皆さま、おはようございます！
今朝は昨年訪れたばかりの
石北本線・丸瀬布（まるせっぷ）駅の訪問記です。
話を始める前に、最初にお伝えしたことがありまして…
鉄道ファンの皆さんでしたら「丸瀬布」と聞くと、
ココを思い浮かべるのではないでしょうかね？
保存蒸機の雨宮21号の姿を楽しむことが出来る
遠軽町森林公園いこいの森です。
「いこいの森」は丸瀬布駅から南方に約10キロ、
車で15分ほど走った場所にある森林公園でした。
実はここ、園内に軽便鉄道の線路が敷かれていて、
かつて丸瀬布駅から伸びていた武利森林鉄道で活躍した
蒸気機関車の「雨宮21号」が非定期で運行されてるのです。
ここは古くから、貴重な蒸気機関車の姿を生で楽しめるスポットとして
鉄道ファンには大人気だったのですよね。
雨宮21号の運行日は４月下旬から10月下旬にかけての週末
及び、黄金週間と夏休みの期間とのことですけど…
この期間は自分も仕事の繁忙期で休めないの！
そんな理由から丸瀬布駅に平日に訪れました。
よって「いこいの森」につては何も触れてないこと、ご了承ください。
いつか機会を見て絶対に雨宮21号を見るんだから！
そんなことで丸瀬布駅では、
駅巡りだけを存分に楽しませて頂きましたよ。
まずは目につく巨大な駅舎ですが、こちらは正しくは
初代駅舎跡に建てられた「丸瀬布生涯学習館」の建物で、
その一角に駅の待合スペースが設けられてるようです。
館内は図書館になってる模様。
中では読書中のおばーちゃんを数名確認。
その手前、入り口部分が駅の待合室です。
ヒーターが効いていて、とても居心地が良いスペースでしたよ。
これだけ巨大で立派な駅舎（本当は違いますが）がある丸瀬布駅。
特急列車はすべて停車するのですけど、
それらを含めても停車する列車はこれしかありませんの。
日中は５時間近くも空白になる時間帯があるみたいですよ。
「いこいの森」に列車で訪れるには苦労しそうな予感。
そもそも駅でタクシーが拾えるのかしら？
なお、生涯学習館の閉館時間帯はここも閉鎖されるようで、
その場合は直接ホームに入って列車を待つことになります。
生涯学習館の脇をすり抜けて通るとホームが見えてきました。
こちらが丸瀬布駅のホームです。
広い構内は、かつて森林鉄道が伸びていた時代に、
側線や貯木場があった名残ですね。
丸瀬布駅は列車の行き違いが可能な島式ホーム１面２線構造でした。
生涯学習館の閉館時間を考慮したためか、
ホーム上には簡易駅舎並みの設備を持った待合室が設けられてましたよ。
ここらの駅では一番立派なホーム上の待合室じゃないかしら？
待合室の外のベンチに足湯!?
んなこたーない、ベンチの前にプランターが置かれているだけです。
待合室の中にはキレイなベンチがありますので、
ここが利用されることは無いのでしょう。
駅前に貼られていた看板、丸瀬布は「SLと昆虫の街」ですって。
こんな看板を目にすると、平日に来たことを再び後悔し始めます。
自分、諦めが悪いのよね。
丸瀬布駅の駅名標です。
隣駅の部分には「しらたき」のシールが貼られてました。
「しらたき」が「じらたき」になっていて、
早速誰かがイタズラ書きでもしたのかと思ったのですけど、
よく見たら蛾がとまってたみたい。
さすが「昆虫の街 丸瀬布」って感じすね。
最後は広い構内を眺めて丸瀬布駅を後にすることにしましたよ。
丸瀬布駅の周辺は、民家の数は決して多くないのですが、
それでも「SLの街 丸瀬布」を盛り上げようと、
こんなペイントが施された建物を見ることが出来たのです。
今度は絶対に週末に来るよ！
この春に、「北海道＆東日本パス」で併用出来る、
道内の新幹線・特急列車が１日乗り放題になる
「北海道特急オプション券（大人６千円）」を販売するのですが、
夏シーズンも売ってくれませんかね？
これを利用すれば、丸瀬布に安く再訪することが出来るのですけど。
同志の皆さんに
「いこいの森来ずして丸瀬布を語るなかれ」
と言われそうですけど、以上が丸瀬布駅の訪問記でした。
決して、平日も
雨宮21号が見れると勘違いしてたわけじゃありませんからね！
↑（新旭川駅方面）
丸瀬布駅（平成29年５月23日）
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