5月のこと、大学時代の友人たちと過ごす京都旅行の続き。
清水寺を出ると、三年坂を下る。
清水寺には早朝に到着したが、そろそろ観光客も増えてきた。
三年坂の施設やお店を見て、三人で色々話しながら散策。
ここは『総本家ゆどうふ 奥丹清水』。
1635年創業の老舗で、敷地内に素晴らしい庭園がある。
先に見えるのは八坂の塔。
正式名称は、霊応山法観禅寺八坂の塔。
現在の塔は、1440年の建立。
坂を少し戻ると、次は二年坂に入る。
ここにも多くの訪日外国人。
何だか見慣れたマークがあると思ったら、ここは『スターバックス』。
京都の景観にすっかり溶け込んでいる。
二年坂を下ると、途中には一年坂も。
「パーク・ハイアット 京都」まで下ってきた。
”パーク・ハイアット”は好きなブランドで、「パーク・ハイアット 東京」や「パーク・ハイアット ソウル」には数多く宿泊した。
「パーク・ハイアット シカゴ」も良かった。
いずれここにも泊まってみたいものだ。
近くには『レストランひらまつ 高台寺』がある。
この樹は、花柘榴。
花は綺麗だが実は生らない。
ここから、高台寺の高台へ上る。
「パーク・ハイアット 京都」は低層階が連なる素敵なホテルだ。
八坂の塔も見える。
美しい塔だが、間近で見ると結構老朽化している。
高台寺周辺には観るべき場所が集積している。
高台寺から次に向かったのは、八坂神社。
今回の旅では既に夜に訪問しているが、昼に来るのは初めて。
南楼門から境内へ。
舞殿に並ぶ提灯を眺めていて、田崎真也さんの提灯を見付けた。
本殿で手を合わせる。
境内には御神水が湧き出ている。
最初の夜に訪問した『Tinto』の水は、この御神水を使っている。
八坂神社から円山公園に歩を進めると、倉庫のような建物がある。
ここは祇園祭山鉾館。
10基の山鉾が収蔵されているのだそうだ。
円山公園は広い。
今回歩くのは西側の半分(写真の図では下半分)だけ。
公園の中央で存在感を示しているのは、祇園枝垂桜。
この桜は、”円山の枝垂桜”または”祇園の夜桜”として親しまれながら1947年に枯死した桜の二代目。
この桜の正式名は、”一重白彼岸枝垂桜”なのだそうだ。
友人たちと過ごす、楽しい京都の旅は続きます。