昨年10月初めのこと、彼女と過ごす楽しいホーチミンシティ旅行の続き。
タンディン市場を出て、料理教室の先生と一緒に向かったのは、「ザ・マニュファクチュア・コートヤード」。
この中に、ベトナム料理の名門レストラン、『ホア・トゥック』が運営する料理教室がある。
ここはフランス統治時代のアヘン工場の跡地なのだそうだ。
左奥に『ホア・トゥック』。
その向かい側に料理教室の建物がある。
一階は調味料などの物品販売コーナー。
二階に料理教室がある。
こちらのテーブルで調理をし、料理が出来上がると左隣のテーブルに移動し、食べるというシステム。
今日は三品の料理を作ることになっている。
今日の参加者は、子供二人を含めて10人。
日本人が7人、韓国人が3人という構成で、日本人が多いのに驚く。
エプロンをかけ、やる気満々で調理に取り掛かる。
教室の先生方が準備してくれた食材がテーブルに並ぶ。
ライスペーパー、茹でた米麺、豚、海老、ニョクマム、砂糖、生姜。
包丁、ピーラー、飾り切り包丁。
この包丁、切れない。
怪我をしないようにわざと切れないものを用意しているのだろう。
最初の料理は生春巻き。
具材は全て先生が用意してくれているので、調理すると言ってもライスペーパーで巻くだけ。
ライスペーパーに指で水を馴染ませる。
レタス、ハーブ、米麺、豚肉を乗せ、左右を折り畳み、一回転巻く。
次に海老と韮を乗せ、最後まで巻き上げて完成。
先生から一番上手と褒められる。
でも、海老を置く位置が悪かったようで、海老が透けて見えない。
彼女は具材を詰め込み過ぎてかなり太めだが、海老が綺麗に見えている。
自分で作った生春巻きを持って隣のテーブルに移動し、試食開始。
ピーナッツソースも作りたかったが、作り方を書いたレシピをあとでいただいた。
この生春巻き、かなり美味しく出来ている。
タンディン市場で買ってきたフルーツも出される。
ランブータンは大好き。
リュウガンも美味い。
味わいはリュウガンに似ているが、実が房になっているのはランサット。
彼女と過ごす、ホーチミンシティでの楽しい料理教室は続きます。