皆さま、おばんです!


いよいよ今週末は、

快速「SL石巻線開通100周年号」の運転日です。

お仲間さんのブログを見ると、

今日から試運転が始まったようですね。


石巻線で運転される蒸気機関車「C11 325」、

秋には只見線でも「SL只見線奥会津号」として運転されているのですが、

そんな只見線で、蒸気機関車に縁深い駅があります。


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c1217b

只見線・会津柳津(あいづやないづ)駅です!


柳津温泉の玄関駅です。

小高い場所に只見線の路盤があるために、

会津柳津駅も街の頂点にあるのですが、

歩いて10分も下ると、

風情たっぷりの温泉街に辿りつけるんですよ。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c1217a


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c1217j

灼熱地獄のような温泉の看板がステキすぎる~!


そんな会津柳津駅ですが、無人駅にも関わらず、

開業当時からの木造駅舎が残る珍しい駅なんです。

意外に思われるかも知れませんが、

JR東日本の駅で、無人駅の木造駅舎は本当に少ないんですよ。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c1217c

歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c1217d

一瞬、有人駅か?って思っちゃったんですけど、

よく見ると、確かに出札窓口や自動券売機もなく、

人の気配はありませんでした。


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歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c1217e

会津柳津駅は昭和3年11月に開業しました。

国鉄時代の会津柳津駅の構内は、

相対式と島式による複合2面3線構造だったようですが、

現在は島式ホームが廃止され、

列車の行き違い設備もすべて撤去されてしまったようです。


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c1217h

それでも会津柳津駅は、

知恵と財宝を授かると言われている福満虚空蔵尊や

先にも書いた柳津温泉が近くにあるためか、

シーズン中は観光客で賑わうんだとか

知恵と財宝とかって…

れ、めっちゃ気になるんですけど。


そんなことで、観光客を受け入れるために、

無人駅の会津柳津駅にも、

SL会津奥只見号はしっかり停車しますよ。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c1217g

で、一番最初に書いた、

蒸気機関車と縁深い会津柳津駅のことですが…


駅舎の会津若松駅寄りには、

かつて利用されていた貨物ホームがあるのですが、

ここにはなんと、こんなものが鎮座しているのです。
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蒸気機関車(C11 244)です!

蒸気機関車もすごいですけど、ここが廃線跡だってのもすごいですよね。


この機関車、昭和18年5月に製造されたC11形で、

用途廃止になる昭和48年11月まで活躍したそうです。

末期はここ、只見線でも運用されたカマなんだとか。


そして、石巻線や只見線で活躍するC11 325にも、

(というか真岡鉄道のカマですけど…)

スノープラウはじめ、この機関車の部品が使われているそうで。

244号機、ただここにいるだけじゃないんですね。



この他にも、見どころの多い会津柳津駅でしたが、

続きは、いずれかの機会に書きたいと思います。




只見線


会津若松駅

七日町駅

西若松駅
会津本郷駅

会津高田駅

根岸駅

新鶴駅

若宮駅

会津坂下駅

塔寺駅

会津坂本駅(平成24年11月23日)

会津柳津駅(平成24年11月23日)

郷戸駅(平成24年11月23日)

滝谷駅(平成24年11月23日)

会津桧原駅(平成24年11月23日)

会津西方駅(平成24年11月23日)

会津宮下駅(平成24年11月23日)

早戸駅(平成24年11月23日)

会津水沼駅(平成24年11月23日)

会津中川駅(平成24年11月23日)

会津川口駅(平成24年11月23日)

↓(小出駅方面)