久し振りのベトナム旅行、ホーチミンシティ五日目、名前不詳店 & クアン・ネム、ベトナム 16 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

昨年10月初めのこと、彼女と過ごす楽しいホーチミンシティの旅の続き。

「AN's spa」を出ると、歩いて近くの人気店に向かう。

 

行きたかった、バンカンクア(蟹麺)の名店、『クアン・ミン・カイ』は既に閉店。

営業時間は14時までだが、売り切れ次第閉店してしまうのだ。

 

そこで近くにあるまだ営業しているお店に入ってみる。

『〇〇・ミン・カイ』というお店のようだが、看板が割れてしまっていて最初の文字がわからない。

 

メニューは一つしかなく、席に着くころにはおばさんはもう調理に取り掛かっている。

 

店の奥にはオートバイ。

小さな店で看板は割れたままだが、店内は小綺麗に維持されている。

 

ブンチャーが届く。

ちゃんと冷たいお茶も出される。

スープ用の小鉢が出される店が多いが、ここでは丼に直接テーブル上のスープをかけて食べるようだ。

 

ブンチャーはハノイ発祥のつけ麺で、スープに焼き豚や豚の肉団子を入れ、細い米麺を漬けて食べる料理。

米麺の上に、揚げ春巻きと焼き豚。

その上にピーナッツとハーブ。

 

唐辛子も載せて食べる。

これは美味い。

価格は二人分で60,000VND(約360円)。

 

でも、蟹麺を食べられなかった彼女はご機嫌斜め。

そこで、『クアン・ミン・カイ』には翌日再訪することを約束するとともに、蟹の揚げ春巻きが名物のお店でランチのはしごをすることに。

 

『クアン・ネム』は、ブンチャーとネム・クア・ビエンが有名なお店。

 

何時もは行列のお店なのだが、15時近くという時間なので待ち時間なしで入店。

ここはCNNで紹介されたことを誇りにしていて、壁にもCNNと書かれた額。

 

もう一つ驚いたことは、客の大半が韓国人ということ。

空港でも迎えの車のネームボードの多くが、Kim、Lee、Parkだったし、ベトナムへの韓国企業の進出には目を見張るものがある。

でも、街を走っている車には、まだミツビシ、ホンダ、トヨタが多い。

オートバイはもちろん殆どがホンダ。

 

まずはブンチャー(豚肉入りつけ麺)。
肉はベーコンとミートボールのミックスにし、スープはストロング&クールの南部スタイルを選択。

ここは南部のホーチミンシティなのだ。

価格は、91,000VND(約546円)。

 

続いては、ネム・クア・ビエン(蟹の揚げ春巻き)。

これもソースは南部スタイルにする。

価格は、81,000VND(約486円)。

 

ブン(細い米麺)、野菜、スープが届く。

 

箸袋にもCNNの文字が。

 

飲み物は、彼女はココナッツジュース、私はビールのサイゴン・スペシャル。

ココナッツジュースは、31,000VND(約186円)。

サイゴン・スペシャルは、32,000VND(約192円)。

 

ビールはちゃんと冷えているが、グラスには氷が入れられて届く。

先日も書いたが、ホーチミンシティのお店は清潔なので氷が入っていてもお腹を壊すことは無い。

 

豚肉の炭火焼きが届く。

ベーコンが5枚、豚の肉団子が3個。

野菜で肉と麺を巻き、スープに漬けて食べる。

肉が熱々で美味い。

 

ネム・クア・ビエンが届く。

最初から四つに切り分けられている。

 

コンロの上に乗せて出されるので、熱々。

それにしても大きさが半端ない。

 

中には蟹肉がごろごろ入っていて美味い。

 

美味しいブンチャーとネム・クア・ビエンに彼女は大満足。

私は、最初からここに来れば良かったと反省。

店の前でGrabの車を呼び、ホテルに戻ることにする。

彼女と過ごす、ホーチミンシティの楽しい旅は続きます。