皆さま、こんにちは!

 

今日は2年前に訪れた、

石北本線・伊香牛(いかうし)駅の訪問記です。

石北本線・伊香牛駅

道内には有人駅時代の古い木造駅舎を建て替えて、

待合室&駅便だけの駅舎に替えた駅が多数存在しますけど、

こんなにオシャレな駅舎を持つ駅は少ないのではないでようかね?

 

見てくださいよ、オープンテラスまでありますぜ。

石北本線・伊香牛駅

伊香牛駅は大正11年に開設された駅で

現在の駅舎は昭和63年に建て替えされたモノです。

この頃と言ったらバブル景気真っただ中。

通りで駅舎が浮かれ気分なワケだ。

 

駅名標を見なければ、街中のオサレなカフェって感じですよね。

石北本線・伊香牛駅

入口を入った瞬間、脱サラして喫茶店を始めたマスターが

「いらっしゃい、今日は美味しいケーキもありますよ」

と声を掛けてくれそうな雰囲気でしたけど、

自分を迎え入れてくれたのは…

 

過激派でした。

石北本線・伊香牛駅

ここは駅ですからね、しゃーない。

 

では駅舎の中は駅らしく整然としていたかというと、そうではなくて、

地元の方がこしらえてくれたリースが飾られていたり、

ベンチに手作りの座布団が敷かれていたりと、

温か味ある雰囲気の伊香牛駅でした。

これならマスターがいなくても大満足です!

石北本線・伊香牛駅

石北本線・伊香牛駅

 

伊香牛駅の駅名の由来はイカでもウシでもタコでもなく、タコはいないか

渡河点(川の深さが浅く対岸まで渡れる地点)を意味する

アイヌ語から来ているそうですよ。

下は昭和23年に撮影された航空写真ですが、

駅の真正面に石狩川が見えて、

何となくその意味がわかるような気がしました。

 

航空写真に倉庫群が写ってますがこちらは現在も健在です。

石北本線・伊香牛駅

石北本線・伊香牛駅

煉瓦倉庫は北海道に限ったモノじゃありませんけど、

見るたびに、北海道に居ることを実感するのは自分だけでしょうかね?

ホントに美しい煉瓦倉庫でした。

 

そして駅前にある「伊香牛ぷらっとホール」。

パチンコ〇イナムではありません。

こちらは伊香牛集落で使われている公民館なんですって。

石北本線・伊香牛駅

 

続いてはホームをチェック。

伊香牛駅は列車の行き違いが可能な

相対式&島式ホームによる複合2面3線構造でした。

石北本線・伊香牛駅

石北本線・伊香牛駅

 

砂利敷のホームがいかにも北海道の駅って感じですよね。

奥にはダイナ〇…もとい、ぷらっとホールが見えましたよ。

石北本線・伊香牛駅

 

ホームはアスファルトが敷かれていないために植物が育ち盛り。

コイツが芽を出し始めていたのですけど…

石北本線・伊香牛駅

石北本線・伊香牛駅

コレってなんでしょかね?

キレイな花を咲かせてくれるヤツならありがたいのですけど。

正直、見た目はそんなにかわいくない感じ。

 

最後はホームから見た構内全景で〆ます。

石北本線・伊香牛駅

地元の方にとっては日常の風景なのでしょうが、

余所者が見るととってもステキな景色なのです。

これだから北海道旅は止められませんね。

 

景色や煉瓦倉庫にミニキャベツ(絶対に違う)、

それぞれが北海道に来た気分にさせてくれますけど、

一番その気にしてくれるのはやはり駅名かも。

北海道は難解駅名だらけですね。

 

☆追 記☆

すみません!

ホームに生えてたこの植物、ふきのとう(ばっけ)みたいです。

五能線・八森駅で採ると怒られる、あの植物だったみたいですね。

…ひょっとして知らなかったのは自分だけ?

ホームに「ふきのとう」が生えてるとか、

それはそれでスゴくありません?

 

 

訪問駅リスト(JR線)

石北本線

 

↑(新旭川駅方面)

南永山駅(平成29年5月25日)

東旭川駅(平成29年5月25日)

北日ノ出駅(平成24年10月25日)

桜岡駅(平成28年4月6日)

当麻駅(平成28年4月6日)

将軍山駅(平成28年4月6日)

伊香牛駅(平成28年4月6日)

愛別駅(平成28年4月6日)

中愛別駅(平成28年4月6日)

愛山駅(平成24年10月25日)

安足間駅(平成24年10月25日)

東雲駅(平成24年10月25日)

上川駅(平成28年4月6日)

上白滝駅(平成24年10月25日)

白滝駅(平成24年10月25日)

旧白滝駅(平成24年10月25日)

下白滝駅(平成24年10月25日)

丸瀬布駅(平成29年5月23日)

瀬戸瀬駅(平成29年5月23日)

遠軽駅(平成29年5月23日)

↓(網走駅方面)

 

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