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皆さま、こんにちは!

 

駅巡りに励まれてますか!?

自分は仕事の休みが合わなくてさっぱりでしたよ。

来月に予定していた四国も怪しい感じ。

仕事が忙しいのはありがたいのですけどねぇ…

 

今日は一部で不通区間が発生している只見線から

滝谷(たきや)駅の訪問記です。

ひっそりした山間にある無人駅ですが、

構内の様子にキュンキュンしたった同志の皆さん

多いのではないでしょうか?

 

構内に2つの建物が並んでますが、

大きい方は駅便(駅の便所)で

待合室は手前側にある小さな建物です。

駅舎よりも駅便の方が立派、

田舎の待合室あるあるですね。

滝谷駅は只見線(当時は会津線)が会津宮下駅まで延伸した

昭和16年に開業した駅だそうですよ。

 

待合室の出入口は正面ではなく裏側(駅寄り)にありました。

西側から吹き付ける雪への対策なのでしょう。

 

自分が滝谷駅を訪れたのは5年前の12月のこと。

前日に降った雪は解けてましたが気温は5度くらいで

ものすごい寒い日でしたっけ。

この日は待合室の即窓に

ツララの防護柵が取り付けられてました。

春になると取り外されるパーツですが、

これを見るとかつて東北地方で活躍した

電気機関車の前面窓に取り付けられていた防護網を思い出すのは

自分だけでしょうかね?

 

JRに移行後も

開業当時から使われていた木造駅舎が現役だったそうですが、

平成13年に現在の簡易駅舎に代わったとのこと。

金色に輝く建物財産標がカッチョイイですね。

 

待合室内はこんな感じでした。

 

それでは冒頭に書いた、

同志の皆さまなら絶対に胸がときめく構内の様子についてです。

滝谷駅は開業当時から列車の交換が可能な構造で、

昭和46年に営業窓口の無人化後も

運転要員の職員が常駐してましたが、

JR移行後の棒線化され現在は完全な無人駅になりました。

対面側の線路は剥がされましたが

ホームは今も姿を留めてましたよ。

 

廃ホームには「指指確認」の文字も残されてます。

このホームが現役の頃は

ホーム上に木造の待合室があったみたいですね。

 

これだけなら全国の無人駅でよく見る光景ですが、

滝谷駅の構内が特異なのはここからです。

駅舎寄りのホームの手前側にも線路が伸びており、

駅舎側にもホームの遺構が残っているのですよ。

この線路の正体ですが、

滝谷駅が有人駅だった昭和46年まで使用された

貨物列車の側線だそうです。

写真に写るホームは当時使われていた貨物ホームで、

盛土付近には駅よりも大きな貨物倉庫があったみたいです。

 

下は国土地理院のサイトから転載した

昭和51年撮影の航空写真ですが、

西側に反れてる本線とは違い、

まっすぐ伸びる貨物ホームと側線があるのが見えますかね?

旧駅舎の跡地に現在の簡易駅舎がある様子もわかりました。

 

ホームの手前側に貨物側線が伸びているため

駅舎とホームは構内踏切で結ばれてましたが、

JR移行後に完全無人化されると、

駅舎を通らずにホームに進入出来るよう

貨物側線を跨ぐ通路が設けられたのです。

これが滝谷駅の面白い点。

 

その後、簡易駅舎に建て替えられたために、

ホームに入るには

構内踏切と新設された通路の

2つのルートで進入できるのですよ。

個人的には、完全無人化された際に、

手前側にある貨物側線の線路は剥がしてもイイ気がしますが

保線車両の留置線等々に

将来、線路を復活させる可能性があったのでしょうかね?

 

実は滝谷駅の存在は国鉄時代からマニアックだったらしく。

滝谷駅の西方(小出駅側)に

鉄道の有名撮影地でもある滝谷川橋梁があるのを

ご存知でしょうか?

この橋梁は滝谷駅の駅中心からわずかしか離れておらず、

滝谷駅構内の信号機が橋梁の対岸側に設置されてたんですって。

腕木式信号機が使われていた時代はなんと!

信号機のワイヤーが橋を渡っていたのだとか。

聞けば聞くほど興味をそそられる滝谷駅でした。

 

そんな風光明媚な滝谷川橋梁で

自分は列車の写真を撮ったかって?

ここは6往復/日の列車しか運行されてない区間。

しかもほとんどが朝夕の列車なので

行き交う列車とはタイミングが合いませんでした。

 

ここで根気強く列車が待てる撮り鉄さんを

マジで尊敬しますよ。

来年の今頃は只見線が全線復旧してるのかな?

今からワクワクが止まりませんね。

 

 

 

 

訪問駅リスト(JR線)

只見線

 

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