屋根裏に侵入する
害獣は足音で判断できます
12月に入り気温が下がってくると
害獣が屋根裏に侵入する頻度が
増える季節に入ります。
「さて、これから
ゆっくり寝ようかなぁ」と、
布団入った矢先に
天井裏で「バタバタ」と
動物が走りまわっていては
気になって眠れない。
こういった
獣害被害の多くは
精神的な被害であり
一刻も早く解決したいと
害獣防除業者に依頼するのが
一般的ですよね。
業者に連絡すると
「どんな害獣の被害ですか?」
と聞かれてもわからないのが
当たり前で、
業者が来るまで
不安で仕方ない・・・
と思われている方も多いはず。
そこで今回は
鳥獣管理士準1級で害獣防除のプロ、
アスワット代表・福永健司が
素人でも足音で簡単に害獣の種類を
判断できる方法を解説します。
ゆっくり、ノシノシは
「アライグマ」「ハクビシン」
屋根裏や天井裏を重量感があり、
ゆっくり、ノシノシと
歩き回るような足音を
感じたならば
「アライグマ」「ハクビシン」。
体重が
アライグマが6kg~10kg、
それに次ぐハクビシンでも
3.5~4.2kgと中型獣の中では
重量級で通常走り回らず
ゆっくり歩きます。
わかりやすくいえば
大人の猫ちゃんが5kg。
そんな動物が
天井裏を歩くわけですから
和室の薄い天井板の上を歩くと
天井板が少したわむような
感じになります。
軽快にパタパタ走り回るのは
「シベリアイタチ」「二ホンテン」
屋根裏や天井裏を
軽快にパタパタ走りまわる
ような足音に感じた場合は
「シベリアイタチ」
もしくは「二ホンテン」。
シベリアイタチは1kg、
それよりもひと回り大きい
二ホンテンでも1.7kgと
アライグマやハクビシンに比べて
体重はかなり軽いため軽快な動きで
天井裏を激しく走り回ります。
その中で
侵入被害のある建物の場所が
都会や平野部ならシベリアイタチ、
林縁部であれば二ホンテンと
区別すれば大体の見当がつきます。
天井の照明器具の上で
足音がよく聞こえるのは「ネズミ」
じゃあ、
ネズミはどんな足音がするの?
なるほど・・・
ネズミを足音だけで判断するのは
難しいかもしれません。
何せクマネズミの天敵は
シベリアイタチで、
生息地域も同じような場所。
ともに軽やかに走り回るため
プロでも正確に判断するには
至難の業だと思います。
断熱材を敷き詰めていない
天井の上を走る場合、
シベリアイタチのような
「カシャカシャ」という爪音は
ネズミの場合しないのですが、
それを素人の方が
聞き分けることは難しいですし、
断熱材の上を走る場合はわからない。
しいて言うならば、
天井の照明器具周りで
足音がする場合は
クマネズミの可能性が
高いといえます。
照明器具のまわりは
器具の発熱によって
他の天井より暖かく
寒さに弱いクマネズミは
その周囲に集まる習性があるようで、
要するにトイレの
暖房便座みたいなものです。
その証拠に
照明器具が取り付けてある
天井板の上にはクマネズミの糞が
たくさんあるケースをよく見ます。
まとめ
- ゆっくり、ノシノシの足音は
「アライグマ」か「ハクビシン」
- 軽快にパタパタ走る足音は
「シベリアイタチ」か「二ホンテン」
- 天井照明器具の周囲から聞こえる足音は
「クマネズミ」
私たち害獣防除業者であれば
足跡、フン、生息地域性、
聞き取り調査などをふまえて
総合的に害獣の特定をおこなうのですが、
一般の方には少しハードルが高い。
なので素人の方でも
足音だけで判断可能な
ポイントをまとめてみました。
参考にしていただきお役に立てれば幸いです!
アスワットのこれまでの取り組み
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