久し振りのベトナム旅行、ホーチミンシティ五日目、サイゴンリバー・クルーズ、ベトナム 17 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

昨年10月初めのこと、彼女と過ごす楽しいホーチミン旅の続き。

『クアン・ネム』を出てホテルに戻ると、涼しい部屋でしばし休憩。

 

予定時間になったのでGrabの車を呼び、サイゴン港のクルーズ船乗り場に向かう。

港の入り口で車を降り、そこからは電動カートで船まで移動。

 

派手な船が4隻ほど並んでいるが、予約している船は一番奥に停泊する「インドネシア・クイーン号」。

船は三層造りで、価格は1階が一番安く、3階が一番高い設定。

 

3階は眺めが良く、屋上デッキに出ることが出来るので、3階のテーブルを予約。

乗船口で名前を告げると、スタッフが3階のテーブルまで案内してくれる。

広さとテーブルの数の多さに驚く。

今夜も満席なのだそうだ。

 

船首側にはステージ。

ここで踊りや歌のショーが行われる。

 

私たちのテーブルは船尾寄り。

相席が無いのも嬉しい。

 

船尾にはブッフェスタイルの料理コーナー。

私たちのテーブルから近い。

 

ディナーが始まる前に、屋上デッキに出てみる。

小雨が降っているが、傘をさすほどではない。

 

何故か、鶴や白鳥。

 

船首側には、ホーチミンのダウンタウンの明かり。

 

船室に戻ると、ディナーが始まる前に料理をチェック。

フルーツとデザート。

 

ここは炭水化物のようだ。

 

肉料理、魚料理、野菜料理が並ぶ。

 

奥にも色々な料理がセットされている。

 

ディナーの開始を待つ間に、飲み始めることにする。

彼女のカクテルは、ミス・インドシナ。

ゴードン・ドライジンとスイカとレモンのカクテル。

私のビールは、タイガー。

 

良く見えないが、グラスには氷がたっぷり入っている。

 

ディナータイムとなったが、『クアン・ネム』で食べてからあまり時間が経っていないので、二人ともお腹が空いていない。

料理の種類はとても多いが、この一皿だけでお腹がいっぱいになってしまった。

 

五日目になると、海苔巻きを見付けると思わず手が出てしまう。

でも酢飯ではなく、残念ながら美味しくない。

 

ステージでは舞踊ショー。

 

飲み物をお代わり。

私はハイネケン。

彼女は、「止めた方が良い」という私の忠告を聞かずに、白ワイン。

ひと口飲んで、「薄くて美味しくない」とのこと。

ベトナムは酒の輸入関税が高いのでワインは高価。

この安物のワイン一杯で、ほぼビールのボトル5本分もする。

 

お腹はいっぱいなので、食事は止めてフルーツを食べることにする。

ランチでお店を二軒はしごしてから、まだ三時間しか経っていないのだ。

 

周りの皆さんは、食べる量が半端ない。

 

私たちのお隣のテーブルの男性は、皿に大盛りの料理を5皿食べていた。

ここにはお腹を空かせて来るべきだと反省。

 

ランブータンが美味しいのでお代わり。

 

舞踊ショーに続き、歌謡ショーが始まる。

 

テラスへのドアが全て開かれ、いよいよ出航。

 

テラスに出ると、タグボートが「インドネシア・クイーン号」を誘導している。

サイゴンリバーには、大量の水草。

 

お隣の船も三層構造。

これから出航するようだ。

 

こちらは船に見えるが、実はここに建設されたレストランで動かない。

 

屋上デッキに出てクルージングを楽しむ。

 

左岸にはあまり観るべきものが無い。

代わりに、とても大きな液晶パネルが設置され、色々な企業広告が映し出されている。

 

あまりクルージングに相応しくないと思うが、対岸のダウンタウンの人々へのプレゼンテーションなのだろう。

 

右岸のダウンタウンの夜景は美しい。

 

観るべき場所はここしかないので、この前を往復して航行する。

 

これから経済発展が進むと、高層ビルの数が増え、上海や香港のような景観となるのだろう。

 

デッキではモデルさんの撮影会も。

 

ここは、バクダン・スピードフェリーターミナル。

その向こう側は、ホーチミンシティの一番の繁華街。

 

船室に戻ると、別の歌手の歌謡ショーが行われていた。

 

そして再び舞踊ショー。

 

食後のデザートは、ヨーグルト。

右はヨーグルトとチョコレートかと思ったが、あんこだった。

 

下船すると、Grabの車で帰途に就く。

今後サイゴンリバー・クルーズに乗られる方のために、一口アドバイス。

船を降りると個人旅行客は一斉にGrabの車を呼ぶので、出遅れると車が捕まらない。

知人は港で一時間も待ったそうだ。

私は下船直前に車を呼び、一番に下船し、最初の電動カートでゲートまで移動したので、待ち時間無しで車に乗りホテルに戻ることが出来た。

Grabの車は5分間しか待ってくれないので、早く呼び過ぎても乗ることが出来ない。

5分以内に乗らないときには、違約金が発生する。

この時間の読みが肝要。

料金は、食事込みのクルーズ代が二人で約7,500円で、日本から事前に予約。

これは一番高価な3階の料金で、2階、1階ならもっと安くなる。

飲み物代は船内で別会計で、ビール二本、カクテル一杯、ワイン一杯で、550,000VND(約3,300円)。

クレカが使えます。

彼女と過ごす、ホーチミンシティの楽しい旅は続きます。