皆さま、おばんです!
先月下旬に道東を旅しきてきましたが、
その際に、どうしても立ち寄りたかった駅があったのです。
この駅で、外国人旅行客による線路の立ち入りが問題になってることを
ネットのニュースで知り、線路の立ち入り云々ではなくて
わざわざ海外から旅行者が訪れるほどの魅力を持つ駅があることに
驚いちゃったのですよね。
ホームからオホーツク海を眺めることが出来るこちらの駅でした。
釧網本線・北浜(きたはま)駅です!
自分はここを訪れる旅行者の事情を知らなかったのですが、
中国映画「狙った恋の落とし方。」の人気シーンがここで撮影されたらしく、
今も、聖地巡礼で中国から訪れるお客様が後を絶たないそうです。
アニメの聖地巡礼は自分も好きで行きますけど、
まさか中国にもそんなブームがあったとは…
確かに、自分が訪れたこの時も
中国人観光客さんがいらっしゃいましたっけ。
列車ではなく、レンタカーのワゴン車で訪れるのがデフォっぽい。
北浜駅と言えば、駅舎待合室の壁中に貼られた名刺が有名ですよね。
国鉄時代から続く、北浜駅ならではの風習でした。
名刺は天井にも貼られてますよ。
名刺をよ~く見ると…
中国のお方の名刺が沢山ある!
中国人観光客の皆さんに人気の駅であることは間違いなさそうです。
この映画のこと、すっごく気になったのですけどツタヤで借りれるのかしら?
2008年に封切られた映画みたいですよ。
それともうひとつ、駅舎内にはかつての駅長室を改装し、
喫茶店「停車場」が営業中なのです。
今回の旅ではスルーしちゃいましたけど、
9月の北海道旅行では立ち寄る予定を立ててました。
室内は旧型客車の座席を転用したシートが並んでいるとか。
今から再訪の日を楽しみにしてましたよ。
北浜駅は単式ホームが1本あるだけの棒線構造の駅です。
大正13年の開業時から国鉄末期までは、
海側に2本の貨物側線があったみたいですね。
赤茶けたバラスト跡に注目です。
ホームには「北浜驛展望台」が設置されていて、
オホーツク海の絶景を自由に楽しむことが出来ますの。
展望台を駅前側から見ます。
自分は喫茶店のマスターに断ってから昇りましたが、
基本的には承諾が無くても自由に出入りしていいみたい。
ホームから眺める景色ですら絶景なのに、
展望台からの景色がしょぼいはずがありません。
はやる気持ちを抑えながら展望台に昇ってみる。
残念ながら知床連山は空が霞んで見えなかったですが…
こりゃすげ~!!!
網走市街地方向の景色はこんな感じでした。
すごくね?すごくね?
景色がここまで素晴らしいとは…
もはや北浜駅自体が観光地という感じですよね。
こんな景色を眺めながら「停車場」でお茶したかった…
自分のお気に入りのショットでした。
海じゃなくたっていいじゃないか
駅マニアだもの
以上、道東を旅した際は絶対に立ち寄ってほしい
9月の旅の予定では、北浜駅でカレーライスを食べて
止別駅でラーメンを食べて、
川湯温泉駅でまたカレーライスを食べる予定でしたけど…
旅行から帰ってきたらキレンジャーになりそうで怖いです。
↑(網走駅方面)
北浜駅(平成29年5月22日)
↓(東釧路駅方面)
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