昨年10月初めのこと、彼女と過ごす楽しいホーチミンシティ旅行での、”ホア・トゥック料理教室”の続き。
自分で作った生春巻きを食べ終えると、次の料理、バナナの花とチキンのサラダに取り掛かる。
まずはニンジンの下ごしらえ。
波形包丁で飾り千切り。
続いてはバナナの花。
先生が皮の剥き方を教えてくれる。
このバナナの雌蕊を食べるのかと思ったら、これは捨てて下さいとのこと。
まるでタケノコの皮みたいにどんどん剥いていくと、赤い色がだんだん薄くなってきた。
丁度このくらいの色合いのものが美味しいのだそうだ。
ライムの汁を搾りこんだ水に漬け、酸化変色を防ぐ。
サラダの他の材料は既に先生方が下ごしらえしてくれている。
カップに材料を入れる。
茹でたチキン。
ニンジンの千切り。
玉ねぎの千切り。
バジルとミントの葉。
そしてバナナの花。
茹でたチキンは身を細かくちぎる。
先に作っておいたドレッシングを和える。
ドレッシングの材料は以下のとおり。
ニョクマムを2匙。
ライムジュースを1/4個分。
砂糖を2匙。
赤唐辛子のみじん切りを少々。
すり下ろした生姜を1匙。
材料をよく混ぜ合わせて出来上がり。
皿に盛り付け、お隣のテーブルに移って試食。
バナナの花が少し硬く、もう少し細く切った方が良いようだ。
味はとても良いので、このドレッシングを家でも試してみようと思う。
ニョクマムを買って帰らなければだ。
三品目の料理は、シーフード春雨炒め。
先ずはニンニクのみじん切りを炒める。
次に烏賊と海老を投入し、炒める。
更に、ニンジン、タマネギ、青梗菜を炒める。
火が通ったところで、醤油1匙、砂糖1匙、黒胡椒、オイスターソース1.5匙を入れ、味を調える。
最後に、茹でた春雨を入れてよく混ぜて出来上がり。
茹でた春雨は手早く炒めないとフライパンに張り付いて焦げてしまう。
皆さん結構苦戦されている。
皿に盛り付け、パクチーを乗せて完成。
これも先生から上手と褒められる。
隣のテーブルに移り、試食。
この三つの料理でお腹はかなりいっぱい。
食後のデザートは、バナナクレープ。
これは先生たちが作ってくれたもの。
中にはバナナの花ではなく本物のバナナが入っている。
最後に、今日作った料理のレシピ集が配られ、料理教室は終了。
先生たちの英語はとても綺麗でわかりやすく、説明も丁寧で楽しい料理教室だった。
”ホア・トゥック料理教室”は日本からネットで予約しておいた。
タンディン市場ツアー込みで、二人で約11,000円。
ツアー無しだと少し安くなる。
予約サイト毎に価格が異なり、高いサイトだと二人で15,000円くらいになるので要注意。
いただいたレシピを見れば料理を再現することができるが、バナナの花は日本では入手が難しいだろう。
と思って調べたら、千葉県富津市の房総バナナというところが販売していた。
丸いのは、『ホア・トゥック』のコースター。
コートヤードに出る。
奥には、バインミー屋さん。
料理教室にご一緒した韓国人の家族がバインミーを買っている。
でも私たちはお腹がいっぱい。
次の目的地に腹ごなしに歩いて向かうことにする。
彼女と過ごす、楽しいホーチミンシティの旅は続きます。