皆さま、おはようございます!
今朝は先週訪れた只見線から、
5年半前に発生した水害被害によりただ今運休中の
会津川口駅‐只見駅間にある、こちらの駅の訪問記です。
只見線・会津大塩(あいづおおしお)駅です!
昭和40年に金山町の西部に開業した駅でした。
会津川口駅‐只見駅間には6つの駅がありますけど、
仕様はすべて一緒、車両1両分の短いホームと待合室があるだけですよ。
会津大塩駅は集落が密集する国道252号線からは
ちょっと離れた場所にある駅。
ここだけ見ると、駅の利用者がいることが不思議に思えちゃいます。
外部に駅であることを示す駅名標はこれだけなんす。
う~ん、会津本郷駅の駅便レベルとは言いませんが、
もう少し自己主張してもいいかも。
ホームに入ってみた。
こちらが車両1両分の長さの単式ホームですよ。
只見線内はワンマン運転は行われていないので、
ドアカットして対応していたわけですが…
国鉄時代は気動車の単行運転があったと思いますけど、
JRに移行してからは、単行運転は行われてませんよね?
なお、運休中のために待合室は閉鎖、ご覧のような状態でした。
会津大塩駅に来てちょっと嬉しかったのが、
駅の部分だけですが線路の雑草が刈られていたことです。
多分、地元の方が作業をされたのだと思いますが、
只見線の全線復旧への思いがひしひしと伝わってきました。
現在運休中の区間は、上下合わせて15本の代行バスが運行中です。
ちなみに運休前の列車本数は3往復、
地元の方にとっては、代行バス変って便利になったのかもしれませんね。
こちらは会津大塩駅の代行バスの発着場所、大塩地区体育館です。
先にも書きました通り、会津大塩駅は集落の外れにあったために、
代行バスの発着場所は国道沿いの建物付近に改められました。
代行バスのバス停と駅、こんなに離れてますのよ。
個人的には只見線の全線復旧を望んでますけど、
この便利さを地元の方から奪いたくないのも本音です。
さてさて、会津大塩駅に向かう時に、
国道沿いでこんな建物が目に入ってきました。
炭酸水→
ジュースの販売機かと思って一度はスルーしちゃいましたが、
気になって戻って来ちゃいましたの。
だって描かれてる炭酸水の炭酸っぷりがすごいんですもの。
おっ!天然の炭酸水だと?
看板によると、炭酸水が湧き出る井戸があるらしいです。
場所は看板から250メートル奥、もちろん行ってみましたよ。
看板に写真が載ってた炭酸水の井戸を発見!
中を覗いてみると…
ホントだ!湧水がプクプクと泡を立ててる!
こちらの井戸は無人で、いつでも天然の炭酸水が楽しめるんですって。
それでは、いっただっきま~す!
うん、間違いなく炭酸水の味がする!
コンビニで売られてるような刺激の強い炭酸水ではなくて、
ちょっと気が抜けた感じのマイルドな味わいでしたよ。
こちらは地元の地獄沢から湧き出るガス泉だそうで、
明治時代は瓶詰にし、胃腸病や糖尿病、便秘にも効果がある妙薬として
販売も行っていたそうです。
会津大塩駅に来たら、これを味合わない手はありませんよね。
大自然に囲まれた只見線沿線、
車窓風景も素敵でしたけど、観光スポットも何気にすごいです。
↑(会津若松駅方面)
七日町駅
会津高田駅
根岸駅
若宮駅
会津坂下駅
塔寺駅
滝谷駅
会津宮下駅
会津水沼駅
会津川口駅
会津越川駅
会津大塩駅(平成28年12月7日)
会津塩沢駅
只見駅
入広瀬駅
上条駅
越後須原駅
魚沼田中駅
越後広瀬駅
藪神駅
↓(小出駅方面)