がわかる人たちだけが生き残っていく。
 あとは一人一人の選択です。首に縄をつけてむりやり連れては行けない。信じて心を浄化して、優しい心だけをもって5次元に入っていくかどうかは、個人の選択にまかせるしかありません。「まだ欲望がいっぱい残っていて、銀行の預金も心配だ」 という人は、そのまま悪の世界に行けばいいわけです。今の地球のような星に生まれ変わる。(p.163-164)

 

 

【日本とユダヤに深い絆がある】
 伊勢神宮も、古代のユダヤ教神殿にそっくりなんですよ。ユダヤ人たちが来ると 「自分の故郷に帰ってきたみたい」 と言うんです。そういう歴史が封印されているんですね。(p.159)
 熱田神宮なんて伊勢神宮よりもっと、古代ユダヤの幕屋様式を忠実に残している。
 ユダヤの人たちも大きく分けて3つ、小さいものを入れると7つぐらいの時期に別れて、日本に来ているんです。藤原氏などは、あとから来た古代ユダヤ系の人です。 『古事記』 『日本書紀』 をつくることによって、彼らは日本の歴史を封印しました。本当は、神世の記述とは別にはっきりとした神武天皇より前の長い歴史があるんです。何十代もの系図を、私はいただいて持っています。
 そうやって日本に入ってきているユダヤ人と日本人が融合して、日本の歴史が形づくられた。このことが世界平和の1つの大きな柱になっていくというのが、私の伝えたいメッセージなんです。
 三井、三菱、住友などの財閥も古代ユダヤの血統を引き継いでいるんですが、社史のなかでは一言も言っていない。 松坂牛で有名なところは、三井の発祥地ですよ。私もそこに招かれたことがあるし、記録も確認しています。
 ユダヤ人のなかにキリスト教を信じた景教徒たちがいました。京都に三本柱の鳥居があるんですが、まさに三位一体の意味を含めた景教徒のシンボルです。(p.159-160)
 サントリーも三鳥居なのだと思うけれど、おそらく社史にそうは書かれていない。
   《参照》   『禁断の日本超古代史』 宗川日法  グリーンアローブックス
             【日本・ユダヤ同祖論の傍証】
   《参照》   『日本人の技術はどこから来たか』  石井威望  PHP新書
             【三井財閥の創始者・三井高利】