皆さま、おはようございます!

 

先週末に楽しんだ只見線の駅巡り。

新潟県側の柿ノ木駅に午前10時に到着してから

駅をひとつひとつ見て歩きました(移動は車ね)。

午後4時近くになると辺りも暗くなり始めましたので、切り上げて

磐越道・会津坂下インター目がけて車を走らせたのですが…

そしたら、こんな駅を見ちゃったのですよ。

足を止めずにはいられませんよね。

 

こちらの駅でした。歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c12031

只見線・会津坂本(あいづさかもと)駅です!

 

北海道ではよく見られる、貨車の廃車体を利用したダルマ駅ですが、

本州ではなかなか見ることが出来ません。

只見線にもあったんですね、ダルマ駅。歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c12034歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c12038

会津坂本駅は昭和3年11月に開業しました。

かつては駅員配備駅でして、大きな木造駅舎もあったのですが、

昭和46年には無人駅化されてしまい、

その後に木造駅舎も取り壊されて、現在の駅舎に変ったようで。

 

木造駅舎があった頃の様子は、

昭和51年に撮影された、こちらの航空写真でご確認くださいね。歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c12030

 

会津坂本駅は単式ホーム1本の棒線駅で、

線路の形状に合わせて大きくカーブしております。歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c12033歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c1123m

 

さてさて、お目当ての駅舎(廃貨車)ですが…歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c12032

見てわかる通り、昭和30年代半ばから大量に生産された有蓋貨車、

ワム60000がベースになっているようです。

 

つい先ごろまで現役であったワム80000(ワムハチ)と、

ほぼ同時期に製造された有蓋貨車なのですが、

側扉が全開になるワムハチよりも密閉度が高いために、

廃貨車のダルマ駅は大抵、この形式が使われているようですね。

 

車体の裾には製造銘鈑が残っておりましたよ。歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c12037

国鉄銘鈑と、昭和40年に日立・若松で製造されたことを示す銘鈑。

会津若松の”若松”じゃないですよ~

 

気になる駅舎の中はというと…歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c12035

あれっ?意外にも普通ですね。

 

無人駅でよく見られる長椅子があったり、

床がコンクリート打ちされていたりと、

貨車の面影はほとんど残っておりませんでした。

あるとすれば、屋根に見えるカーブくらいかな?歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c12036

 

2つ先の会津坂下駅よりも、会津坂下インターに近い会津坂本駅。

国道252号線や国道49号からも見える場所にありますので、

本州では稀なダルマ駅を楽しみたい方は必見ですよ。


訪問駅リスト(JR線)

只見線

 

↑(会津若松駅方面)

七日町駅

西若松駅
会津本郷駅(平成28年12月7日)

会津高田駅

根岸駅

新鶴駅(平成28年12月7日)

若宮駅

会津坂下駅

塔寺駅

会津坂本駅(平成24年11月24日)

会津柳津駅(平成24年11月24日)

郷戸駅(平成24年11月24日)

滝谷駅

会津桧原駅(平成24年11月24日)

会津西方駅(平成24年11月24日)

会津宮下駅

早戸駅(平成24年11月24日)

会津水沼駅

会津中川駅(平成24年11月24日)

会津川口駅

本名駅(平成24年11月24日)

会津越川駅

会津横田駅(平成24年11月24日)

会津大塩駅

会津塩沢駅

会津蒲生駅(平成24年11月24日)

只見駅

(臨)田子倉駅(平成24年11月24日)

大白川駅(平成24年11月24日)

柿ノ木駅(平成24年11月24日)

入広瀬駅

上条駅

越後須原駅

魚沼田中駅

越後広瀬駅

藪神駅

↓(小出駅方面)

 

読者登録してね