皆さま、こんにちは！
明後日は２週間ぶりの上京です。
都区内パスを使って、
久しぶりに首都圏の駅巡りを楽しもうかなぁって。
天気予報によれば雨は降らないみたい（曇り空？）ですし、
駅巡りには最高なお天気の予感。
日曜日が仕事なので、すぐに仙台に戻ってくるのが残念でしたが。
こちらは昨年５月に訪れた釧網本線の札弦（さっつる）駅でした。
そういえば、この日の旅もずっと曇り空でしたっけ。
撮り鉄の皆さまはどうかはわかりませんが、
駅ファンの多くは、日差しが強い好天よりも曇り空の方を好むはず。
駅舎の写真を撮るのに日陰は大敵ですからね。
札弦駅は昭和４年に開設された駅だそうで、
平成４年の無人駅化後に現在の駅舎に変わったようですよ。
写真を見ると、駅の周りは殺風景で
静かな駅前風景に見えるかもしれませんが、
実際には、駅の裏側から重機のエンジン音が響いていて賑やかな印象。
駅の裏側に何があるのかと覗いてみたら、べニア板の加工工場がありました。
ふむふむ、工場を注視すると重機がひっきりなしに動いてましたわ。
こちらのべニア加工工場（札弦べニアさん）ですけど、
昭和57年までは貨物専用線が伸びていて、
ここまで木材輸送が行われていたんですって。
鉄道模型でよく見かける木材（しかも決まって本数は３本）を積んだ貨車。
「実際に木材を積んだ貨車なんか見たことがないぞ！」
なんて思ってましたけど、
札弦駅では、こんな貨車が日常茶飯事のように見れてたみたいですね。
そんな時代に札弦駅に来たかったなぁ。
そんな札弦駅でノンビリと過ごす自分。
辺りの樹々が香ばしくて実に気持ちが良かったですよ。
それでは待合室の中からチェックします。
先にも書きましたが札弦駅は昭和４年に開業した駅です。
開業当時の駅名は「札鶴（さっつる）」でしたけど、
地区名の変更に合わせて昭和31年に札弦駅に改称されたとのこと。
全国指名手配犯のポスターが目立つところに貼られているのは
道内にある無人駅の常識です。
小暮容疑者の顔写真は夜に見ると毎回ビックリするのよね。
道警ののポスターに着ぐるみがいた！
中の人もきっと警察官なんだろうなぁ。
余談ですけど、自分が自動車ディーラーの社員だった、
今から30年近く前の話です。
当時、JR九州が自動車ディーラーを営んでまして、
そこの社員さんと社員旅行でご一緒した時に
「鉄道会社に就職したのに、
まさか車を売らされるとは思ってませんでした」
と話されてました。
ポスターの着ぐるみを見てたら、
JRQの社員さんと道警の警察官さんの気持ちが
オーバーラップしちゃいましたけど…
ホントにどうでもいい話でした。
小暮容疑者のポスターと保育所のキリンさんのコラボ。
北海道の無人駅探索を続けていたせいか、
指名手配犯の顔写真が脳裏に焼き付けられたのは自分だけ？
便意を催した方はお外へGO！
道内にある無人駅は、この場所に便所がある駅舎が多いですよね。
札弦駅は単式ホームが１本あるだけの棒線構造です。
ここもかつては列車の行き違いが可能な相対式ホーム２面２線構造。
線路のカーブに分岐器の名残りが確認できました。
こうして札弦駅のチェックを終えた後は、
駅近くの国道から
日本百名山のひとつである斜里（しゃり）岳を見ながら
次の目的地に移動したのですけど…
霧がかかっていて頂上付近は見えませんでした。
何だかんだと言っても、旅中は晴れた方が良いみたいです。
明後日はどうぞ、天気が良いのに日陰があまり出ない、
自分にとっては都合が良すぎる天気に恵まれますように。
↑（網走駅方面）
札弦駅（平成29年５月22日）
↓（東釧路駅方面）
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