皆さま、おはようございます!


今朝も只見線駅をいっちゃます。


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只見線・会津横田(あいづよこた)駅です!


昨年7月末に只見線を襲った集中豪雨。

現在でも不通区間になっている、

会津川口駅~只見駅の間には6つの駅があります。


本名駅 の項にも書きましたが、

それぞれの駅は、

待合室の入り口を板で打ち付けられておりまして、

使用出来ないようになっているのですが、

唯一、休止前と同様に使用されている駅が、

この会津横田駅なのでした。


近くに、代行バスの停留所に代わる場所がないのが、

その理由のようですね。


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とても、列車が来ない駅の待合室には思えません。


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会津横田駅は昭和38年8月に開業しました。

田子倉ダム建設で使用した貨物専用線を転用した旅客線上に、

新たに設置した駅であるという経緯は、

会津川口駅~只見駅の他の駅と同様なのですが、

かつて、会津横田駅を起点にした貨物専用線があったこと、

保線車両を留置するための側線があることなど、

駅趣味的に面白さの点では、会津横田駅は突出しておりますよ。



現在は廃止されてしまった貨物専用線ですが、

昭和40年代半ばまで駅の構内には、

黒鉱の採取が行われていた横田鉱山があったそうです。
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広い構内はその当時の遺構でして、

国鉄末期辺りまでは、廃鉱となった設備が、

そのままの姿で残っていたんですって。

駅の目の前に鉱山があったなんて…

写真があれば、その当時の様子を見てみたいですね。



そしてもうひとつ、

駅のホームから会津川口駅方向を見ると、

何やら気になるものが見えるんです。


あの囲いは…?


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スノーシェッドです!
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雪国ではおなじみの雪囲いです。

只見線のスノーシェッドと言えば田子倉駅が有名ですが、

ここ、会津横田駅にもあったんですね。


これ、何を目的にしたスノーシェッドか気になったんですよ。

普通は分岐器を凍結から守るために、

シェッドが設置されるケースが多いんですけど、

どうも、中には分岐器もないようですし。


安全な場所から、中を覗いてみました。

すると…
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本線とは直角に敷かれたレールを発見!

保線車両の留置が目的だったんですね。


なぜこんな方向にレールが?…って思われるかもしれませんが、

保線用の移動機は、直角方向に車体をスライド出来る構造になっております。

機会があれば、間近でじっくりご覧ください。



いよいよ今年も3週間を残すのみとなりました。

そろそろ只見線沿線は、本格的な雪景色でしょうか。

青春18きっぷのの利用期間も始まったことですし、

のんびり冬の只見線でも楽しみたいですね。



いやいや、不通区間が残る只見線、

そんな悠長なこと、言ってられませんから。



只見線


↑(会津若松駅方面)

会津川口駅(平成24年11月24日)

本名駅(平成24年11月24日)

会津越川駅(平成24年11月24日)

会津横田駅(平成24年11月24日)

会津大塩駅(平成24年11月24日)

会津塩沢駅(平成24年11月24日)

会津蒲生駅(平成24年11月24日)

只見駅(平成24年11月24日)

(臨)田子倉駅(平成24年11月24日)

大白川駅(平成24年11月24日)

柿ノ木駅(平成24年11月24日)

入広瀬駅

上条駅

越後須原駅

魚沼田中駅

越後広瀬駅

藪神駅

小出駅