皆さま、おはようございます!

 

今朝も石北本線の駅の訪問記をいっちゃいます。歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c10300

石北本線・北日ノ出(きたひので)駅です!

 

ここ、前々から訪れたかった駅でしたの。

宮脇俊三先生の著書「北海道690駅」(昭和58年刊)の巻頭カラーページに

北海道の仮乗降場(当時は駅じゃありませんでした)の

代表みたいな感じで載っていて、待合室がとても魅力的だったからです。

旭川駅からわずか11キロしか離れていないのに…

しかも、今話題の旭山動物園の最寄駅なのに、この様相ですから。歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c10301

でで~ん!

 

北日ノ出駅は昭和35年に開業した北日ノ出仮乗降場が起源で、

国鉄時代は時刻表に載っていない停車場でした。

昭和62年のJR移行により晴れて駅に昇格、現在に至ってるとのこと。歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c10303歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c10302

単式ホームが1本あるだけの停留所タイプので、

ちょっと離れた場所に先ほどの待合室があるのですよ。

 

それにしても、ホームに立ってる駅名標といい…歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c10307

 

待合室の駅名標といい…歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c10304

味わい深すぎますって。

Wikipediaによれば、

待合室の駅名標はしばらく「北日の出」と書かれていたそうです。

よく見ると、「の→ノ」に書き換えた跡が薄っすらと残ってますね。

待合室の駅名標に見える左右の空白スペースには、

縦書きで「確かな保険 農協共済」「貯金は農協へ」の文があったそうです。

よく見ると。ホーム端の駅名標も

「の→ノ」に訂正した形跡がありますな。

 

北日ノ出駅は訪れる駅ファンも多いようで、

待合室の中には駅ノートのほか、様々なグッズが置かれてましたよ。歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c10306

駅ノートの他に、ティッシュペーパー、

ホッカイロに、ハンドタオル、携帯ラジオまで。

これでしたら万が一、終電に乗り遅れても、

ここで一夜を過ごすことが出来ますね!

 

いやいや、開業当時と違って現在は辺り一帯は工業地帯、

駅付近は、クルマの交通量も多いのですよ。

先にも書きましたけど、

旭川市内の中心部までわずか10キロですからね、ここは。

歩けば遭難せずに済みますから。歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c10305

…とは言いながらも、普通列車の大部分が通過するようで、

上り列車は6本、下りは14時過ぎに4本が停車するだけなのです。

訪れるには、意外にハードルが高い駅でした。

 

コンクリートブロックで出来た重々しい雰囲気の北日ノ出駅。

秘境駅っぽい雰囲気が楽しめる旭川市内の駅をぜひご堪能あれ。

 

 

訪問駅リスト(JR線)

石北本線(新旭川駅-遠軽駅)

 

↑(新旭川駅方面)

南永山駅(平成29年5月25日)

東旭川駅(平成29年5月25日)

北日ノ出駅(平成24年10月25日)

桜岡駅(平成28年4月6日)

当麻駅(平成28年4月6日)

将軍山駅(平成28年4月6日)

伊香牛駅(平成28年4月6日)

愛別駅(平成28年4月6日)

中愛別駅(平成28年4月6日)

愛山駅(平成24年10月25日)

安足間駅(平成24年10月25日)

東雲駅(平成24年10月25日)

上川駅(平成28年4月6日)

上白滝駅(平成24年10月25日)

白滝駅(平成24年10月25日)

旧白滝駅(平成24年10月25日)

下白滝駅(平成24年10月25日)

丸瀬布駅(平成29年5月23日)

瀬戸瀬駅(平成29年5月23日)

遠軽駅(平成29年5月23日)

↓(網走駅方面)

 

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