私にとって1ヶ月半ぶりの宏美さんの生歌。禁断症状ギリギリの期間、待ちに待ったこの日である。岩崎宏美・岩崎良美 Fantastic Concert at LINE CUBE SHIBUYA。しかし、人間の脳というのはいったいどういうつくりになっているのだろう。これまでの我が人生最大とも言うべき大ポカをやらかしてしまった。😅💦

 

 何と、応援グッズ全て忘れて来るという大失態😱。しかも電車に乗ってしばらく気づかず。久々のコンサートなのでコールやペンライトワークを確認しようと動画を視聴、それでもまだ何とも思わず。しばらくしてだいぶ渋谷に近づいた頃、「あれ?今日ペンライト持って来たっけ?いや、それどころかTシャツもハチマキも全部忘れた‼️😱」と気づいて真っ青😨。もはや岩崎宏美親衛隊失格状態。

 

 しかし、神は私を見捨てたまわなかった。開場前の集合・打ち合わせ時、周囲の数人に「実は応援グッズ一式忘れちゃって…」と打ち明けると、右隣りにいたSクンが「ペンライトとTシャツなら予備ありますよ」、そして左隣りのIさんが「ハチマキ、お貸しできます!」とあっという間に解決😍❣️みんななんて用意がいいの❣️😉

 

 かくして、私は無事に応援に参加させてもらえたのであった。

 

 

1部

恋のフーガ(宏美・良美)

白い色は恋人の色(宏美・良美)

●いちごの歌(宏美・良美)

 

 お二人のデュオで華々しく開幕。初美さんを含めて3姉妹が幼い頃に歌を習っていた森瑤子?先生がお作りになったと言う「いちごの歌」の話をヨシリンがすると、宏美さんは「え?覚えてない」と即答。だがヨシリンが歌い出すと記憶が甦ったようで、お二人でワンコーラスをア・カペラで披露。「全部覚えてた!」と宏美さんも嬉しそう。われわれにもラッキーなサプライズとなった。

 

18才の彼(宏美)

再会(宏美)

●さよならを教えて(良美)

●男と女(良美)

 

 定番のシャンソン、フレンチ・ポップスのコーナー。宏美さんは日本語で、良美さんは原語での歌唱だ。「さよならを教えて」は、先月BSフジの『昭和歌謡パレード』でも披露された曲である。

 

 

おさるのジョージ(宏美・良美)

 

 コンサート当日発売の良美さんのCD『タッチ/おさるのジョージ』のお話。宏美さんの方がジョージとハンドリーのぬいぐるみをご持参になる気合いの入りよう(笑)。ヨシリンは、CDを買った人がもらえるポスターもまだ見ていず、絵柄を把握していなかった🤣。そしてヒロリンの「私たち」に対抗して?拳を上げたり、おさるのポーズをしたり、と振り付け指導。練習を始めたものの、宏美さんは会場のノリがイマイチと判断、「前の方しかやってないじゃん。人ごとじゃなくてみんなやるんだよ!2階席も3階席もね」とフォロー。会場の照明が点灯、サボれない状態に🤣。その成果で、会場一体型の「おさるのジョージ」、大いに盛り上がる!

 

ごめんねDarling(宏美・良美)

 

 この日の会場のLINE CUBE SHIBUYA は、元の渋谷公会堂。お色直しはしたものの、建物自体は昔のまま。『紅白歌のベストテン』や『8時だヨ!全員集合』の思い出話に花が咲くお二人だ。ちょうどヨシリンが「ごめんねDarling」を歌っている頃、2人揃って『8時だヨ!〜』に出演され、宏美さんがステージ下手でchorusをされたのは宏美ファンなら誰知らぬ者のないエピソードだ。この日はさらに詳しい状況が明らかに。当時ヨシリンの「ごめんねDarling」のリハを客席で聴いていたヒロリン、「なんか合唱団風のchorusが納得いかず、『私やります!』と手を挙げた」とのこと。そうしてあの歴史に残る名場面が生まれた訳である。

 

●I think so(良美)

●涼風(良美)

●青春(良美)

●タッチ(良美)

 

 1部後半は良美さんのヒット曲コーナーだ。懐かしい曲ばかりで、自然と身体が動き出す。われらが親衛隊はブルーのペンライトで対応、そしてもちろん「タッチ」ではヨシリンコール‼️

 

2部

にがい涙(宏美・良美)

●天使のささやき(宏美・良美)

 

 2部の幕が開くと、シルバーのお揃いの衣装(微妙にデザインが違う)、背中合わせにポーズを取った2人のお姿に会場から割れんばかりの拍手。久しぶりにちゃんと振り付けが付いている「にがい涙」、大好きである。いつも思うけど、「天使のささやき」はスキャット部分の音域がすごく高く、結構大変そうだ。

 

●Prologue(良美)

 

 「Prologue」は、八神純子さんがヨシリンのアルバムのために書き下ろしたアルバム曲。その話の流れで、今年の『ヤガ祭り』の前夜祭には宏美さんが出演される旨告知がある。「2人のキーが全然合わなくて大変だが、純子ちゃんはどうにでもしてくれる」と、絶大なる信頼ぶりを披露。

 

思秋期(宏美)

二十才前ロマンス女優小さな旅万華鏡〜(メンバー紹介〜)シンデレラ・ハネムーン私たち(宏美)

 

 久々の7曲メドレー、親衛隊を中心に大いに盛り上がる。「私たち」を歌い終えた宏美さん、開口一番「『おさるのジョージ』に勝ったね!」これには観客一同大爆笑‼️🤣そして、「ロマンス/私たち」のA面決めの話はお馴染みだが、「ロマンス」がA面に決まってすぐ『スター誕生』で歌わねばならず、一の宮はじめさんの所に振り付けのために行ったそうだ。そこで一の宮さんに利き手はどちらか尋ねられ、「元々左利きでバスケットのドリブルは左手です」と答えたら、「そんなこと訊いてるんじゃない!」と叱られたそうな🤣。でもそれが、左手でマイクを持ち、右手でトントン、キュッキュッとやる例の振り付けの誕生秘話なのだ。

 

聖母たちのララバイ(宏美)

 

 ちょうどこの日が、「聖母〜」の作詞者でもある山川啓介さんの7回目のご命日ということ。宏美さんから、「ご命日なので、会場に聴きにいらしているのではないか。当時リサイタルの台本を書いてくださっていて、分厚くて大変だった。でもそのおかげで、ステージ構成の基本や、舞台の作法などいろいろなことを教えていただいた」と山川さんの思い出、感謝の念が語られた。

 

アンコール

夢で逢えたら(宏美・良美)

卒業写真(宏美・良美)

 

 アンコールも『Dear Friends』シリーズから2曲。このコンサートで、『Dear Friends』でレコーディングされたデュオ6曲中、嬉しいことに5曲までがセトリ入り。このタイミングだったか忘れたが、宏美さんが芸能界に入って最初にもらった賞が「日本おてんば大賞」だった話も、久々に詳細が語られた。

 

 お二人それぞれのソロライブの紹介があり、宏美さんの次回コンサートの会場がティアラこうとうであることから、宏美さんの成人式の話に。これは鉄板ネタだが、一部が成人の集いで、二部が岩崎宏美コンサート。会場にいる全員が同い年というのはやりにくかったと述懐されていた。良美さんは、気の毒なことに修学旅行も成人式も仕事で参加できなかったそうだ。🥲

 

宏美さんと目があったような気が…

 

 とまれ、コロナ罹患後の体調が心配された宏美さんだったが、喉の調子も良いとお見受けしたし、姐御肌の抱腹絶倒MCも絶好調❣️大いに満たされて帰路についた私であった。😊